ポルシェのマカン 初の改良
ポルシェのコンパクトSUV『マカン』改良新型プロトタイプをカメラが捉えました。
テールライト以外はほぼフルヌード状態のマカンの開発車両からは、いよいよワールドプレミアが迫っていることを予感させますね。
■ポルシェ マカン新型 最新エクステリア画像
鮮やかなグリーンのテスト車両は、『パナメーラ』にも採用されているポルシェ最新の4灯式「ダイナミック・ライトシステム」を初装着していることがわかります。
また、コーナーエアダクトにはシングルフィンを配置、上部にはLEDデュアル・デイタイムランニングライトバー、再配置されたインジケータなどが見られます。
またバンパー下部のエアインテークは、高性能モデル「GTS」を彷彿させるデザインを採用。
リアビューでは、テールライトやLEDストリップライトが偽装されているものの、ディフューザーやターボのようなクワッドエキゾーストパイプも見えます。
■ポルシェ マカン新型 最新インテリア画像
室内に目を向けると、現行モデルより大型化された12.3インチ高精密ディスプレイの最新インフォテイメントシステムを装備していることがわかっています。
また、エアコン吹き出し口は下部へ移動されています。
■ポルシェ マカン新型 パワートレインも刷新
マカン新型では、パワートレインも刷新。
3リットルと2.9リットルターボがラインアップされる模様です。
パナメーラから移植される3リットルエンジンは、最高出力350psを発揮。パナメーラ4Sから流用される2.9リットルターボエンジンは、最高出力440psと予想されます。
電動化が加速するポルシェだが、何故かマカンにはプラグインハイブリッド設定について言及されていません。
しかしながら可能性は十分にあると言えます。ポルシェの今後の発表に期待です。
■ポルシェ マカン新型 ワールドプレミアは2018年内か
ワールドプレミアは2018年内が有力で、2019年から発売となる可能性が高いです。
ポルシェ マカンとは
現行マカン
マカンとは、ポルシェが製造をしているクロスオーバーSUVです。ちなみに、同社のカイエンよりも一回り小さいサイズになっています。
2014年より欧州で発売され、日本でも2014年後半より発売されています。
価格は699万円からで、ポルシェブランドの中ではかなり手頃な価格設定と言えます。
この、マカンという名前は、インドネシア語で「トラ」という意味。
■マカン 試乗記
全長×全幅×全高で4680×1925×162mmというサイズを持つマカンのボディーは、実際にはこの数字以上にコンパクトなものに映る。このような視覚的効果を生む直接の理由は、おそらくは低く抑えられたルーフラインのデザインで、『カイエン』ほどの威圧感はないものの、スポーティーな感覚は、どちらかといえばマカンの方が強く感じる。
ポルシェはこのベースグレードでも、オプションでエアサスペンションの選択を可能にしているが、オーソドックスなスプリングを用いる試乗車のサスペンションでも、その乗り心地には不満はなかった。駆動方式はもちろんオフロード走行を想定して4WDとされるが、ワインディングロードでは、ノーズの軽さもあってか、クイックで正確なターンインと、ナチュラルなコーナリングを楽しむことができる。「SUVのスタイルを持つスポーツカー」たる、マカンの走りを積極的に楽しみたいのならば、あるいはこのくらいのパワーユニットとシャシーのバランスが、ベストといえるのかもしれない。
最後に
本記事では、ポルシェのコンパクトSUV、マカンの改良新型最新情報をお届けいたしました。
マカンは、ポルシェの有力車種の1つと言えるほどに、人気のある車種になりました。初の改良で新たなマカンに会えるのが楽しみですね。ワールドプレミアは2018年内とのことで、秋頃のモーターショーに期待です。