トップへ戻る

ポルシェ初の電動SUV「マカン 4 エレクトリック」を徹底解説

ポルシェ初の電動SUV「マカン 4 エレクトリック」を徹底解説

ポルシェの人気SUV「マカン」が、その第2世代で全く新しいEV(電気自動車)として生まれ変わりました。その中の一つが「マカン 4 エレクトリック」です。ポルシェならではのスポーツカーの魂と、日常での使いやすさはそのままに、最新の電動化技術を融合させています。この記事では、マカン 4 エレクトリックのデザイン、パフォーマンス、そしてEVとして最も気になる航続距離や充電性能について、公式情報に基づき詳しく解説していきます。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


  • カービュー査定

ポルシェの次世代を象徴する電動SUV「マカン 4 エレクトリック」とは?

ポルシェにとって2番目のBEVシリーズの一つである「マカン 4 エレクトリック」は、世界的な成功を収めたSUV「マカン」の全く新しい後継モデルです。

エンジンを搭載せず、完全に電気の力だけで走ります。ポルシェがアウディと共同開発した最新のEV専用設計基盤(PPE:プレミアム・プラットフォーム・エレクトリック)を初めて採用しており、デザイン、パフォーマンス、効率性のすべてにおいて、次世代の基準を示す重要な一台として位置づけられています。

ポルシェのDNAと機能美:スポーティーなエクステリアと最新のインテリア

エクステリアは、ひと目でポルシェとわかるスポーツカーらしいラインを持ちながら、SUVとしての力強さも感じさせます。特に、クーペのように滑らかに下がるルーフラインは、デザイン性だけでなく、EVの航続距離を伸ばすための優れた空力性能(Cd値0.25)にも貢献しています。

インテリアには、「ポルシェ ドライバーエクスペリエンス」と呼ばれる最新のデザインを採用。運転席の正面には12.6インチのデジタルメーター、中央には10.9インチのタッチスクリーンを配置。さらにオプションで助手席にも専用のスクリーンを追加でき、先進的で上質な空間が広がっています。

マカン 4 エレクトリック:スポーツカー譲りの走りと電動パワートレイン

「マカン 4 エレクトリック」は、フロント・リアに1基ずつ搭載した永久磁石同期モーター(300kw(=408PS)/650N·m)により、0-100km/hをわずか5.2秒(ローンチコントロール使用時)で駆け抜ける電動4WD SUVです。

バッテリーを低くレイアウトした新世代プラットフォーム(PPE)がもたらす低重心により、コーナリングではスポーツカー譲りの俊敏さを発揮。さらにオプションのリアアクスルステアリング(後輪操舵)を選択すれば、低速域では小回りが効き、高速域では安定性が高まります。都市部の取り回しからワインディングまで一台でこなす、ポルシェ DNA を受け継ぐ次世代EVと言えるでしょう。

EVとしての実用性:長距離も安心の航続距離と急速充電

「マカン 4 エレクトリック」は総容量約100kWh(正味95kWh)のバッテリーを搭載し、WLTPで最長613km※の航続距離を実現します。東京―大阪(約500 km)間なら途中充電なしで走破できる計算です。

高電圧800Vアーキテクチャに対応するため、270kW級チャージャーではバッテリー残量10→80%を最短21分、150kW級でも約33分で完了します。エンジンを持たないぶん前方に84Lの「フランク」収納を備え、日常の買い物や小旅行にも便利です。

まとめ

「マカン 4 エレクトリック」は、単にエンジンをモーターに置き換えただけの車ではありません。ポルシェが長年培ってきたスポーツカー作りの哲学と、最新の電動化技術を見事に融合させた、全く新しい一台です。

圧倒的なパフォーマンス、先進的で上質なデザイン、そしてEVとしての高い実用性を兼ね備えた「マカン 4 エレクトリック」は、これからの電動SUVの新たな基準となるでしょう。

  • カービュー査定

関連する投稿


【1974台限定】ポルシェ 911ターボ 50周年記念モデルを徹底解説

【1974台限定】ポルシェ 911ターボ 50周年記念モデルを徹底解説

1974年、自動車の世界に衝撃を与えた初代「ポルシェ911ターボ」。そのデビューから50年という輝かしい節目を祝うため、世界でわずか1,974台の特別な記念モデルが誕生しました。それが「911 Turbo 50 Years」です。この記事では、現代の最新テクノロジーと、色褪せることのないクラシックなデザインが見事に融合した、この特別な一台のデザイン、パフォーマンス、そして歴史的な価値の核心に、詳しく迫っていきます。


ホンダ「新型N-ONE e:」初公開!270km以上走る“軽乗用EV”登場

ホンダ「新型N-ONE e:」初公開!270km以上走る“軽乗用EV”登場

ホンダは2025年7月28日、2025年秋に発売を予定する新型軽乗用EV(電気自動車)「N-ONE e:(エヌワン イー)」に関する情報を、先行公開しました。発売に先行して、同年8月1日より先行予約の受付を開始しています。


ポルシェ 911 ターボ カブリオレの性能・価格・装備を徹底解剖

ポルシェ 911 ターボ カブリオレの性能・価格・装備を徹底解剖

「911 ターボ カブリオレ」は、ポルシェ911の性能の頂点である「ターボ」に、オープンエアの解放感を融合させた究極のモデルです。クーペと変わらぬ圧倒的な走行性能に加え、ルーフを開ければ水平対向6気筒ターボのサウンドをダイレクトに楽しむことができます。本記事では、その詳細なスペックや機能に裏打ちされたデザイン、そしてカブリオレならではの魅力について、解説していきます。


電気自動車を保有している理由は"維持費の安さ"が最多!EVの購入意欲には価格の手ごろさと充電インフラ整備状況が影響【パーク24調査】

電気自動車を保有している理由は"維持費の安さ"が最多!EVの購入意欲には価格の手ごろさと充電インフラ整備状況が影響【パーク24調査】

パーク24株式会社は、同社のドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員を対象に実施した「電気自動車(EV)」に関するアンケートを実施し、結果を公開しました。


ポルシェエクスペリエンスセンターで非日常体験! ランチや施設の魅力をレポート

ポルシェエクスペリエンスセンターで非日常体験! ランチや施設の魅力をレポート

「ポルシェ」は多くの人にとって憧れの存在ですが、敷居が高いと感じる方も多いかもしれません。しかし、千葉県木更津市にある「ポルシェエクスペリエンスセンター東京」は、そんなイメージを覆す誰もが楽しめるスポットです。広大な敷地内には、洗練されたレストランやポルシェの世界観を楽しめる展示エリア、本格的なドライビング体験ができるシミュレーターラボなど魅力が満載。車好きでなくてもワクワクする体験が待っています。そんな魅力をこの記事では紹介しますので、ぜひご覧ください。


最新の投稿


三菱 新型「アウトランダー」発表!インテリアのデザイン変更を実施

三菱 新型「アウトランダー」発表!インテリアのデザイン変更を実施

三菱は、2025年9月4日、クロスオーバーSUVの「アウトランダーPHEV」のマイナーチェンジモデルを発表しました。インテリアデザインの変更や予防安全機能を向上するなどし、発表同日より全国の系列販売会社で販売を開始しています。


ホンダ新型「プレリュード」正式発表!あの"デートカー"が約24年ぶりの復活へ

ホンダ新型「プレリュード」正式発表!あの"デートカー"が約24年ぶりの復活へ

ホンダは2025年9月4日、新型クーペ「プレリュード(PRELUDE)」を正式発表。翌日9月5日から販売をスタートしています。


トヨタ新型「アクア」発表!最新のトヨタデザインに変更するなど大幅進化

トヨタ新型「アクア」発表!最新のトヨタデザインに変更するなど大幅進化

トヨタは2025年9月1日、コンパクトカー「アクア」のマイナーチェンジモデルを発表。同日発売しました。フロントフェイスの変更など、大幅な進化を遂げています。


日本ミシュランタイヤ、スポーツ性能を備えたオールシーズンタイヤ「MICHELIN CROSSCLIMATE3 SPORT」を発売

日本ミシュランタイヤ、スポーツ性能を備えたオールシーズンタイヤ「MICHELIN CROSSCLIMATE3 SPORT」を発売

ミシュランは、オールシーズンカテゴリー初となるスポーツ性能を備えた「MICHELIN CROSSCLIMATE3(ミシュランクロスクライメート スリー)」を10月1日より発売することを発表しました。


プジョー新型「2008 GT Hybrid」発表!リッター21.4km走る「コンパクト輸入SUV」誕生

プジョー新型「2008 GT Hybrid」発表!リッター21.4km走る「コンパクト輸入SUV」誕生

Stellantisジャパン株式会社は2025年8月21日、プジョーのコンパクトSUV「プジョー 2008(Peugeot 2008)」に新開発のハイブリッドパワートレインを導入した新たなモデル「プジョー 2008 GT Hybrid」を発表。同日より、全国のプジョー正規ディーラーにて発売しました。