自転車や交差点の対向車も検知。Xグレードはメーターと快適装備を刷新
《画像提供:Response》〈写真提供:ダイハツ工業〉ダイハツ・トール G
ダイハツ工業は2026年8月31日、両側スライドドアを備えるコンパクトワゴン「トール」の一部改良モデルを発売しました。今回の変更は、安全装備の強化とエントリーグレード「X」の使い勝手向上が中心です。
まず注目したいのが、予防安全機能「スマートアシスト」の進化です。衝突警報と衝突回避支援ブレーキは、従来の車両や歩行者に加えて横断中の自転車も検知。交差点では、右折時に直進してくる対向車や、右左折時に対向方向から横断してくる歩行者まで対応範囲を広げました。
歩行者を検知できる上限速度も60km/hから80km/hへ拡大。ACCは先行車の検知距離と精度を高め、車間距離を調整する際の挙動をより滑らかにしています。市街地での事故回避から高速道路の負担軽減まで、日常で使う場面に沿ったアップデートです。
衝突時の乗員保護も強化されました。運転席と助手席のSRSサイドエアバッグに加え、前後席をカバーするSRSカーテンシールドエアバッグを標準装備。リヤコーナーセンサーも2個追加され、駐車時に後方の障害物を確認しやすくなっています。
Xグレードには、運転席シートリフターとアームレストを追加しました。メーターはタコメーター付きの自発光式2眼タイプとなり、TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイも採用。降車後もしばらく周囲を照らすヘッドランプ点灯延長機能を備えるなど、毎日触れる装備をまとめて充実させています。
《画像提供:Response》〈写真提供:ダイハツ工業〉ダイハツ・トール G
カラーも大きく見直されました。新開発色の「イエローイッシュブラッククリスタルマイカ」「グレイッシュオリーブメタリック」「ブラックマイカメタリック×グレイッシュオリーブメタリック」を設定。シャイニングホワイトパールやクールバイオレットクリスタルシャインなども加わり、落ち着いた色から存在感のある組み合わせまで選択肢を広げています。
グレードは標準ボディの「X」「G」「Gターボ」と、上級外装を持つ「カスタムG」「カスタムGターボ」を展開。価格は183万400円から234万6,300円で、ターボ車は2WDのみ、自然吸気車の一部には4WDも用意されます。
《画像提供:Response》〈写真提供:ダイハツ工業〉ダイハツ・トール G
見た目を大きく変える改良ではありませんが、安全装備を広く底上げし、ベーシックなXも選びやすくなった新しいトール。家族の送迎や買い物で毎日使うコンパクトワゴンとして、実用性を着実に磨いた内容です。


