5人乗りSUVが休日の寝室に。上級グレードでも選べる「マルチベッド」
日産は2026年9月3日、「エクストレイル」の一部仕様変更モデルを発売しました。あわせて日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)もカスタムカー各車を改良し、車中泊仕様のラインアップを拡充しています。
アウトドア好きにとって注目なのが、「マルチベッド」に加わった「G e-4ORCE」ベースの新仕様です。これまでは専用の内外装や防水シートを備えた「ロッククリーク」がベースのモデルのみでしたが、装備の充実した上級グレードでも車中泊仕様を選べるようになりました。
ドシートを倒してマットを広げると、大人2人が横になれるスペースが現れます。ベッドの許容荷重は150kgで、表地には耐久性に優れたコーデュラ生地を採用。新しいG e-4ORCE仕様はシルバーステッチをあしらい、赤いステッチのロッククリーク仕様とは異なる落ち着いた雰囲気です。
使わないときはマットを重ねて収納でき、前側の2枚はベッド下にも収まる仕組み。荷室には硬質のフロアパネルに加え、水や汚れが外へ広がりにくい縁高構造の専用ラゲッジラバーマットも備わります。寝るための装備だけでなく、アウトドア用品を積む場面にも配慮したつくりが特徴です。
さらにG e-4ORCE仕様では、電動チルト&スライド機構付きのパノラミックガラスルーフをメーカーオプションで選択可能。ナッパレザーを含む内装オプションやBOSEのサウンドシステムも設定され、車中泊の機能と普段使いの上質感を両立したい人にも応えます。
通常のエクストレイルにも、見た目と使い勝手の変化があります。「G」は新デザインの19インチアルミホイールを採用し、ルーフレールとドアミラーをブラック化。「X」も18インチアルミホイールやリアサイドスポイラーをブラックで引き締め、グレードごとの表情を整えました。
実用面では、Xにリモコンオートバックドアを標準装備。荷物を積み下ろしする機会の多いSUVだけに、日常で出番のある装備の充実がポイントです。「ニスモ e-4ORCE」やカスタムカーの「オーテック e-4ORCE」では、NissanConnectインフォテインメントシステムも標準装備となりました。
車両価格は、通常モデルが409万2,000円から495万円。マルチベッドはロッククリーク仕様が536万2,500円、新設定のG e-4ORCE仕様が563万5,300円です。いずれも消費税込みで、メーカーオプションなどは別途となります。
タフなスタイルを楽しむロッククリークか、装備の充実したG e-4ORCEか。今回の追加によって、エクストレイルの車中泊仕様は、普段の使い方や好みの内外装からも選べるようになっています。


