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ホンダ安全技術「ホンダセンシング」高性能な自動ブレーキが魅力

ホンダ安全技術「ホンダセンシング」高性能な自動ブレーキが魅力

自動ブレーキによる衝突回避機能などを総合的に備えた、ホンダの安全運転支援パッケージ「ホンダセンシング(Honda SENSING)」 その仕組みと特徴、8つの安全機能、搭載車種についてまとめました。

⏳この記事は約3~4分で読めます。


ホンダの安全技術ホンダセンシング

「Honda SENSING(ホンダ センシング)」は自動ブレーキによる衝突回避機能などを統合的に備えた安全運転支援システムのパッケージです。

ドライバーの意思と車両の状態を踏まえた適切な運転操作を判断し、多彩な機能で、より快適で安心なドライブをサポートします。

「衝突軽減ブレーキ(CMBS)」。前走車、対向車、歩行者との衝突回避を支援する

ホンダの自動ブレーキシステムには、『フィット』や軽自動車などに搭載している「シティブレーキアクティブシステム(CTBA)」というシステムもありますが、こちらは時速5〜30km以下でしか動作しない簡易的なものとなっています。

一方、ホンダセンシングの自動ブレーキシステム(衝突軽減ブレーキ〈CMBS〉)はより広い範囲でで作動します。

ホンダは、作動が外部条件などで左右されるため、技術資料などでは明らかにしない方針ですが、追突回避については他の車両との相対速度差が40km/hから50km/h程度と言われています。

世界初の「自動ブレーキシステム」はホンダが実現

2003年「インスパイア」に搭載された世界初の自動ブレーキシステム

ちなみに、現在各メーカーが提供している「自動ブレーキシステム」ですが、2003年にホンダの「インスパイア」に搭載された「追突軽減ブレーキ」(CMS)が世界初と言われています。

ホンダセンシングの仕組み

ホンダセンシングでは「ミリ波レーダー」と「単眼カメラ」の2つのセンサーを組み合わせて使っています。

レーダーは自車から遠方の状況を把握するのに秀でており、ホンダセンシングの場合、乗用車だと前方120m程度、トラックのような大型車両だと同150m程度まで確認することができます。

カメラの方は歩行者や道路の白線、標識などの認識を得意としており、ホンダはこの2つのセンサーについてコストなども勘案すると「ベストの組合せ」と考えているそうです。

車線や歩行者検知などを司る単眼カメラはフロントウインドウ上部に設置されている

ミリ波レーダーはバンパー下や、ホンダのエンブレム「H」に組み込まれている

ホンダセンシング8つの安全機能

衝突軽減ブレーキ(CMBS)

衝突軽減ブレーキ(CMBS)は前走車、対向車、歩行者との衝突回避を支援する、いわゆる自動ブレーキと呼ばれる機能です。

ミリ波レーダーと単眼カメラの組み合わせで、前走車、対向車、歩行者を検知を行います。

前走車や歩行者との衝突の恐れがある場合、まずディスプレイ内の表示や音で注意を喚起。さらに接近した場合は軽いブレーキをかけて体感的に警告を行います。緊急時には、さらに強くブレーキが作動し、衝突回避・被害軽減を図ります。

対向車線にはみ出して、 対向車と衝突する恐れがある場合は、ディスプレイ内の表示と音に加え、ステアリングの振動で警告し、回避操作を促します。さらに接近し回避行動が間に合わない場合はブレーキが作動し、衝突回避・被害軽減を図ります。

歩行者事故低減ステアリング

「歩行者事故低減ステアリング」はうっかり歩行者に近づき過ぎた際になどに衝突回避を支援する機能です。

ミリ波レーダーと単眼カメラで、路側帯の歩行者や車線などを検知し、歩行者側の車線を逸脱し、歩行者との衝突が予測された場合に、ディスプレイ内の表示と音で警告します。

さらにステアリングを回避方向へ制御することで、ドライバーの回避操作を促します。

あくまで歩行者が路側帯にいる場合に車線をはみ出さない機能なので、歩行者が道路に出てきてしまっている際には、衝突軽減ブレーキ(ぶつかりそうな際に自動でかかるブレーキ)が作動します。

似たような機能に路外逸脱抑制機能(車線逸脱防止機能)がありますが、車速の条件が異なっており、歩行者事故低減ステアリングは約10~40km/hの低速域、路外逸脱抑制機能は主に高速道路を想定しているので、60km/h以上で車線をはみ出さない機能との事です。

アダプティブ・クルーズコントロール(ACC)

アクティブ・クルーズコントロール(ACC)は前走車と適切な車間距離を保ち、運転時の疲労軽減に役立ちます。

ミリ波レーダーと単眼カメラで前走車との車間距離と速度差を検知します。予め設定した車速内で加減速し、前走車に追従。適切な車間距離を保つようにアクセルやブレーキの制御を行い、高速道路走行時における運転負荷の軽減を図ります。

レジェンド、アコードでは、前走車の停止に合わせて停車する渋滞追従機能も装備しています。

使い方はステアリング右側にある「MAIN」スイッチを押すと待機状態となり、走行中に「SET」を押すとその速度で低速走行が始まり「+/-」で速度のアップ/ダウンを行う、クルーズコントロールとしてはオードドックスな操作方法です。

前走車をレーダーが捉えたとき、メーター内にはそれを知らせる表示が行われ、システムは前走車に追従する形で速度を調整します。設定した速度よりも前走車が遅ければ自動的に速度を下げていき、仮に前走車が減速すればそれに応じ、必要ならブレーキもかけます。

同一車線内に限定ではありますが“半自動運転”に近く、特に長距離に渡って移動するときなどに使えば疲労軽減につながるのは間違いないでしょう。

車線維持支援システム(LKAS)

「車線維持支援システム(LKAS)」は車線内を走行できるよう、ステアリング操作を支援するシステムです。

単眼カメラで車線を検知。車両が車線の中央を維持するようにステアリング操作を支援し、高速道路等での運転負荷軽減を図ります。

また、車線を外れそうになる場合、ディスプレイ内の表示とステアリングの振動による警告も行います。

路外逸脱抑制機能

「路外逸脱抑制機能」は車線を検知してはみ出さないよう、表示とステアリング振動で警告します。

この機能は単眼カメラで車線を検知し、車両が車線を逸脱しそうな場合に、ディスプレイ内の表示とステアリングの振動で警告を行います。

同時に車線内へ戻すようにステアリングを制御します。また、逸脱量が大きいと予測された場合は、ブレーキ制御により逸脱しないように支援します。

誤発進抑制機能

「誤発進抑制機能」はアクセルの踏み間違えなどで起こる不注意による急発進を防止し注意を喚起する機能です。

停車時や約10km/h以下で走行中、近距離に前走車などがあることをミリ波レーダーが検知します。

急にアクセルペダルを踏み込んだ場合の急加速を抑制し、ディスプレイ内の表示と音で注意を促します。

また、レジェンド、ヴェゼル、ジェイドなどのリアクティブフォースペダル装備車は、同時にアクセルペダルの振動でも注意を促します。

先行車発進お知らせ機能

「先行車発進お知らせ機能」は停車しているとき、先行車が発進したことを知らせる機能です。

信号待ちなどで、先行車が発進したことに気づかず停止し続けた時に、音と表示でお知らせします。

標識認識機能

「標識認識機能」はカメラで路上の標識を捉え、標識の見落とし防止を図る機能です。

単眼カメラで道路標識を認識し、ディスプレイに表示することで標識への注意を促し、安全運転を支援します。

ホンダセンシング搭載車種

レジェンド

アコード

オデッセイ

ヴェゼル

ジェイド(歩行者事故低減ステアリング非搭載)

ステップワゴン(歩行者事故低減ステアリング非搭載)

フリード

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