安曇野エリア最北~道の駅 小谷~
何も知らない方だと、小谷と書いて「こたに」と読み違える人がいることでしょうが、実際は「おたり」と読みます。実際に読み違える方も続出していることでしょう。
さて、今回は小谷と書いて「おたり」と読むこの地にある道の駅の話をしましょう。
道の駅小谷は、長野県の安曇野エリアの一番北側に位置しており、電車や車で北上すると新潟県西部へとアクセスすることができます。
夏は避暑地として、冬はウィンタースポーツのメッカとして観光客がにぎわうことから夏のリゾート地という意味では海=沖縄県、山=山梨県と長野県と対をなしても過言ではありません。
この駅の特徴は特産品の販売だけでなく、おいしい食材を使ったレストランや小谷温泉で旅の疲れをいやすことができます。
◎住所:〒399-9601 長野県北安曇郡小谷村1861番地1号
◎お問合せ先:0261-71-6000
◎営業時間
10:00~21:00(レストランは11:00~21:00)
◎休業日:毎週水曜日
◎交通アクセス:JR大糸線 北小谷から車で1分
◎各種設備
・駐車場→43台(EV有)
・特産販売所、情報コーナー、お手洗い、公園、温泉
・食事→有(レストラン)
アクセス情報
長野五輪の舞台~道の駅 白馬~
来年(2020(令和2)年)は東京で再びオリンピックが開催(昭和39(1964)年以来2度目)されます。それ以前に日本国内で開催されたという意味でのオリンピックといえば、時系列的に言うなら平成9(1997)年の長野オリンピックを思い出すことでしょう。
その時の競技地の一つなのがここ白馬で、会場として複数のスキー場が使用されたことが有名です。そういう意味でもスキーのメッカとして今も昔も冬になると大勢のスキーヤーなどでにぎわう白馬にも、道の駅は存在します。
おすすめなのはレストラン部門で、みそや漬物は自家製で、焼肉定食で使われている野豚は地元で育てた豚を使っているのが特徴です。
◎住所:〒399-9211 長野県北安曇郡白馬村神城21462番地1号
◎お問合せ先:0261-75-3880
◎営業時間:9:00~19:00(直売所のみ17:00まで)
◎休業日:毎週火曜日(4月~12月まで)
◎交通アクセス:JR大糸線 神城から車で2分
◎各種設備
・駐車場→20台(EV無)
・特産販売所、情報コーナー、お手洗い
・食事→有(レストラン)
アクセス情報
ちょっとした温泉宿~道の駅 ぽかぽかランド美麻~
簗場や青木湖から東へ進んでいくと山道が私たちを出迎えてくれます。この山道を登りながらしばし進むと美麻へ到着します。
道の駅ぽかぽかランド美麻は温泉と宿泊施設が併設されており、ドライブでハンドルを握り続けたドライバーさんや同乗している方の疲れを癒してくれます。
また、夜になると満天の夜空がきれいに輝いてくれますので、ちょっとした天体ショーを楽しむことができます。写真が好きな方は三脚とカメラを持っていくとよいでしょう。
◎住所:〒399-9101 長野県大町市美麻青具16784番地
◎お問合せ先:0261-29-2030
◎営業時間:基本は24時間営業
売店→10:00~17:30、レストラン→11:30~14:30
◎交通アクセス:JR大糸線 簗場から車で10分
◎各種設備
・駐車場→81台(EV無)
・特産販売所、情報コーナー、お手洗い、公園、温泉
・食事→有(レストラン※ランチのみ)
アクセス情報
満天の夜空が輝く駅~道の駅 おがわ~
小川村は長野市と白馬村の間にある小さな自治体で、市町村合併の対象とはならず今でも村のままです。また、周囲は何も手付かずのままでのどかな田園風景と雄大な自然は、日本人が忘れかけていた「故郷」の理想形の一つといっても過言ではありません。
春は山菜に夏はその季節の野菜、秋はリンゴにキノコに野沢菜など季節の特産品を販売し、惣菜やみそ、豆腐とも℃販売しているのが特徴です。小川村の自然を楽しんだら、道の駅おがわで特産品を買い物してから、名物のかき揚げそばを味わってみませんか。
◎お問合せ先:026-269-3262
◎営業時間:9:30~19:30(市場→9:00~17:00、レストラン→11:00~19:00)
◎休業日:市場は年末年始と2月末日まで、レストランは毎週火曜日と1月1日
◎交通アクセス:上信越自動車道更埴インターから35分
◎各種設備
・駐車場→63台(EV無)
・特産販売所、情報コーナー、お手洗い、温泉、宿泊施設
・食事→有(レストラン)
アクセス情報
山間の小さな道の駅~道の駅 中条~
小川村から東へと進み、周りが完全なる山道をたどっていくと道の駅中条へ到着します。雄大なる自然に田園風景、それに北アルプス連峰(夜になると満天の夜空がきれいに見えます)を一望でき、四季の風景を満喫しながらドライブの疲れを癒してくれます。
取れたての野菜やそれを加工した商品、工芸品の販売のほか御影石をふんだんに使ったトイレも見どころの一つです。
◎住所:〒381-3205 長野県長野市中条住良木1704番地
◎お問合せ先:0326-267-2188
◎営業時間:9:00~19:00(レストラン→10:00~19:00)
◎休業日:1月1日
◎交通アクセス:上信越自動車道更埴インターから32分
◎各種設備
・駐車場→50台(EV無)
・特産販売所、情報コーナー、お手洗い、公園
・食事→有(レストラン)
アクセス情報
犀川沿いの道の駅~道の駅 信州新町~
信州新町も長野市の一員であり、特産品にはリンゴと柿や梅、羊肉などを中心とした農産業及び畜産業が盛んとなっています。そんな資源を活かす目的で、道の駅信州新町はその役割を担っています。
併設されているそば屋さんでは、石の臼で挽いた手打ちそばを味わうことができ、ひきたて、打ち立て、ゆでたてといった三種類の味を楽しめます。ちなみにそば粉は信州新町で収穫したものを使っています。
◎住所:〒381-2403 長野県長野市信州新町水内4619番地
◎お問合せ先:026-262-2228
◎営業時間:8:30~19:00(10月から3月までは18:00まで)
◎休業日:1月1日
◎交通アクセス:上信越自動車道更埴インターから25分
◎各種設備
・駐車場→55台(EV無)
・特産販売所、情報コーナー、お手洗い
・食事→有(レストラン)
アクセス情報
犀川のせせらぎ~道の駅 長野市大岡特産センター~
旧大岡村、現在の長野市大岡は犀川の流れと自然に恵まれており、イワナが取れることで有名です。犀川の流れと雪解け水がはぐくんだイワナはつって食べると最高の味です。
そんな環境と聖山の自然に囲まれ、のどかな田園風景が心を癒してくれます。しかし、のちの市町村併合に伴う見直しの対象にかかり、現在は長野市の一員に編入することになりました。
古民家風の建物の道の駅長野市大岡特産センターは、周囲の自然に調和するよう日本家屋風の意匠が特徴で、豊かな資源を活用した特産品の販売やそば粉を活かした手打ちそばを味わうことができます。
◎住所:〒381-2704 長野県長野市大岡甲5275番地1号
◎お問合せ先:026-266-2888
◎営業時間:9:30~18:30(11月から4月→17:00まで)
◎交通アクセス:上信越自動車道更埴インターから40分
◎各種設備
・駐車場→69台(EV無)
・特産販売所、情報コーナー、お手洗い
・食事→有(レストラン)
アクセス情報
信州ブドウの郷~道の駅 いくさかの郷~
犀川沿いの生坂村は、水鳥が飛来することから取りを撮影されるカメラマンの方が水鳥講演でその瞬間を撮影しています。また、ブドウの栽培に適した土地でもあることから、山梨だけでなく長野でもブドウを栽培している農家がいます。
水鳥撮影をされる方を中心に立ち寄る道の駅いくさかの郷は、山々に囲まれたブドウを育成した農家さんからブドウを収穫し、直接販売するほかワインやジュースに加工してから販売することが可能です。
収穫済みのブドウを販売するなど特産品の一つとして奮闘していることから、山々に囲まれながら育った長野の地の利を生かした特産品の一つです。
◎住所:〒399-7201 長野県東筑摩郡生坂村上生坂5204番地1号
◎お問合せ先:0263-69-1930
◎営業時間:9:00~17:00(レストラン→11:00~15:00)
◎休業日:毎週月曜日
◎交通アクセス:長野自動車道 麻績インターから27分
◎各種設備
・駐車場→35台(EV無)
・特産販売所、情報コーナー、お手洗い
・食事→有(レストラン)
アクセス情報
赤松林に囲まれながら~道の駅 安曇野松川~
高瀬川沿いの赤松林に囲まれた道の駅安曇野松川は、北アルプス連峰や安曇野の自然、赤松林が私たちを出迎えてくれます。特産の一つである黒豆大豆を活かした特産品やきなこ、手打ちそばや地元で採れた富士リンゴなどを活かした特産品を販売しています。
また、供食施設である寄って亭まつかわが併設されていますので、安曇野方面へと向かうドライバーさんに食事ができる環境を提供しています。
◎住所:〒399-8501 長野県北安曇郡松川村細野5375番地1号
◎お問合せ先:0261-61-1200
◎営業時間:10:00~18:00
◎休業日:1月1日
◎交通アクセス:JR大糸線 細野から車で2分
◎各種設備
・駐車場→33台(EV無)
・特産販売所、情報コーナー、お手洗い、公園
・食事→有(レストラン)
アクセス情報
ハーブの郷~道の駅 池田~
安曇野松川から車を少し走らせ、高瀬川を渡って対岸にあるのが道の駅池田です。池田町特産品である、安曇野の自然と北アルプスの雄大な環境が作った特産ハーブを活用出来ないかと、長野県が設立しました。
ドライフラワーやハーブティーなどといったハーブを活用した特産品の販売のほか、ハーブを育てる環境の一つである温室を見学することができ、ハーブと遊ぶことを通じて特産品の政策の一部を体験できる施設があることから、池田町はハーブの里として知られています。
◎住所:〒399-8602 長野県北安曇郡池田町会染6330番地1号
◎お問合せ先:0261-62-6200
◎営業時間:9:00~18:00(11月から3月→17:00)
◎交通アクセス:JR大糸線 細野から車で9分
◎各種設備
・駐車場→80台(EV有)
・特産販売所、情報コーナー、お手洗い、公園、コンビニエンスストア、温室
・食事→有(レストラン)
アクセス情報
安曇野の道の駅~道の駅 安曇野ほりがねの里~
さて、最後は北アルプス連峰を望みながらのどかな田園風景に囲まれた環境にあるのが、道の駅安曇野ほりがねの里です。
このエリアはアルプス安曇野公園への入口で、夏のシーズンは熱さから逃れるため避暑地である国営公園へと向かうドライバーさんたちの、休息できる場所として重宝されています。
果物や切り花のほか、手作り加工品を販売していることから安曇野公園からの帰りに立ち寄る方も、これらの特産品を購入してから帰路へ着きます。また、ソフトクリームは果物や野菜を活用したソフトクリームを味わうことができます。
◎住所:〒399-8211 長野県安曇野市堀金烏川2696番地
◎お問合せ先:0263-73-7002
◎営業時間:7:00~17:00(10月から5月→8:30オープン)
◎休業日:12月31日の午後から翌年の1月7日
◎交通アクセス:JR大糸線 豊科から車で6分
◎各種設備
・駐車場→162台(EV無)
・特産販売所、情報コーナー、お手洗い
・食事→有(レストラン)
アクセス情報
まとめ
今回は大糸線沿線とその周辺における道の駅を紹介してまいりましたが、長野県には道の駅が多数点在します。安曇野エリアをドライブや駅のレンタカーを使って旅行される方は、一つ参考にしていただきながら安全運転を心がけていただければ幸いです。