ノルカ(noruca)とは?
ノルカ(noruca)は、最低価格保証の新車3年リースサービス「クルカ」を運営する「株式会社クルカ」が手掛けるカーリースサービスです。カーリースを利用するには必ず審査を通過しなければなりませんが、その審査通過率が95%と高いところが大きな特徴となっています。
そのためノルカは、オートローンの審査に通過できなかった方や他社のカーリースで審査に落ちた方、今まで一度もローンを組んだことがなくて不安な方、そして起業したばかりで収入が安定していない方などにオススメのカーリースサービスです。
リースできる車は人気車種の新車はもちろん、月々のリース料金がリーズナブルな中古車も選択可能。新車のリース期間は3年のみなので車検や故障の心配もありません。支払い方法は、クレジットカードの他にコンビニ払い選択できるので、クレジットカードを持っていない方でも利用できます。
ノルカ(noruca)の基本情報
ノルカ(noruca)が提供するカーリースサービスの基本情報は以下になります。
項目 | 基本情報 |
月々のリース料金 | 37,400円~(税込) ※2024年7月時点 |
リース料金に含まれる内容 | 車両代金・登録諸費用・自賠責保険・各種税金 |
補償サービス | なし |
メンテナンスプラン | なし |
取り扱い車種 | ・新車:国内5メーカー(日産・マツダ・ダイハツ除く)の11車種 ・中古車:完売 ※2024年7月時点 |
リース期間 | ・新車:3年 ・中古車:車種により異なる |
走行距離制限 | ・新車:36,000km/3年 ・中古車:不明 |
対応エリア | 全国(離島・一部地域はサービス対象外) |
申し込み方法 | WEBサイト |
契約形態 | クローズドエンド方式 |
納車場所 | 自宅 |
支払い方法 | ・クレジットカード ・コンビニ払い |
途中解約 | 不可 |
契約期間変更 | 不可 |
契約満了時の選択肢 | 返却・乗り換え |
店舗展開 | なし |
ノルカ(noruca)の特徴・メリット7選
ノルカ(noruca)には、契約者にとってメリットとなる特徴が7つあります。ここでは具体的な特徴を紹介し、それぞれ詳しく解説します。
■1.審査通過率95%で安心して申し込める
カーリースを利用する場合、契約のために審査をされます。この審査に通過しなければ車をリースすることはできません。審査を通過する基準は利用するカーリース会社によって異なりますが、過去に以下のようなことがあれば審査通過は難しくなります。
・自己破産
・任意整理
・クレジットカードやキャッシングの支払い滞納
・携帯電話料金の支払い滞納
これらに該当すると、支払い能力がないと判断される可能性が高くなるためです。
しかし、ノルカは頭金20万円の請求と、最新のIoTデバイス「MCCS®」をリース車両に搭載し、支払いが滞った場合に、遠隔で車両のエンジン起動を制御することで、「審査通過率95%」を実現させ、自動車ローンやカーリースの審査を通過できなかった人にも車をリースできるようにしています。
リース車両に「MCCS®」搭載
MCCS®(Mobility-Cloud Connecting System)とは、Global Mobility Service株式会社が独自開発し特許を取得した最新のIoTデバイスで、車両に搭載することでエンジンを遠隔起動制御できるというものです。
ノルカのリース車両にはMCCS®が搭載されており、契約者の支払いが滞った際にノルカ側の遠隔操作により、リース車両のエンジンがかからないようにすることで、一時的に車がつかえにように制御できる仕組みにしています。
ちなみに、遠隔操作を行ってエンジンを制御する際は、交通の妨げにならない安全な場所で行われますので、車が急に止まったり動かなくなったりすることはありません。
うっかり支払いを忘れてしまったり、忙しくて入金ができなかったりすると車が使えなくなりますが、改めて支払い・入金を行い、ノルカ側で入金が確認できれば車は再度利用可能となります。
ノルカは、自動車ローンや他社のカーリースの審査には通過しにくい状況の人でも、リース車両にMCCS®を搭載することで、今現在はきちんと支払う能力があれば利用できるという仕組みによって「審査通過率95%」を実現しているのです。
頭金20万円を請求
多くのカーリースでは「頭金0円で新車に乗れる」ことをメリットとして打ち出していますが、ノルカは契約者に対して頭金20万円を請求しています。初期投資で20万円が必要な点は、利用者からするとデメリットに感じるでしょう
しかし、この頭金20万円があることで、他社のカーリースよりも審査に通過しやすくなっているので、その点ではメリットといえるでしょう。
■2.勤務先への確認なし・連帯保証人が不要
カーリースに限らず、審査を行ううえで契約者が申告した勤務先への在籍確認が必ず行われます。これは、契約者本人が申告した勤務先や連絡先が正しいのかを確認するためです。一方、ノルカの審査では、勤務先へのヒアリングによる確認は一切ありません。
また、最新のIoTデバイス「MCCS®」をリース車両に搭載することで、家族の同意が得られれば連帯保証人も不要としています。
■3.月々定額で乗れる
車を購入した場合、毎年の自動車税や車検ごとに必要な自動車重量税および自賠責保険料を、その都度用意して納税・支払いをしなければならないため、一時的にまとまった費用が出ていくことで家計の負担となることも。
ノルカのリース料金には、各種税金や自賠責保険料といった維持費が含まれているため、毎月一定額の支払いのみで新車に乗れます。個別に対応する面倒な納税や支払いがなくなり、月々の出費が安定するのはメリットです。
■4.払い方法がクレジットカードかコンビニと選べる
カーリースサービスの支払い方法は銀行口座からの引き落としが一般的で、最近ではクレジットカード払いも増えてきています。ノルカは、銀行口座からの引き落としは選べませんが、クレジットカード払いの他に「コンビニ払い」を選択できます。
クレジットカードを持ってない方や、クレジットカードをなるべく使いたくない方への選択肢がしっかり用意されているのはうれしいポイントです。また、起業したばかりでクレジットカードが作れない方も、コンビニ払いが選択できるので問題なくノルカを利用できます。
■5.3年契約だから故障リスクが少なく車検不要
車は新車で購入しても、長く乗っていれば経年劣化により消耗品の交換が必要になったり、故障やトラブルが発生したりします。ノルカなら新車を3年間だけ乗るので、オイル交換くらいの軽いメンテナンスのみで乗り続けても、故障やトラブルのリスクが低いので安心です。
また、ノルカの新車リースはすべて3年契約のため、初回の車検を迎える前に返却するか乗り換えることになります。そのため、車検にかかる費用や手間もないことはメリットです。
■6.短期契約なのに安い
カーリースの月額料金は、車両代金をはじめ登録諸費用や各種税金、自賠責保険、メンテナンス費用などの合計金額を契約期間で割って算出するため、契約期間が長くなるほど月額料金は安くなります。
しかし、ノルカは3年という短期契約でありながら、月々3万円台のリース料金から新車に乗ることが可能です。月々の支払いを抑えるために、仕方なく長期間のリース契約を考えていた方にとって、短期間で安く新車を乗り換えられるノルカは魅力的に見えるでしょう。
■7.リーズナブルな中古車も選べる
ノルカは新車だけでなく、中古車も選択できます。新車にこだわりがなく、少しでもリース料金を安くしたい方にとってはうれしい選択肢です。ただし、選べる中古車台数は少なく、完売している場合は選択できないので注意しましょう。
2024年7月時点での中古車リースは完売していますが、どのような車種があったのか紹介しておきます。
車種 | グレード | 年式 | 走行距離 | カラー | 程度 | 契約期間 | リース料金(税込) |
日産 ノート | e-power X | 2018年 | 25,000km | レッド | 4 | 48ヶ月 | 35,000円 |
トヨタ ノア | X | 2020年 | 15,000km | ブラック | 4.5 | 53ヶ月 | 34,800円 |
※2024年7月時点で上記2車種は完売しています。
ノルカ(noruca)の注意点・デメリット5選
メリットとなる特徴が多いノルカですが、デメリットと感じられる注意点もいくつかあります。ここでは具体的な注意点を紹介し、それぞれ詳しく解説します。
■1.選べる車種が少ない
国産全メーカー全車種という豊富な数から新車を選んでリースできるカーリース会社も多い中、ノルカは国内5メーカー(トヨタ・ホンダ・スバル・三菱・スズキ)11車種のみのラインアップなので、選べる新車が少ないというデメリットがあります。(2024年7月時点)
2024年7月時点で、ノルカでリースできる新車は以下になります。
自動車メーカー | 取り扱い車種数 | 取り扱い車種名 |
トヨタ | 7車種 | ライズ・アクア・シエンタ・ハリアー・プリウス・カローラ クロス・RAV4 |
ホンダ | 1車種 | ステップワゴン |
スバル | 1車種 | フォレスター |
三菱 | 1車種 | デリカ D:5 |
スズキ | 1車種 | クロスビー |
※2024年7月時点
2024年7月時点では11車種からの選択となりますが、ハリアーやフォレスターといった人気が高いSUVを多数取り揃え、Mサイズミニバンのステップワゴン、燃費性能の高いセダンのプリウス、コンパクトカーのライズやクロスビーと、ツボを押さえたラインアップになっているので、ノルカは幅広い層にマッチするでしょう。
■2.頭金20万円が必要
頭金0円で利用できるカーリースサービスが多い中、ノルカは頭金として20万円を用意しなければなりません。まとまったお金が用意できない方や、初期費用なしで気軽に新車に乗りたい方にとっては大きなデメリットです。
しかし、頭金の20万円さえ用意できれば、その後の審査を通過する可能性が高くなるので、審査に不安を感じている方にとってはメリットとも捉えられます。
■3.支払いが滞ると一時的に車に乗れなくなる
万が一残高不足によってカード払いができなかったり、コンビニ払いを忘れてしまったりしてリース料金の支払いが滞ると、MCCS®の遠隔操作によって一時的に車に乗れなくなります。
改めて支払いを行ってノルカ側で入金の確認が取れれば、エンジンを始動できるようになりますが、確認が取れるまで数時間ほどかかることと、土曜・日曜・祝日・営業時間外は対応してもらえないため注意が必要です。
そのため、リース料金の支払いが滞らないように、クレジットカード払いなら指定口座の残高不足が起こらないようにチェックし、コンビニ払いなら期日までに支払えるようにお金を用意しておきましょう。支払いが滞らなければなんら問題ありません。
■4.3年契約しか選べない
他社のカーリースサービスでは、5年から11年といった長期間の契約も用意されており、複数の契約年数から選べたり1年単位で自由に設定できたりしますが、ノルカの契約期間は3年のみの設定なので同じ車に長く乗りたい方には不向きです。
しかし、乗り換えごとに同じ車種を選んで乗れば、3年ごとに新車になるため、同じ車を長く乗るよりも故障やトラブルのリスクは少なく、車検の手間と費用もかからないという点ではメリットになります。
■5.走行距離制限がある
他社のカーリースサービスでは走行距離の制限がなく、リース期間中は自由に乗れる契約もありますが、ノルカは3年で36,000km以内という走行距離制限が設けられています。1ヶ月単位で考えると走行距離は1,000km以内です。
もし、この走行距離制限を超過すると追加料金を請求されるので、通勤などで毎日たくさん走って月1,000km以上の走行距離になる方にノルカは不向きです。
しかし、一般的な平均走行距離は年間で10,000km程度で1ヶ月単位に換算すれば約834kmなので、週末にレジャーのために出かける時だけ乗る方や、毎日乗る場合でも近所への買い物程度の方であれば、走行距離制限を気にすることなくノルカを利用できるでしょう。
ノルカ(noruca)の車種別リース例
ここでは、ノルカで新車をリースした場合のリース料金を車種別に紹介します。
■コンパクトカー:トヨタ ライズ
グレード | Z |
燃料タイプ | ガソリン車 |
駆動方式 | 4WD |
選択可能カラー | ・シャイニングホワイトパール ・ブラックマイカメタリック ・スムースグレーマイカメタリック ・ターコイズブルーマイカメタリック |
標準装備 | ・ディスプレイオーディオパッケージ ・フロアマット |
契約期間 | 3年 |
走行距離制限 | 36,000km/3年 |
月々のリース料金(税込) | 37,400円 |
トヨタ ライズの最上位グレード「Z」の4WDガソリン車が、頭金20万円+毎月37,400円で乗れます。カラーは10色展開のうち、ホワイトやブラックなどの人気色を含めた4色から選択可能です。
■SUV:スバル フォレスター
グレード | X-BREAK |
燃料タイプ | ガソリン車 |
駆動方式 | AWD |
選択可能カラー | ・マグネタイトグレー・メタリック ・クリスタルホワイト・パール ・クリスタルブラック・シリカ ・アイスシルバー・メタリック |
標準装備 | ・LI ・ベースキット(スプラッシュ/ライナー) |
契約期間 | 3年 |
走行距離制限 | 36,000km/3年 |
月々のリース料金(税込) | 55,000円 |
フォレスターの中でもスポーティーなX-BREAKが、頭金20万円+毎月55,000円で乗れます。カラーはラインアップされている4色すべてから選択可能です。
■ミニバン:ホンダ ステップワゴン
グレード | AIR |
燃料タイプ | ガソリン車 |
駆動方式 | 2WD |
選択可能カラー | ・プラチナホワイトパール ・クリスタルブラックパール |
標準装備 | ・ETCサブATT ETCオンセイ ETCアタッチ |
契約期間 | 3年 |
走行距離制限 | 36,000km/3年 |
月々のリース料金(税込) | 53,900円 |
ステップワゴンのオーソドックスグレード「AIR」のガソリン車が、頭金20万円+毎月53,900円で乗れます。カラーは5色展開のうちの人気の高いホワイトとブラックが選択可能です。また、グレードではスポーティな「SPADA」も選択でき、カラーは4色から選べて、こちらは月々58,300円です。
ノルカ(noruca)の車選びから納車までの流れ
ノルカのカーリースを利用したい場合、公式サイトからインターネットで申し込むことになります。ここでは、ノルカの利用を検討している方のために、車選びから納車までの流れを解説します。
■車選び
ノルカ公式サイトにある「車両を選んでお申し込み」をクリックし、申し込みたい車種を選びます。車種が決まれば、選んだ車種の画像をクリックし詳細画面へ移動します。駆動方式やグレードが選択できる場合はここで選択します。
月々のリース料金などを確認し、問題なければ「お申し込み」をクリックすると、カラー選択のポップアップが現れますので、希望するカラーを選択し「次へ」をクリックします。
■申し込み
申し込み種別を選択し、申し込み内容が表示されていますので、間違いないか再度確認します。問題なければ「次へ」をクリックします。
個人情報などを入力するページへ移動しますので、名前や性別など必要事項を入力していきます。入力内容には、現金借入れ返済の有無や、直近7年間での支払い遅延の有無などが必須となっているので、あてはまる方は事前に情報を整理して入力できるようにしておきましょう。
また、収入を証明するために直近の給与明細や、身分を証明するために申し込み者本人と同意家族の免許証が必要になりますので事前に手元に用意しておきます。クレジットカードの借入れがある場合は、一部明細が分かるものを求められますので、あれば用意しておきましょう。
すべての入力が完了したら「確認画面へ」をクリックし、確認画面で入力内容を確認します。問題なければ申し込みは完了です。
■審査・契約
申し込み内容で無事に審査を通過すればノルカから連絡があり、契約書や自動車登録に必要な書類などが送付されます。手元に届いたら必要事項を記入し、ノルカへ返送します。
■納車
ノルカに必要書類が届けば、自動車登録手続きなどが行われ、自宅まで車を持ってきてくれて納車となります。
ノルカ(noruca)の口コミからの評判
ノルカの口コミをSNSなどで調査しましたが、2024年7月時点では見つけることができませんでしたので、引き続き調査していきます。
ノルカ(noruca)がオススメな人
ノルカは誰でも申し込み可能ですが、とくにオススメな人の特徴は以下になります。
・オートローンを通過できなかった人
・他社のカーリースの審査に通過できなかった人
・ローンを組んだことがない人
・起業したばかりの人
ノルカの審査基準は、独自の審査基準や頭金20万円の支払い、MCCS®搭載などにより一般的な審査基準とは大きく異なるので、審査通過率95%と高くなっています。そのため、オートローンや他社のカーリースの審査に通過できなかった人でも審査に通過できる可能性が高いのでオススメです。
ローンを組んだことがない人は、クレジットカードやローンの利用履歴がなく、個人信用情報機関にクレヒス(クレジットヒストリー=信用情報)が登録されていないことから「スーパーホワイト」と呼ばれます。この状態は、過去に金融事故があった後に情報がリセットされた「ホワイト」と区別がつかないことから、審査に通りにくいとされています。しかし、ノルカの審査ならスーパーホワイトでも問題ないのでオススメです。
起業したばかりの人は、客観的にみて「社会的な信用性に乏しい」「収入が安定していない」と判断されやすく、審査を通過しにくい状況です。しかし、起業したばかりの人でもノルカなら独自の審査と仕組みにより、支払い能力さえあれば問題なく利用できるのでオススメです。
まとめ
ノルカは、遠隔操作でエンジンの始動を制御できる「MCCS®」をリース車両に搭載したり、頭金20万円を必要としたりすることで「審査通過率95%」を実現し、オートローンや他社のカーリース審査を通過できなかった人でも利用できるカーリースサービスとして展開しています。
この特徴は、他社のカーリースサービスにはないものであり、他社で審査に落ちて車が使えない人を助けてくれています。審査に通過できないことで新車購入やカーリースを諦めていた方は、ぜひ一度ノルカに申し込んで審査を受けてみましょう。
ノルカ(noruca)についてよくある質問
■ノルカは他社よりも審査に通りやすいのですか?
ノルカは、リース車両にMCCS®を搭載し、頭金20万円を請求することで、今現在できちんと支払う能力があるのかを判断できる仕組みによって運営しているので、他社に比べて審査には通りやすくなっています。その証が「審査通過率95%」の実現です。
■うっかり支払いを忘れてしまった場合でもすぐに車は動かなくなるの?
GPSで車の居場所を確認し、安全な場所に停止や駐車されたことを確認してから遠隔操作でエンジンを制御するので、すぐにエンジンを停止されることはなく、交通の妨げになる場所などで急に車が動かなくなるといったことはありません。