トップへ戻る

新型ステップワゴンのベストチョイスを考えてみたら意外にも・・・

新型ステップワゴンのベストチョイスを考えてみたら意外にも・・・

マイナーチェンジされた新型ステップワゴンは、スパーダに待望のハイブリッド車が設定されたり、「ホンダセンシング」が全車標準装備になったりと、話題満載の改良になりました。となると、ステップワゴンを選ぶとしたら、ベストチョイスは話題のスパーダハイブリッドでしょうか?それとも・・・

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


  • カービュー査定

新型ステップワゴンのグレード構成はこうなっている

SPADA・Cool Spirit Honda SENSING

ステップワゴンは標準車と上級装備のスパーダに分かれます。この2車は装備の違いだけではなく、フロントグリルを始めとするデザインに大きな違いがあります。

フロントがシンプルな標準車と、「いかつい顔」で迫力のあるスパーダですが、最近は、トヨタのヴォクシーや日産のセレナハイウェイスターも含めミニバン全体でこの「いかつい顔」が主流となっており、、ステップワゴンでもスパーダが全体の7割ほどを占めています。

今回新たに加わったグレードがハイブリッドですが、「SPORT HYBRID i-MMD」が採用されたこのハイブリッド車はスパーダのFFのみに搭載されます。

標準車かスパーダか、あるいは1.5Lターボかハイブリッドか。そして、それぞれに装備に応じて「B」「G」「G・EX」が用意され、1.5L車には4WD車と「Moduloモデューロ X 」「スパーダ・Cool Spirit」が設定されています。

標準車のベストチョイスグレードは「G・Honda SENSING」で決まり!

G・Honda SENSING

ステップワゴンはベースグレードでも「Honda SENSING」が装備され、ステップワゴンならではの機能である、3列目分割床下格納シート”マジックシート”や大容量ラゲッジアンダースペースなども備えています。しかし、「B・Honda SENSING」にはステップワゴン最大の特徴である”わくわくゲート”の設定がないのが欠点。

わくわくゲートはぜひ欲しい

わくわくゲート

せっかくステップワゴンを選ぶ以上は”わくわくゲート”は必須アイテム。そこで、ベースグレードに上級装備を追加したグレードの「G・Honda SENSING」には、”わくわくゲート”が装備されます。

その他にも”両側パワースライドドア”を始め、IRカット〈遮熱〉/UVカット機能付 フロントガラスやインテリアイルミネーション、スマートキーシステムやロールサンシェイドなどもプラスされ、「B・Honda SENSING」より205,200円 高くなりますが、さらに約20万円も高い「スパーダHYBRID G・EX HondaSENSING」を選ばなくても十分。

しがって標準車のベストチョイスグレードは「G・Honda SENSING」ということで良いでしょう。

スパーダのベストチョイスグレードはハイブリッドじゃない!

スパーダ・Cool Spirit・Honda SENSING

スパーダ・Cool Spirit・Honda SENSING

標準車に対して、割高でもスタイリッシュに決めたいならスパーダでしょう!しかし、べースグレードの「「スパーダ・Honda SENSING」でも標準車とは価格で約40万円の差があるので、ここは慎重にならざるを得ません。

最低限、標準車のベストチョイスグレードの「G・Honda SENSING」の装備は抑えるとなると、「スパーダ・Cool Spirit・Honda SENSING」になります。さらに17インチアルミホイールや、ダーククロームメッキ・フロントグリル、ブラック コンビシート& 専用インテリアとなり、価格も「スパーダ・Honda SENSING」に対して198,720円アップに抑えられ、1.5Lターボ車にするなら一押しのグレードなのです。

ハイブリッドは本当に必要なのか?考えてみよう

スパーダ・Cool Spirit・Honda SENSING

問題は、モーターによるハイパワーとクラストップの低燃費を誇る、ハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-MMD」搭載車を選ぶかどうか。「Cool Spirit・Honda SENSING」に対して、同等装備の「スパーダ HYBRID G・Honda SENSING」は約35万円高となると考えどころ。

もともと、1.5L直噴VTECターボは、常用域で2.4Lエンジン並みのトルクを発生するミニバンに最適なパワーユニット。
ここはハイブリッドではなく、こちらを選ぶのが正解と考えても間違いないはず。よって、スパーダのベストチョイスグレードは「Cool Spirit・Honda SENSING」ということになります。

まとめ

ハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-MMD」

勝手にベストチョイスしてみましたが、言いたかったたことは一つ、本当にステップワゴンンにハイブリッドが必要なのかということです。販売政策上、ハイブリッドがないと売れないというのは事実ですが、それは低燃費であるということと、販売価格がかなり抑えられて買いやすいからということです。

今回ステップワゴンスパーダに加わったハイブリッド車は、オデッセイと同じ「SPORT HYBRID i-MMD」。これはファミリーカーであるステップワゴンにはどう考えてもオーバースペックであり、1.5Lターボ車に対して高すぎ。

スパーダであっても、そのスタイリッシュになったエクステリアなら、ハイブリッドでなくても十分に満足できるのです。もし、ハイブリッド車をどうしてもというのであれば、オデッセイやヴェルファイアなども含めて検討されるといいでしょう。

ステップワゴン/ステップワゴンスパーダ 価格表

SPADA HYBRID G・EX Honda SENSING

ステップワゴン メーカー希望小売価格(消費税込)

B・Honda SENSING    FF 2,455,920円 4WD 2,715,120円
G・Honda SENSING    FF 2,661,120円 4WD 2,661,120円
G・EX Honda SENSING   FF 2,661,120円  4WD 2,898,720円

ステップワゴンスパーダ メーカー希望小売価格(消費税込)

スパーダ・Honda SENSING         FF 2,852,280円  4WD 3,089,880円
スパーダ・Cool Spirit・Honda SENSING    FF 3,051,000円  4WD 3,245,400円
スパーダ HYBRID B・Honda SENSING    FF 3,300,480円
スパーダ HYBRID G・Honda SENSING    FF 3,350,160円
スパーダHYBRID G・EX HondaSENSING   FF 3,559,680円

Modulo X・Honda SENSING         FF 3,665,000円

  • カービュー査定

関連する投稿


ホンダ新型「ステップワゴン」発表!新モデルに加え、新色や便利な機能も追加

ホンダ新型「ステップワゴン」発表!新モデルに加え、新色や便利な機能も追加

ホンダは2025年5月15日、ミニバン「ステップ ワゴン(STEP WGN)」の一部改良モデルと新グレード「エアー イーエックス(AIR EX)」及び「e:HEV スパーダ プレミアムライン ブラック エディション(e:HEV SPADA PREMIUM LINE BLACK EDITION)」を発表。発表翌日の5月16日より、全国のHonda Carsにて販売を開始しています。


ホンダ新型「ステップ ワゴン」先行公開!便利装備満載の「AIR EX」と黒仕様の「SPADA PREMIUM LINE BLACK EDITION」登場

ホンダ新型「ステップ ワゴン」先行公開!便利装備満載の「AIR EX」と黒仕様の「SPADA PREMIUM LINE BLACK EDITION」登場

ホンダは2025年4月3日、ミニバン「ステップ ワゴン」に追加設定を予定している新モデル「AIR EX」及び「SPADA PREMIUM LINE BLACK EDITION」に関する情報を先行公開しました。両グレードは2025年5月の発売を予定していますが、これに先立って発表同日より、全国のHonda Carsにて先行予約の受付を開始しています。


【2025年最新】新車で買える!おすすめMT車(マニュアル車)メーカー別全まとめ

【2025年最新】新車で買える!おすすめMT車(マニュアル車)メーカー別全まとめ

最近では年々その数を減らしながらも、スポーティな走りや「車との一体感をより感じやすい」「運転感覚を楽しみやすい」として、一部のユーザーから熱烈な支持を受けるMT車(マニュアル車)。そんな根強い人気もあってか、各メーカーにはわずかながらにMT車(マニュアル車)のラインアップが残っています。この記事では、新車で購入可能な現行車種のMT車(マニュアル車)をメーカー別に紹介します。スポーツカーや、SUV、軽自動車など、意外とバラエティ豊富な車種が生き残っていますので、お気に入りの1台を見つけてみてください。


ホンダ新型SUV「エレベイト」が世界に先駆けインドで発表!日本への導入は?

ホンダ新型SUV「エレベイト」が世界に先駆けインドで発表!日本への導入は?

2023年6月6日に、ホンダのインド法人「ホンダ・カーズ・インディア」は、新型ミッドサイズSUV「エレベイト」を世界初公開しました。これまでにその名前が登場することはなかった、全く新しい車名の車ですが、どのようなモデルなのでしょうか。また日本導入はあるのでしょうか。


【2023年版】人気のファミリーカーおすすめ20選!注目のコンパクトカーやミニバンまで紹介!

【2023年版】人気のファミリーカーおすすめ20選!注目のコンパクトカーやミニバンまで紹介!

3年間も続いた行動制限が緩和され、これまで控えていた家族や友人との外出を計画されている方も多いのではないでしょうか。ここ数年のアウトドアブームで、コンパクトカー、ミニバン、SUVの新型車は楽しい雰囲気をまとった車が増えてきました。多人数が乗れる車や軽量で燃費がいい軽自動車もあります。今回はこれからのレジャーシーズンを前に、おすすめのファミリーカー20台と選び方を紹介します。


最新の投稿


【新車販売台数ランキング】人気のトヨタ「ライズ」がまた急上昇?相変わらず強いトヨタ車!8月はどんな車が売れたのか

【新車販売台数ランキング】人気のトヨタ「ライズ」がまた急上昇?相変わらず強いトヨタ車!8月はどんな車が売れたのか

自販連(日本自動車販売協会連合会)が発表した2025年8月の新車販売台数ランキングによると先々月急上昇し、先月急落して9位となったトヨタ「ライズ」がまた急上昇し3位に戻ったほか、ホンダのコンパクトミニバン「フリード」が6位まで急上昇するなど多くの変化がありました。


御料車「センチュリーロイヤル」はどんな車?特別仕様や特徴・役割を徹底解説

御料車「センチュリーロイヤル」はどんな車?特別仕様や特徴・役割を徹底解説

天皇皇后両陛下がご乗車になる車は「御料車(ごりょうしゃ)」と呼ばれ、単なる移動のための手段を超えた存在です。歴代の御料車は、時代ごとの技術力や文化を象徴しながら、皇室と国民、さらには国際社会とをつなぐ役割を果たしてきました。その中で「センチュリーロイヤル」は、2006年にトヨタ自動車が宮内庁の要請を受けて製造した現代の御料車です。本記事では、センチュリーロイヤルが誕生した背景から、その仕様や役割を詳しく紹介します。


Japan Mobility Show 2025 開催概要と見どころ|未来を体感できるイベント徹底解説

Japan Mobility Show 2025 開催概要と見どころ|未来を体感できるイベント徹底解説

「Japan Mobility Show 2025(ジャパンモビリティショー)」が、10月30日(木)~11月9日(日)の期間、東京ビッグサイトで開催されます。70年続いた東京モーターショーから進化し、クルマだけでなく未来の暮らしや文化、ビジネスを体感できるイベントへと拡大。未来都市を再現した「Tokyo Future Tour 2035」やスタートアップ共創企画、子ども向け体験など多彩なプログラムが用意されています。本記事では、Japan Mobility Show 2025の開催概要や注目の見どころをわかりやすく紹介します。


ETC協同組合の法人専用ガソリンカードを徹底解説|メリット・審査・比較まで

ETC協同組合の法人専用ガソリンカードを徹底解説|メリット・審査・比較まで

法人や個人事業主にとって、ガソリン代は毎月の大きな経費の一つです。そこで注目されているのが「ETC協同組合の法人専用ガソリンカード」です。クレジット審査がなく、年会費や発行手数料も永年無料で維持費ゼロ。設立間もない法人や新規開業の事業主でも利用しやすく、経理処理の効率化や資金繰り改善に役立ちます。本記事では、ETC協同組合の法人専用ガソリンカードの特徴やメリット、他カードとの違い、申込み方法まで徹底解説します。


レクサス新型「IS」世界初公開!3度目のマイナーチェンジで内外装一新

レクサス新型「IS」世界初公開!3度目のマイナーチェンジで内外装一新

レクサスは2025年9月9日、コンパクトFRスポーツセダン「IS」の3度目となるマイナーチェンジを遂げた新型モデルを発表しました。2026年初頭以降より、順次各地域で発売する予定だといいます。