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RE雨宮自動車伝説 ~雨宮勇美が築いた伝説~

RE雨宮自動車伝説 ~雨宮勇美が築いた伝説~

RE雨宮自動車は、創業者の雨宮勇美氏が千葉・冨里や東京・江東区の2か所にショップを展開し、また、毎年1月に開催されるオートサロンにも積極的に出展していることから、大勢の方々から人気を博しています。かつてはレースに参戦しましたが、現在はレースではなく各種パーツの開発と展開に力を注いでいます。


取り扱いパーツにおける、対応車種について

RE雨宮のパーツはマツダ自動車に特化されたものでマツダ自動車以外の車種には適応していないものが殆どです。

マツダ車の中でも対応している車種は主に、RX-7(8)・デミオ・CX-5・アテンザです。

この中でもRX-7では本格的なレーシングパーツの開発などが行われ、RE雨宮の代名詞のようになっています。ロータリーエンジンといえば雨宮、雨宮といえばRX-7と呼ばれるほど数多くのチューンドカーが世に送り出され、レースなどでも活躍してきました。

RE雨宮オートサロン列伝

それは列伝と呼ぶしかないほどの実績と功績を兼ね備えた、ダイヤの輝きにも劣らない芸術作品を出品し続ける雨宮の作品を振り返ってみましょう。

まず本年の東京オートサロンに雨宮は、ケーターハムでもなくバーキンでもないウエストフィールドと、バキバキのFD3Sを持ってきました。

このウエストフィールドは完璧なサロンカーに仕上げられた1台で、さらに付け加えるなら、このモデルは2010年東京オートサロンで最優秀チューニングカー輝いた車両のグレードアップモデルということで、ここにこそ雨宮の底力を感じさせるモデルといえます。

このサロンカー仕様とは打って変わったテイストのFD3Sはさすが雨宮と唸らせる1台に仕上げてきました。

このFD3Sはなんと走行距離8000Kmという宝石のような極乗車をベースに全バラから作り上げられたマニア垂涎の1台、完全なるタイムアタック仕様に仕上がってきているのです。

雨宮は、過去の東京オートサロンでは第1回から唯一の参加メーカーであり続け、出品されるモデルはもはや、伝説と呼ばれるモデルを輩出し続けているメーカーです。

RE雨宮の伝説

湾岸ミッドナイト、この言葉を聞けば少し車に興味がある方なら誰しも心が躍るような気持ちになるのではないでしょうか。

何を隠そう雨宮はこの物語の一端を担っていたといっても過言ではありません。何の生産性もない行為、ただ誰がどの車が一番速いのかそれだけを求めた時代が間違いなくあったのです。

場所は立川や新木場そして、当たり前だが警察によりどんどん追いやられ場所は自然の流れのごとく東名高速に移っていきました。

求めるものはやはり速さであり、誰がどの車が速いのかだけで良かったのです。スピードだけが答えであった時代では、それがどういうことなのかの答えは不要だった時代があったのです。

雨宮に限らずエンジンチューン、ボディワーク、足回りと専門のワークスと呼ばれるプライベーターのショップが出来上がっていました。

時代が速さを求めていました。勿論楽しいものばかりではなかったのも悲しい現実です。スピードと引き換えるものの代償は大きかったのも事実でした。

それでも多くの人々はスピードを求めていました。結果日本でも F1やスーパーGTという落ち着くところに落ち着いたように見えたが、潜在的には殆ど何も変わりませんでした。

日産はスカイラインにGT-Rをラインナップし続けていきました。トヨタも大人しいイメージの裏にデトロイトモーターショーでスープラ(A90)を発表しました。

マツダのロータリーは未だに人気で、現にマツダもRX-VISIONというコンセプトカーを発表しています。この流れは日本だけのものではないことは今更な話ですね。

付け加えなければならないのは、その車のオーナーには還暦を超えた人々が多数いるということで、意味深だがこれも現実です。

フェラリーの存在する理由・ポルシェのエクゾーストノート・シルバーアローと呼ばれる車、全ては無駄なことに全力を挙げているようでした。

それでも貴方は「どうして?」と聞きたいのではないでしょうか。そのお答えをシンプルにいうのであれば「速さ」を求めてしまうものなのです。

永遠のテーマ「誰が速いのかどの車が速いのか」を、おそらくこれが、これだけが答えではないでしょうか。

車好きなら1度は夢見たことがあるのではないでしょうか。アウトバーン・アウトストラーダをリミッター無しの車で疾走することを…そのとき出来るならお気に入りの1台はフルチューンされた1台なら文句なしです。

スーパーGT撤退の真実

時代は変わります。このことに異論を唱える人は少ないはずです。鈴鹿の1000Km耐久は10時間耐久に変わりました。

天候にもよるのですが、1000Kmなら6時間で駆け抜けてしまうハイスピードレースが10時間という文字通りの耐久レースに変わったのです。

RE雨宮もGTレースから撤退した、これが何を意味するのかは見方にもよるだろうが興味深いので少し触れてみましょう。

ロータリーの火は消さないが、雨宮の心情であることは今後も変わらないのでしょうが、現実はかなり変わってきたことには疑問の余地がありません。

車どころか免許証すらもたない世代が台頭してきたこの事実は、雨宮にはどう映っているのでしょうか。

車の開発には、莫大な費用がかかります。あのホンダでさえF1から一時期撤退した事実があり、ましてやプライベーターと呼ばれる小さなメーカーが存続し続けるには、途方もない高い壁が存在したことは想像に難くありません。

極論をいえば、雨宮にとっての原点はもうありません。

公道300Kmは時代が法律がこの日本では許されず、結果レースにおいても雨宮の信条であるローターリーは速いといったことは過去に実証済みでもあるのですが、ロータリーは壊れやすいといったことも露見した事実なのです。

RE雨宮はRE雨宮として現存するためにレースからの撤退を余儀なくされたのでしょう。しかしながら有名なプライベーター(少しおかしな言い方であることは承知している)はここにこそ、現在の存在理由が見いだせるのではないでしょうか。

比べてはならないがモリワキしかり、ヨシムラもまたしかりです。車とバイクを比較することは無意味なのですが、でも人は比べてしまうものなのです。

そして比べるときやはり、人はその代表を求めてしまうものです。その代表の一翼が雨宮であったことは想像に難くないでしょう。

サーキットにおいて、あのロータリー独特の排気音が轟くことを願ってやまないが、これは近い将来の楽しみに取っておきましょう。

GreddyⅥについて

コンセプトカーで公道を走れる車は非常に珍しいですが、RE雨宮GreddyⅥはこれに当たる公道を走れる車に仕上がっています。

GreddyⅥの発表は96東京オートサロンで、国産コンプリートカー部門の最優秀賞を受賞し、01年のオートサロンでは展示出品されています。

この後もGreddyと呼ばれる一連のシリーズは、 Final-7まで数台のGreddyが制作されましたが、どれも独創的なデザインとユニークな発想の元制作され発表されたのがGreddyです。

中でも1997年に製造されたGreddyⅦはワインズマン製4WDシステムを搭載した独創性豊かなマシンに仕上がっていました。

デモカーについて

2012年のRX-8の生産終了をもって、ロータリーエンジンの製造は終わっていますが、その後もRE雨宮はRX-7などのアップデートを行っている数少ないワークショップです。

「ロータリーは速い」この実証に欠かせないのがデモカーの存在でしょう。

RE雨宮のデモカーの中でも最も有名で画期的なデモカーは、X-RESPONSE-7と命名されたモデルではないでしょうか。

一見しただけではこのモデルがRX-7をベースにしたとは思えない程の仕上がりは、タイムアタック専用車といわれれば納得が行く程の仕上がりです。

このマシンはれっきとした公認のナンバー取得マシンなのです。そう公道も走れるということに驚かされることでしょう。そのスペックは驚愕の一言で片づけられないものに仕上げられています。

搭載されたエンジンはなんと2ローターの13B REWということだけで、その凄さが垣間見えます。そこから叩き出される出力は500PSというモンスターと呼ぶにふさわしいものになっています。

そのパワーを生むのはエンジンだけではなくGCG制TO04タービンにTRUST Link ECUで制御することで可能になったのです。

勿論そのエンジンから叩き出されたパワーを路面に伝えるために、ORCのツインプレートのクラッチ、デフまでもOSスーパーロックL.S.DのRE雨宮スペックが装着されています。

そのパワーをコントロールする足回りも一切の妥協はありません。その大パワーに対応すべくサスペンションとブレーキにはENDLESS製と抜かりはありません。さらにRE雨宮ならではと思わせるところはまだまだ随所に見られます。

一番の変更点といえるのは、そのエクステリアではないでしょうか。その外観からかろうじてベース車両はRX-7と気づくことが出来ますが、変更点は多いというより変更ではなく完全にRE雨宮オリジナルによって制作されたというべきでしょう。

フロントはフレッシュエアーをエンジン内部に引き込むべく、一旦フロントのコアサポート部分をカットして作り直すといった想像もつかない手法が取り入れられています。

しかしながら、これらのことによりフロント先端部をノーマルに比べ大幅に低く抑えることに成功し、空気抵抗は最小限にしつつもエンジン部に取り込むエアーの量は最大限になりました。

これにはボンネットの形状によるところは大きく、大胆な形状変化はRE雨宮の得意とするところです。

勿論リアのパーツも1から見直され、このフルエアロキットの最後の仕上げの段階では雨宮本人が塗装した雨宮ブルーと呼ばれる塗装で全体を引き締めています。

さらに驚くことに、この車(あえて車と呼びます)には公認車検を取得し公道を走るための装備であるクーラー・オーディオまでもが取り付けられているのです。これは驚愕の一言です。

取り扱いパーツについて

RE雨宮ではこれまでの解説でもありましたが、得意のロータリーエンジン関連の部品から、エアロパーツはてはエンジンOILまでも販売しております。

これらの商品はRE雨宮のホームページやAmazonなどでも入手することが可能です。お望みならRE雨宮の完全武装された中古車までもが入手可能です。

想像しただけでもわくわくしてきますね。ご興味のある方は是非一度RE雨宮のホームページをご覧ください。

ボディ関係について

RE雨宮のエアロパーツはラインナップが豊富とはいえませんが、マツダに特化してさらにいえばFC3S・FD3Sに関していえば欲しいものが必ず見つかるでしょう。こちらも、RE雨宮オリジナルの商品のため、ホームページでご確認ください。

中古パーツ、扱っています

RE雨宮では驚くことに中古のパーツまでもが販売されています。中古とはいえ完全にリビルドされたエンジンなどが、一般の方でも入手しやすい価格設定で販売されております。こちらもホームページからご覧頂けます。

プラモデルにもなったRE雨宮

実車はさすがに手が出ないと諦めている方でも、RE雨宮はお楽しみ頂けます。プラモデルの青島は聞いたことがある方もいらっしゃるかも知れませんね。

その青島文化社からなんとRE雨宮のモデルが販売されております、プラモデルを作りながら実車に思いをはせるというのも、またRE雨宮の楽しみ方の一つですね。

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