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【車種比較】三菱 エクリプスクロス VS ライバルSUV対決

【車種比較】三菱 エクリプスクロス VS ライバルSUV対決

三菱自動車が久々に送り出したニューモデル、新型コンパクトSUV「エクリプス クロス」は、1.5Lの直噴ターボエンジンを採用したことでも話題にっています。そこで、国内市場ではどんな車種がライバルになるのか、国産クロスオーバーSUVの中から、気になる直噴ターボ車と比べてみることにしましょう。

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比較する車種は直噴ターボエンジン搭載のクロスオーバーSUV

まず直噴ターボエンジンという点に注目したいのと、サイズ感が近いというから、比較対象するのはトヨタ C-HRとスズキ エスクードです。

まずは直噴ターボの力比べから

三菱エクリプスクロス

エクリプスクロスのパワーユニットは1.5L直噴ガソリンターボエンジン。

最近、海外生産車を中心に増え始めているダウンサイジングエンジンですが、国産クロスオーバーSUVで、この直噴ガソリンターボエンジンを採用するのは、トヨタのC-HRの1.2Lターボと、とスズキのエスクードの1.4Lターボ。

この中ではエクリプスクロスのパワーとトルクが、いかに抜きんでているのかがわかります。

■エクリプスクロス1.5L直噴ターボ
最高出力:110kW (150PS)/5,500rpm
最大トルク:240N・m (24.5kgf・m)/2,000-3,500rpm

■エスクード1.4直噴ターボ
最高出力:100kW(136PS)/5,500rpm
最大トルク:210N・m(21.4kg・m)/2,100-4,000rpm

■C-HR G-T1.2L直噴ターボ
最高出力:85kW(116PS)/5,200〜5,600rpm
最大トルク:185N・m(18.9kgf・m)/1,500〜4,000rpm

燃費対決ではエクリプスクロスはやや不利に

トヨタC-HR G-T

次に燃費を見てみましょう。

低燃費狙いならSUVテイストを盛ったクロスオーバーSUVを、選ばなくていいと思いますが、最近はファミリーカーとしても認識されていることからも、燃費性能は重要項目といえるでしょう。

その点、2.0Lオーバーの排気量のSUVより、軽量で低燃費というのが直噴ターボの利点のひとつ。

しかし、ハイブリッドにはかなわず、排気量が小さいほうが燃費が良いはずですが、エスクードが4WDながらも意外と低燃費。

パワー重視としたためか、エクリプスクロスはわずかですが、低燃費をうたい文句にはできない結果になりました。

■エクリプスクロス1.5L直噴ターボ
2WD:15.0㎞/L 4WD:14.0㎞/L

■エスクード1.4L直噴ターボ4WD:17.4㎞/L
      1.6L4WD:16.8㎞/L

■C-HR G-T1.2L直噴ターボ4WD:15.4㎞/L
       1.8Lハイブリッド2WD:30.2km/L

室内スペース対決

スズキエスクード1.4ターボ

走るだけのSUVではなく、アウトドアライフを楽しむ道具など、荷物を多く積み込めるのがクロスオーバーSUVの条件。

小ぶりに見えるエクリプスですが、もっともサイズの大きいのがエクリプスクロス。

クラス上と見られるC-HRより大きく、特に室内幅と室内高の大きさが居住スペースの広さを物語っています。また、ロングホイールベースにより、後席の足元空間や荷室スペースの余裕にも直結しています。

C-HRはスタイリング重視のため、クロスオーバーSUVとしては異例ともいえる低い全高が、後席の居住性を犠牲にしており、前席優先であることがわかります。

逆にもっとも小さいのがエスクードですが、ワゴンタイプのデザインのために意外と広く、室内高はトップ。たち気味の前後ウインドウと高い着座姿勢で足元空間も余裕があり、荷室スペースもエクリプスクロスに負けていません。

■エクリプスクロス
全長/全幅/全高:4,405/1,805/1,685(mm)
室内長/室内幅/室内高:1,870/1,490/1,240(mm)
ホイールベース:2,670(mm)

■エスクード
全長/全幅/全高:4,175/1,775/1,610(mm)
室内長/室内幅/室内高:1,960/1,480/1,265(mm)
ホイールベース:2,500(mm)

■C-HR
全長/全幅/全高:4,360/1,795/1,565(mm)*ハイブリッド車は1,550
室内長/室内幅/室内高:1,880/1,455/1,210(mm)
ホイールベース:2,640(mm)

価格の比較ではクラスレスのエクリプスクロス

マツダCX-5

エクリプスクロスが発表されたときにもっとも驚いたのが、その価格設定です。

2WD車のエントリー価格で250万円台というのは、アウトランダーとRVRの中間に位置するクラスとされていましたが、価格にかぎってはRVRプラス50万円で、クラス上のアウトランダーとほぼ同価格。

これにより、割高とされていたCX-3を飛び越えCX-5や、C-HRまでが競合車種になってしまったのです。むろん、エクストレイルも同価格帯になります。

となると、比較する相手は変わってしまいそうですが、直噴ターボ比較ということと、エクストレイルやCX-5相手ではサイズが一回り違うことから室内スペースも、エンジン性能も劣るのは目に見えています。

しかし、いざ購入を検討するとなるとやはり価格は重要項目です。
そこで、価格比較においてはこれらクラス上のモデルも列記しておきます。

エクストレイルのハイブリッドも、アウトランダーの2.4Lも、そしてCX-5のクリーンディーゼル車でさえ同価格帯となると、エクリプスクロスを検討していても、ちょっと考えてしまう方が自然なのではないでしょうか。

三菱アウトランダー

エクリプスクロス:2,532,600円~3,095,280円
アウトランダー:2,538,000円~3,284,280円
マツダCX-3:2,106,000円〜3,034,000円
マツダCX-5:2,494,800円〜3,526,200円
トヨタC-HR:2,516,400円~2,929,200円
日産エクストレイル:2,197,800円~3,277,800円
スバルXV:2,138,400円~2,678,440円

エクリプスクロスとライバル対決のまとめ

エクリプスクロスの注目する点は数多くあって、今回触れていないスタイリングや走行性のも重要な部分ですが、ここでは直噴ターボのスペックと、室内の広さ、そして価格に焦点を当て比較してみました。

直噴ターボにどんな実力があるのか、エクリプスクロスを購入する予算で他にどんな車種が買えるのか。

単純ではあるものの、購入を検討する上では重要なポイントと言えるでしょう。

クロスオーバーSUV市場に新しい風を吹き込みそうなエクリプスクロス。

みなさんはどんな点に注目しますか?

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