6灯のヘッドランプと白いストライプ。往年の4ドアが低く構えた2シーターに
《画像提供:Response》《Photo by Renault》 ルノー8 ゴルディーニ コンセプト
ルノーは2026年9月24日、フランス・パリで「ルノー8 ゴルディーニ コンセプト」を世界初公開しました。1964年に誕生した名車へのオマージュを込め、電動スポーツクーペとして仕立てた1台です。
オリジナルのルノー8 ゴルディーニは、リアエンジン・後輪駆動の4ドアに高性能なエンジンを搭載したスポーツモデル。今回のコンセプトでは後輪駆動を受け継ぎつつ、270PSの電動モーターを採用しました。姿は大きく変わっても、走りを意識した成り立ちは健在です。
《画像提供:Response》《Photo by Renault》 ルノー8 ゴルディーニ コンセプト
見どころは、4ドアの原型から一転した、低くワイドな2ドアのシルエット。全長4,120mm、全幅1,880mmに対し、全高はわずか1,270mmです。大きく張り出したフェンダーに、前19インチ・後20インチのホイールを収め、現代のラリーカーを思わせる力強さを表現しています。
その一方で、青いカラーと2本の白いストライプには、ひと目でゴルディーニと分かる懐かしさも。フロントにはラリー仕様を連想させる6灯の丸型ヘッドランプを組み込みました。昔の姿をそのまま再現するのではなく、おなじみの意匠を大胆なプロポーションに溶け込ませたデザインです。
《画像提供:Response》《Photo by Renault》 ルノー8 ゴルディーニ コンセプト
室内も、クラシックな見た目と新しい技術の組み合わせが印象的です。横一列に並ぶ丸型メーターは、実はデジタルディスプレイ。ブラッシュドアルミニウムのダッシュボードにアルカンターラを合わせ、バケットシートの中央には青いコーデュロイを使うなど、素材の表情でスポーティさを演出しています。
今回のモデルは、市販を目的とした新型車ではなく、ブランドの歴史を現代のデザインで表現したワンオフのコンセプトカー。2026年10月12日から18日まで開催されるパリモーターショーにも展示されます。電動化の時代に描かれたゴルディーニの新たな姿を、会場で確かめられる機会となりそうです。


