運転が苦手にはこんな車が良い!
車の運転には慣れが必要な場面が多いです。
ですので、運転を始めたばかりの頃やあまり車を利用しない人にとっては、運転が苦手な人が目立ちます。
特に縦列駐車は一番の難関でしょう。何度もハンドルを回し、車の位置を調整して所定の位置へと収めなければなりませんので、初心者にとって、縦列駐車のハードルは高いと言えます。
こうした車に不慣れた方には、どのような特徴の車が良いのでしょうか。
ポイントとして、視界が良好である、小回りが効く、運転がしやすい、などがあります。視界が良ければ車両感覚も掴みやすくなります。
さらに小回りが良いと、縦列駐車の際にも非常に便利。また、運転がしやすいと、快適なドライブも楽しむことができます。
そこで、こうした特徴があるオススメの車として、トヨタのパッソ・日産のセレナをご紹介します。
■コンパクトサイズで安心なトヨタ「パッソ」
トヨタのパッソは、コンパクトサイズのため、車両感覚が掴みやすいのが特徴です。運転時の視界を重視するために、フードを厚くする設計となっています。ですから、細い道でも運転することができますし、小回りも効くので駐車もしやすいです。
また、安全性に対しても非常に考慮された車であると言えます。
コンパクトサイズの車だと、どうしても安全性に不安がありますが、パッソはその点を考えてデザインがされています。
タイヤを隅に設置するという、代々から受け継がれている裾広がりのデザインや、SUV特有のアンダーガートに似た設計で、安心感を出しています。サイドウインドーを取り囲むデザインにも、居住性が求められているのです。
車両感覚が掴みやすくコンパクトで、かつ安心した車に乗りたい運転音痴の方には、トヨタのパッソはオススメです。
■実用性と快適性を併せ持つ日産「セレナ」
日産セレナはミニバンなので、パッソのようなコンパクトサイズではありません。
ですが、なんといってもその実用性と快適性が抜群なところが魅力。ライバルの車と比較しても見劣りしません。また、乗りやすさも抜群で、走りやすい点もセレナの特徴なのです。
まず、ベルトラインが低く設計されているので、周囲の視界が良好。
また、快適性のある走りで運転しやすく、ミニバンらしい乗り味が楽しめます。まるで自分の手足のように運転できるので、運転音痴な方にはありがたい点です。
実用性も兼ね備えており、三列目のシートには、床下に埋め込めるられるようなスペースがあります。シートアレンジがしやすくなっているので、広いスペースを確保することができるのが特徴。
ですから、なるべく荷物が詰めて運転しやすい車を求めている運転音痴の方には、日産のセレナはピッタリなのです。
車庫入れも楽々!?安心・安全の運転サポートアイテム
カー用品の中には、車庫入れや狭い路地での運転をサポートしてくれるアイテムが多数販売されています。
運転にあまり自信の無い方は、そういったカー用品、運転サポートのアイテムの購入を考えてみても良いでしょう。
■R-SPEC 「コーナーガイドセンサー」 とは?
車庫入れや縦列駐車、狭い路地で対向車や歩行者とすれ違いをしなければいけないなどの場面で大いに役に立つのが、このR-SPECから販売されているコーナーガイドセンサーです。
車両の周囲に最大6個のセンサーを取り付ける事が可能で、目視することが難しい死角に存在する障害物などを、モニターの表示や、LEDランプの点滅で警告してくれます。
視覚的情報だけではなく、警告音や音声でも教えてくれるため、視線を外すことなく運転に集中することができる事も特徴の一つです。取り付けセンサーの設置場所は、車両前後のコーナー4か所と、リア正面2か所に設置することができます。
車両後部にセンサー設置可能数が集中しているのは、バックでの車庫入れや縦列駐車の場面など、見えにくい場面でアシストする事を考えての設計です。
■コーナーセンサーの気になる価格は?
R-SPECのコーナーセンサーは3つのタイプが用意されており、それぞれ運転手への障害物の存在を告知する方法が異なっています。
LED表示と警告音で障害物までの距離を知らせる「CGS252-S」、LED表示とモニターでの表示で知らせる「CGS252-M」、LED表示と警告音と音声で知らせる「CGS252-V」が設定されています。
気になる価格ですが、Sタイプが1万4800円、MとVタイプが1万9800円(いずれも税別)になっていて、必要に応じてオプションで機能を増やすことも可能です。
障害物を感知する超音波センサーは2個付属しています。最大で6個まで設置可能なので、自分の使用用途に合った使い方で、機種の選択や追加オプションを増やしていくことが可能な販売形態になっています。
■運転が苦手な人にはお勧めのアイテム
車庫入れや縦列駐車、狭い路地などでのすれ違いが苦手という方にとって、コーナーセンサーは心強いアイテムであると言えます。
販売価格を見て「高い」と思う方もいるかもしれませんが、バンパーやボディーをぶつけてしまった場合、修理価格はあっという間に数万円コースとなってしまうケースが多いです。
また、もしもの時の事故予防としても役立つ可能性が高く、目視に加えてセンサーが障害物の存在を教えてくれるので、普段の運転での負担が軽減される可能性が高いです。
駐車場が狭いために行くのをためらっていたお店があったり、近道だけどすれ違いが苦手だからわざわざ遠回りをしていたという経験を持つ方にもお勧めできます。
愛車を傷つけないための予防、自分自身を守るための事故予防、運転の自由度を高めるといったメリットがあるので、運転を苦手とする方は一度検討してみてください。
運転というよりも駐車場が私の戦場!
そもそも、運転音痴の人というのはどこに一番苦手意識を持っているのでしょう。
車の運転と言えば、基本は、手はハンドル、足はアクセルとブレーキの繰り返しですよね?そこだけ聞けば、なんて単純な作業かと思えます。
しかし、ここで一つ問題が。「走る」という作業があれば必ず「止める」という作業もついてくる訳です。
この「止める」というのがまさに苦手意識を持つきっかけになったという人も多いのではないでしょうか。車の駐車には、“バック”が付き物です。
前進の時とは違い、自分の目で確認するのが難しいので、ミラーを必死に見ながら、あるいは窓を開けて後ろを振り返りながら同時にハンドルを回さなくてはならず、苦手な人にとってはハードルの高い作業です。目と手と足を同時に使う状況なので、器用さが必要です。
駐車が上手そうな有名人トップ10
ちなみに、駐車が上手そうな芸能人ランキングで1位を獲得した所ジョージさんは、大変器用な方で有名ですね。駐車場で泣きそうになりながら何度も何度もハンドルを切替している人は、手先を使う脳トレをして、器用さを養ってみては?
■苦手な運転も隣に乗る人次第では上手くなれる?
運転が苦手だというのに、助手席に人を乗せるなんて冗談じゃないとお思いのそこのあなた。
そのお気持ちは痛いほど理解できます。もしかしたらご迷惑をかけしてしまうかも知れないのですから、そう思われるのも当然です。
でも、逆に、隣に自分が一番安心していられる人に乗ってもらう、というのはリラックス効果が期待できるのではないでしょうか。
運転音痴という意識があれば、「よし!運転するぞ!」と肩に力が入り、緊張から全身がガチガチに硬くなっていることもしばしば。
そうなると、運転にも硬さが出てしまい、思わぬトラブルに襲われる危険もあります。そんな時はリラックスできるよう最善の策を考えることが大切です。
ご家族や友人など、気のおけない存在の方に助手席に乗ってもらってまずは深呼吸でもしてから運転に臨んでみて下さい。
一緒にドライブに行きたい有名人
ちなみに、一緒にドライブに行きたい芸能人は3年連続でアイドルグループの嵐だそうです。
むしろ、有り得ない状況に緊張のボルテージが最高潮になりそうですね。
■何より、イメージすることが大切!
運転音痴の自覚がある人も、自覚が無くてもある日誰かに「運転怖いね」と言われて気づかされてしまった人も、元々そうなりたいと思ってなったわけではないはずです。
きっと、反射神経や運動神経など、どこかに自信がなくてそれが運転に出てしまっている人もいるでしょう。あるいは、運転し始めて間もないころに車をどこかにぶつけて以来苦手意識が生まれたまま抜けない、という人もいるかも知れません。
しかし、皆人間です。苦手なことや失敗は誰にでもあると思います。
スポーツ選手などが良く練習にも“イメージトレーニング”を取り入れていると聞くのですが、まさにそれこそが、勝利をイメージするということは何よりの強みになる事の証明になっているのです。
イメージすることで恐怖心に打ち勝つことができ、結果勝利をもたらす事に繋がるわけです。
車のCMに出てくる芸能人よろしく颯爽と運転をしながら鼻歌なんて歌ってしまえる、そんなご機嫌なイメージをしたら、きっといつかそうなれる日が来るかも知れません。