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【軽自動車販売台数ランキング】日本一売れてるホンダ「N-BOX」! スズキ「スペーシア」にも期待高まる

【軽自動車販売台数ランキング】日本一売れてるホンダ「N-BOX」! スズキ「スペーシア」にも期待高まる

全軽自協(全国軽自動車協会連合会)が発表した2024年8月新車販売台数ランキングによると、やはりホンダ「N-BOX」が安定的な販売台数を記録しており、1〜4位に入れ替わりはなく、大きな変化は見られませんでした。その他、不正問題を切り抜けたダイハツ車も完全復活を遂げ、もともといた順位に戻ったようです。

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2024年8月はどんな軽自動車が売れた?

《画像提供:Response》〈写真提供 ホンダ〉ホンダ N-BOX JOY

2024年8月は、ホンダの軽スーパーハイトワゴンSUV「N-BOX JOY」のティザーサイトが公開され、その存在が明らかになったほか、三菱「eKクロス/eKワゴン」の一部改良が発表されました。

今すぐにランキングに大きな影響を与えるということはなさそうですが、N-BOX JOYの存在は、N-BOXの今後の地位をより確固たるものにしそうです。それでは、2024年8月の軽自動車販売台数ランキングにはどのような変化があったのでしょうか確認しましょう。

上位陣が固まってきた…N-BOXはやはり1位に

《画像提供:Response》《写真提供 ホンダ》 ホンダ N-BOX 現行

2024年5月のランキングで、2022年5月から2年間、首位を守り続けてきたホンダ「N-BOX」がその立場をスズキ「スペーシア」に奪われましたが、6月であっという間に首位を再び取り戻し、8月でも首位を維持、王者の力強さが揺るぎないものであることを証明しました。

スペーシアには、SUVテイストをもたせた「スペーシア ギア」の展開も控えていますが、N-BOXにも「N-BOX JOY」の登場が控えており、さらなる激戦が予想されます。

8月のN-BOXの販売台数は、14,441台と膨大。2位のスズキ「スペーシア」の11,166台に対し、相変わらず3,000台以上の差をつけています。しかしN-BOXの前年比は89.6%と下落を続けており、JOYの登場により巻き返せるか注目です。

一方スペーシアの前年比は138.1%と相変わらず好調で、スペーシア ギアの登場でさらなる向上が期待されます。

3位はダイハツの軽スーパーハイトワゴン「タント」がランクイン。一時期は不正問題により大きく沈んでいた同車ですが、5月に一気に浮上してから、この地位を維持しています。

販売台数も9,929台と、多くの販売を記録していますが、それでも前年比は49.6%と低調。今後の信頼回復によってさらなる発展が見込まれるでしょう。

4位にはこれまた先月に引き続きスズキ「ハスラー」がランクイン。直近では一部改良や特別仕様車の追加も行われた同車ですが、前年比も126.7%と好調で、まだまだこの地位を守っていきそうです。

ここまでの1〜4位の順位は先月と変わらずの状況ですが、5位以下には少し変化がありました。

5位には6位から上がってきたスズキ「ワゴンR」がランクイン。前年比も111%と好調で、継続してこの地位を維持しそうです。6位には5位から降格した日産「ルークス」が続きます。

直近では一部改良も受け新色も追加されていますが、同じスーパーハイトワゴンのスペーシアやN-BOX、タントにはなかなか追いつけないようです。

同じ設計で展開される三菱の軽スーパーハイトワゴン「デリカミニ/ek」も、デリカミニの投入によってかなり勢いをましたものの10位に収まり不動の状態になっており、前年比は189.4%と好調ではありますが、なかなか上位には食い込みません。

残る7位〜9位も、先月と同様にスズキ「アルト」、ダイハツ「ムーヴ」、ダイハツ「タフト」が順にランクイン。大きな変化は見られませんでした。

一方11位には13位から上がってきた日産「デイズ」が、15位にはランク外から登場したスズキ「エブリイワゴン」がランクインし、少しの変化もありました。

下落した車種も少ない

《画像提供:Response》〈写真提供:日産自動車〉日産・デイズ ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション

上位陣にほとんど順位の変化が見られず、大きく下落したクルマもほとんどありません。ただ、7月には9位から11位となったダイハツ「ミラ」が今回は12位となり、下落を続けています。前年比も61.7%と厳しい状況で、なかなか本調子とはいかないようです。

また13位にランクインしたスズキ「ジムニー」もわずかながら下落。前年同月比は102.3%と現状維持の状態ではありますので、ライバルの勢いに押された形となっています。

新型スペーシア ギアVS新型N-BOX JOYの対戦に注目

《画像提供:Response》

ここ数ヶ月、ダイハツの不正問題が終焉を迎え、ダイハツ車のランキングが上昇していましたが、ついに変化がなくなり定着した様子。前年比は総じて100%を大きく割っているので、改良やモデルチェンジによりまだまだこれからの展開は期待できるかもしれません。

また、首位争いを継続しているN-BOXとスペーシア。現状N-BOX一強の状況であることは否めませんが、新型スペーシア ギア、そして新型N-BOX JOYの登場が直近に控えており、これら近頃人気“SUVモデル”の争いによっては状況が変わる可能性があります。

10月〜11月あたりのランキングに変動があるかもしれません。今後の動向に注目です。

2024年8月 軽自動車 車種名別順位

順位 前月順位 ブランド通称名 メーカー 台数 前年比
1(ー) 1 N-BOX ホンダ 14,441 89.6
2(ー) 2 スペーシア スズキ 11,166 138.1
3(ー)  3 タント ダイハツ 9,929 49.6
4(ー) 4 ハスラー スズキ 6,376 126.7
5(↑) 6 ワゴンR スズキ 5,611 111.0
6(↓) 5 ルークス 日産 4,786 102.7
7(ー) 7 アルト スズキ 4,744 100.0
8(ー) 8 ムーヴ ダイハツ 4,427 24.5
9(ー) 9 タフト ダイハツ 4,370 51.7
10(ー) 10 デリカミニ/eK 三菱 4,332 189.4
11(↑) 13 デイズ 日産 3,732 133.6
12(↓) 11 ミラ ダイハツ 3,034 61.7
13(↓) 12 ジムニー スズキ 2,904 102.3
14(ー) 14 N-WGN ホンダ 2,464 91.5
15(↑) エブリイワゴン スズキ 1,572 99.2
出典:https://www.zenkeijikyo.or.jp/statistics/tushosoku

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