事故の通報から警告灯の相談まで。「つながる機能」で仕事中の不安をサポート
《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタ自動車〉トヨタ『プロボックス』
トヨタは2026年9月4日、「プロボックス」を一部改良して発売しました。今回の主役は、荷室や走行性能ではなく、車外とつながる通信機能。専用通信機「DCM」を全車に標準装備し、コネクティッドサービス「T-Connect」を利用できるようにしています。
プロボックスといえば、荷物を運ぶ実用性を重視した商用バンです。移動や配達の途中で体調を崩したり、見慣れない警告灯が点灯したりしたとき、一人では判断に迷うこともあるでしょう。今回加わったサービスは、そんな場面でオペレーターや専門窓口につながるための備えです。
緊急時を支えるのが、エアバッグ連動タイプの「ヘルプネット」。エアバッグが作動すると自動でオペレーターに接続し、車両の位置情報をもとに救援の手配を支援します。急病などの際には車内のボタンから通報することもでき、現在地をうまく説明できない状況にも対応。あおり運転などのトラブルでは、状況に応じた警察への通報も行われます。
《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタ自動車〉ヘルプネット(エアバッグ連動タイプ)(利用イメージ)
一方、「この警告灯がついたまま走っても大丈夫だろうか」という不安に応えるのが「eケア(走行アドバイス)」です。スマートフォンアプリ「My TOYOTA+」から専用コールセンターに連絡すると、車両情報に基づいた対処方法の案内を受けられます。窓口は24時間365日対応。早朝や夜間の仕事でも、相談先を確保できるのは心強いところです。
クルマを離れた後の確認も、スマートフォンで手軽に。「マイカーサーチ」ではハザードランプの消し忘れなどをアプリから確認でき、操作忘れを知らせる通知にも対応します。訪問先や事務所に着いてから気になったとき、その場で車両の状態を確かめられる機能です。
《画像提供:Response》 〈写真提供:トヨタ自動車〉マイカーサーチ : リモート確認(利用イメージ)
T-Connectを利用するには、サービスの契約と「TOYOTAアカウント」の取得が必要となります。初年度登録から5年間は無料で利用できますが、専用通信機が通信できる環境であることが前提です。
車両価格は196万5,700円から230万8,900円(税込)。派手な外観変更ではないものの、運転中のトラブルから降車後の確認まで支援を広げる今回の改良は、毎日の仕事をともにするプロボックスらしい実用重視のアップデートです。


