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【軽自動車販売台数ランキング】ホンダ「N-BOX」が再び1位に!? ダイハツ車も大きく復活!2024年6月に売れた軽自動車とは

【軽自動車販売台数ランキング】ホンダ「N-BOX」が再び1位に!? ダイハツ車も大きく復活!2024年6月に売れた軽自動車とは

全軽自協(全国軽自動車協会連合会)が発表した2024年6月新車販売台数ランキングによると、その順位に大きな変化はありませんでしたが、5月で長年1位を守り続けてきたホンダ「N-BOX」が遂に陥落し、2022年5月以来、2年ぶりの首位交代となっていましたが、6月ではその地位を奪還。再び1位に返り咲きました。

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2024年6月はどんな軽自動車が売れた?

《画像提供:Response》〈写真撮影:高木啓〉ホンダ N-VAN e:

2024年6月は、三菱の軽スーパーハイトワゴン「eKワゴン」「デリカミニ」、日産の「ルークス」「デイズ」の一部改良モデルが発表されました。また、ホンダの軽商用EV「N-VAN e:」が発表されましたが、どれもランキングに大きな影響を与えることはなさそうです。

一方5月は、2年ぶりの首位交代を果たしたスズキ スペーシアでしたが、ホンダ「N-BOX」が奮戦し再び首位に躍り出たようです。2024年5月の軽自動車販売台数ランキングを確認しましょう。

再び王座に返り咲くホンダ「N-BOX」

《画像提供:Response》〈写真撮影:中村孝仁〉ホンダ N-BOX カスタム

2024年5月のランキングでは、2022年5月から2年間、首位を守り続けてきたホンダ「N-BOX」がその立場をスズキ「スペーシア」に明け渡しましたが、6月では首位を再び取り戻し、1位に返り咲きました。

販売台数は16,803台と膨大ですが、前年比は89.7%と相変わらず厳しい状況が続きます。一方首位を奪還されてしまったスペーシアの販売台数は12,425台と、N-BOXに大きく届かないものの、前年比は140.4%と堅調です。

2023年10月にフルモデルチェンジしたN-BOXと、その一ヶ月後の同年11月にフルモデルチェンジしたスペーシア。今後もこの戦いから目が離せません。

3位はダイハツの軽スーパーハイトワゴン「タント」。4月では12位でしたが5月に一気に浮上し、引き続きこの立場を守っています。不正問題を完全に払拭し、かつての勢いを取り戻しているといえるでしょう。しかしそれでも前年比は34.7%と引き続き低調で、今後の展開が注目されます。

4位にはスズキ「ワゴンR」を下し、スズキ「ハスラー」がランクイン。直近では一部改良や特別仕様車の追加も行われた同車ですが、前年比も143.4%と好調で今後もこの勢いを保つことでしょう。6位には引き続き「アルト」がランクイン。前年比は100.2%と横ばいです。

続いて7位には9位から上昇した日産「ルークス」。前年比は93.9%となんともいえない状況。続く8位日産の「デイズ」ですが、こちらは前年比151%と好調で、ともに直近で一部改良による商品力向上が図られていますが、明暗を分けています。

11位には、ランク圏外から復帰したダイハツ「ムーヴ」が登場。また、15位から13位に順位を上げたダイハツ「タフト」もランクインしました。ダイハツ車が少しづつ復活している様子が見られますが、前年比はムーブで14.6%、タフトで31.3%と厳しい状況が続きます。

ダイハツ復帰でランクを落とす車たち

撮影 宮崎壮人》 ダイハツ タント 新型

スペーシアのOEMモデルであり、本来売れ線とは思えないマツダ「フレアワゴン」は、4月までOEM車で唯一ランクインする異端ぶりを見せましたが、5月で消滅、引き続き6月でも姿を消しており、やはりダイハツ不在のため、上がっていただけだったようです。

また、下落が続いていた三菱「デリカミニ/eK」でしたが先月同様10位に収まっており、立場が固まってきたのかもしれません。前年比は217.8%と相変わらず強力で、今後の展開が期待されます。

9位には8位から下落したダイハツ「ミラ」がランクイン。前年比も57.3%と厳しい状況で、かつての勢いを取り戻すには、今後も苦戦が強いられるかもしれません。

また、5月では11位にランクインしたスズキ「ジムニー」、14位だったスズキ「エブリイワゴン」、12位だったホンダ「N-WGN」もダイハツの復調に合わせ少しずつランクダウンしており、前年同月比も好調とはいえない状況です。

5月に引き続き、勢いを取り戻しつつあるダイハツ車に少しづつ押し出される形で、ランクダウンしていく車が多く見られました。

再び1位に返り咲いたホンダ「N-BOX」…このまま首位を守れるか

《画像提供:Response》〈写真撮影:諸星陽一〉スズキ スペーシアカスタム XSターボ

ここ数ヶ月、ダイハツの不正問題が終焉を迎え、少しずつその勢いを取り戻しつつあるダイハツ車。まだまだ前年同月比は厳しい状況ですが、だからこそ完全復帰の際には、更にランキングに影響をあたえることでしょう。

一方、これに押し出される形で、これまで勢いのあった車たちが少しずつランクを下げています。これらの商品改良など、奮戦が期待されます。

また、不動の王座N-BOXが再び首位に返り咲きましたが、前述の通り前年比は厳しい状態。対して前年比好調のスペーシアがまた再び “最も売れている車”の地位を取り戻すこともあるかもしれません。

2024年6月 軽自動車 車種名別順位

順位 前月順位 ブランド通称名 メーカー 台数 前年比
1(↑) 2 N-BOX ホンダ 16,803 89.7
2(↓) 1 スペーシア スズキ 12,425 140.4
3(ー)  3 タント ダイハツ 11,933 34.7
4(↑) 5 ハスラー スズキ 7,641 143.4
5(↓) 4 ワゴンR スズキ 6,905 111.6
6(ー) 6 アルト スズキ 5,716 100.2
7(↑) 9 ルークス 日産 4,370 93.9
8(↓) 7 デイズ 日産 4,068 151.0
9(↓) 8 ミラ ダイハツ 3,918 57.3
10(ー) 10 デリカミニ/eK 三菱 3,685 217.8
11(↑) ムーヴ ダイハツ 3,622 14.6
12(↓) 11 ジムニー スズキ 3,477 101.5
13(↑) 15 タフト ダイハツ 3,299 31.3
14(↓) 12 N-WGN ホンダ 3,197 84.4
15(↓) 14 エブリイワゴン スズキ 1,905 86.7
出典:https://www.zenkeijikyo.or.jp/statistics/tushosoku

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