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【新車販売台数ランキング】トヨタ「ヤリス」が首位を死守、コンパクトミニバン勢が躍進!

【新車販売台数ランキング】トヨタ「ヤリス」が首位を死守、コンパクトミニバン勢が躍進!

自販連(日本自動車販売協会連合会)が発表した2025年2月の新車販売台数ランキングによると、1〜2位はやはり不動でしたが、トヨタ「シエンタ」、ホンダ「フリード」といったコンパクトミニバンの順位が上昇し、上位を固めました。また、トヨタ「ライズ」「ルーミー」といったダイハツのOEM陣も躍進を続けているようです。

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不動の1位「ヤリス/ヤリスクロス」に改良

《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタ自動車》トヨタ『ヤリス』の一部改良モデルの特別仕様車「URBANO(ウルバーノ)」

2025年2月は、トップを常に死守する「ヤリス/ヤリスクロス」の一部改良モデルや新たな特別仕様車が投入され、その地位を確固たるものにしようとしているほか、三菱「デリカD:2」やトヨタ「GRカローラ」の大幅改良モデルが登場しています。また、アウディ「A5」など輸入車の新型車も登場していますが、ランキングに影響を与えることは少なそうです。

1月ほどは多くの新型車が登場しなかった2025年2月のランキング、どのような展開を迎えたのか、確認してみましょう。

コンパクトミニバンの躍進がスゴイ!波乱の2月ランキング!

《画像提供:Response》〈写真撮影:豊崎淳〉ホンダ フリード 新型(クロスター)

2月のランキングでもやはりトヨタ「ヤリス(ヤリスやヤリス クロスといったヤリスシリーズの合算値)」が1位になりました。一部改良や特別仕様車は出現しましたが、大きな影響はなかったのか前年比は122%と平常運行です。

続く2位もトヨタ「カローラ(カローラ クロスやカローラ ツーリング等を含むカローラシリーズ)」で変わらず。新たなGRカローラも誕生しましたが台数も限られているため、大きな影響を与えることはなさそうです。前年比は96%と少し厳しい展開。今後の様子が注目されます。

3位には4位から上昇したトヨタ「シエンタ」が、4位には7位から上昇したホンダ「フリード」がランクイン。コンパクトミニバン勢がここでかたまり、その人気ぶりを見せつけています。前年比もともに122%強と同様の数値です。

また、ホンダ「ステップワゴン」も19位から16位に上昇、前年比は93.5%程ですが、ホンダのミニバン勢が上昇を見せています。

5位には先月同様日産「ノート」がランクイン。フリードとともにトヨタだらけのトップ5に食い込んでいます。前年比は81%と好調とは言えませんが、日産車で最も売れているクルマであることは間違いありません。

6位には3位から押しのけられたトヨタ「アルファード」がランクイン、前年比は186.8%と安定的な伸びを見せていますが、他車の追い上げにその地位を奪われてしまいました。ですが、やはり500万円を超える高級車ながら上位に居続ける同車の人気は、素直にスゴイと表現するしかありません。

7位には、前月13位から一気に8位まで上昇したトヨタ「ライズ」がランクイン、また9位にも、前月21位から12位に一気に上昇したトヨタ「ルーミー」がランクイン。ともにダイハツのOEM車で、前年比もそれぞれライズが732.1%、ルーミーが759.5%と急上昇しており、不正問題から喪が明け、一部改良も完了して、納車がスムーズになっている様子が如実に見られます。今後もこの調子でランキングを向上させて行くかもしれません。

8位には下落続きのトヨタ「プリウス」がランクイン。前年比も85%と少し厳しい状況が続きます。10位には先月8位から下落したトヨタ「アクア」が引き続きランクイン。トヨタだらけのベスト10の状況はほとんど変わっていないようです。

このほか、トヨタ「ノア」が13位から11位に、トヨタ「ハリアー」が17位から14位にランクをあげており、比較的変化に富んだ2月のランキングとなっています。

大幅な下落というわけではないが、他車の人気に押し出されるように下落する車も

《画像提供:Response》〈写真提供:日産自動車〉日産セレナ e-4ORCE

2月のランキングでは、相変わらずトヨタ車が好調ですが、コンパクトミニバンの攻勢や、ダイハツOEM勢のさらなる好調など様々な変化が見られました。

そんな2月のランキングの後半ですが、少し下落した車種があります。

まず、9位から12位に降格した日産「セレナ」。直近では4WD車を追加するなど、改良も行いましたが、厳しい展開を迎えています。一方前年比は109%と上昇傾向を維持、今後の展開に期待です。

13位には、11位から降格したトヨタ「ヴォクシー」がランクイン。ここ数ヶ月下落を続けており、納車が思うように進んでいないのかもしれません。

そして、17位にランクインしたのは14位から降格したスズキ「ソリオ」です。直近で大幅な改良が加わった同車は、今後はその順位をあげていく可能性もあります。

18位にランクインしたのは16位から下落したトヨタ「クラウン」、20位には18位から下落したトヨタ「ランドクルーザーW」がランクインしました。それぞれ2ランクずつ降格しており、他車の好調に押し出された形でしょう。

ダイハツOEM車がやっぱり強かった

《画像提供:Response》〈撮影:宮崎壮人〉トヨタ ルーミー

2025年2月のランキングでは、やはりトヨタ勢の力強さが目立つ展開となったのはいつもの通り。また、ダイハツのOEM車の上昇は続いており、来月はさらなる躍進がみられるかもしれません。

なかなかランキングに車を残せない、日産・ホンダですが、それぞれ新たな車種の投入も予定されており、これらによって巻き返しを見せるのか、今後の展開に期待です。

2025年2月 乗用車ブランド通称名別順位

順位 前月順位 ブランド通称名 メーカー 台数 前年比
1(ー) 1 ヤリス トヨタ 15,245 122.0
2(ー) 2 カローラ トヨタ 14,254 96.0
3(↑)   4 シエンタ トヨタ 10,538 122.3
4(↑) 7 フリード ホンダ 8,815 122.9
5(ー) 5 ノート 日産 8,110 81.0
6(↓) 3 アルファード トヨタ 8,034 186.8
7(↑) 8 ライズ トヨタ 7,995 732.1
8(↓) 6 プリウス トヨタ 7,813 85.0
9(↑) 12 ルーミー トヨタ 7,800 759.5
10(ー) 10 アクア トヨタ 7,628 190.0
11(↑) 13 ノア トヨタ 7,198 119.4
12(↓) 9 セレナ 日産 7,190 109.0
13(↓) 11 ヴォクシー トヨタ 6,428 109.6
14(↑) 17 ハリアー トヨタ 6,328 110.7
15(ー) 15 ヴェゼル ホンダ 6,111 81.3
16(↑) 19 ステップワゴン ホンダ 5,604 93.5
17(↓) 14 ソリオ スズキ 5,469 108.7
18(↓)  16 クラウン トヨタ 4,742 84.5
19(↑) 20 フィット ホンダ 4,275 75.4
20(↓) 18 ランドクルーザーW トヨタ 3,586 238.3
出典:https://www.jada.or.jp/pages/340/

※軽自動車および海外ブランドの車種を除きます
※車種名は国産メーカーの同一車名を合算したものであり、海外生産車を含みます

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