長野県に道の駅は何箇所ある?
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長野県は首都圏から約3時間で行くことができます。休日のドライブにはぴったりの距離です。列車で行き、現地でレンタカーを借りても楽しめます。
自然の景観を活かした道の駅が多いので、車をとめてじっくり散策してみるのもいいでしょう。県内の道の駅は50箇所を数え、全国3位の多さ。蕎麦や木曽牛などの名物料理が味わえるスポットもたくさんあるので、立ち寄る道の駅をじっくりと探してみてください。
長野県のおすすめ道の駅10選
長野県は南アルプスに代表される豊富な自然に囲まれた県。名産品は全国的にも知られた蕎麦の他、自然に育まれた山の幸です。山菜やジビエなどが美味しく、都会では味わえないものばかりです。道の駅でも地元グルメが味わえる施設が豊富です。
ここではそんな長野県の道の駅10選をご紹介します。
■①花の香りに癒される 道の駅 花の里いいじま(上伊那郡飯島町)
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県道15号線沿いにあるのが道の駅「花の里いいじま」です。その名の通り、四季折々の花を販売してるのが特徴の道の駅です。フラワーハウスで咲き誇る花は圧巻です。ショップでの販売も行っています。その他、地産地消の農産物の販売や地元産リンゴのスイーツなども購入できます。
オススメポイント1:見るだけでも癒される圧巻のミニシクラメン
長野県はシクラメンの生産量が全国1位です。フラワーハウスでは45000株のミニシクラメンを展示販売しています。
シクラメンの香りに包まれれば、ドライブ中の疲れも吹き飛ぶこと間違いなしでしょう。直売価格で購入することもできるようです。
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オススメポイント2:アップルパイ・ラボ
長野県はリンゴの収穫量全国第2位を誇ります。そのまま食べてももちろん美味しいですが、道の駅「花の里いいじま」では南信州産のリンゴをたっぷりと使ったアップルパイを販売しています。火の入ったリンゴは独特の歯ごたえがあり、特製のカスタードクリームとの相性抜群です。
オススメポイント3:地元産食材の直売所
豊かな自然が育んだ農産物や野生の山肉を購入することができる直売所です。美味しい野菜や果物、野菜、キノコ類などを販売しています。季節になると南アルプスの山々で獲れた鹿や猪、熊などの肉も販売。都会ではあまり出回らないジビエをご自宅で味わうことができます。
■アクセス情報
■②郷土料理と名産品に大満足 道の駅 風穴の里(松本市)
国道158号線の道の駅です。「風穴」とは、涼しい気候を活かした天然の冷蔵庫のことを言います。石積みの室は常時5〜8度に保たれ、名産品のいねこき菜の漬物やお酒の貯蔵庫として利用されています。見学することも可能なので、お出かけの際はぜひご覧ください。
オススメポイント1:地元産絶品蕎麦が味わえる「そばの花」
長野といったら蕎麦でしょう。蕎麦処ならではの十割蕎麦が味わえます。噛み締めれば、口いっぱいに蕎麦の香りが広がります。松本名物として知られる山賊焼きもオススメです。
大ぶりな鶏肉をニンニクの効いたタレに漬け込んで揚げた豪快料理で、外はサクサク、中はジューシーで根強い人気を誇っています。
オススメポイント2:新鮮さが売りの農産物直売所
四季折々の山菜や果物が揃う直売所です。春はとれたての山菜、夏はみずみずしい果物、秋は香り高いキノコ類など、山の幸が盛りだくさん売られています。ご自宅で長野の山の幸を存分に味わってください。
オススメポイント3:お土産売り場
ここでのオススメは地元名産のいねこき菜の漬物です。長野の漬物というと野沢菜漬けという印象がありますが、いねこき菜も信州の伝統野菜に認定されているほどです。栽培量は少なく、幻の野菜と言われるほどの希少品です。たまり漬けや浅漬け、カブ漬けなどが揃っています。ご飯のおかずにもお酒のおつまみにもぴったりです。
■アクセス情報
■③雄大な自然に囲まれた 道の駅 南アルプスむら長谷(伊那市)
国道152号線にあるのが道の駅「南アルプスむら長谷」です。南アルプスの山麓にあり、登山の際に便利な道の駅となっています。雄大な自然に囲まれた景色と美味しい料理、焼きたてのクロワッサンが楽しめる施設です。
オススメポイント1:かよちゃんの店すずな
地元のお母さんが作る手料理が味わえます。ランチタイムにはバイキング形式でたっぷり味わってください。ラーメンやカレーライス、山賊焼きなどボリューム満点の料理が味わえます。名物の山賊焼はニンニクが軽めで、年配の方でも食べやすい味。地元産の野菜は地元産です。
オススメポイント2:香ばしい焼きたてクロワッサン
小麦粉本来の甘みと美味しさが味わえるミニクロワッサンです。買ったらその場で頬張るのが最も贅沢な食べ方。サクサクの食感と口いっぱいに広がるバターの風味を楽しんでください。ミニサイズなので、たくさん食べられるのも嬉しいポイントです。
オススメポイント3:雄大な自然
南アルプスの山々を眺め、ドライブや登山の疲れを癒してください。美味しい空気を胸いっぱいに吸えば、気分もリフレッシュ間違いなしです。屋外にはベンチもあるので、好みの飲み物を手にゆっくり過ごしてください。
■アクセス情報
■④木曽路のお土産処 道の駅 日義木曽駒高原(木曽郡木曽町)
国道19号線にあるのが道の駅「日義木曽駒高原」です。武家屋敷風のどっしりとした建物が目印です。地粉蕎麦や特産品の販売など、お土産を買うならここがオススメです。
オススメポイント1:木曽グルメ
地元産の蕎麦粉100%の「権兵衛地粉蕎麦」が名物となっています。打ちたての蕎麦は、蕎麦粉が持つ本来の旨みを味わえます。食物繊維たっぷりで健康効果も抜群。たれをつけずにそのまま食べると、蕎麦の香りが存分に味わえます。
長野が誇るブランド牛、木曽牛もオススメです。「銘撰木曽牛陶板焼」は、柔らかくてジューシーな木曽牛の美味しさが心ゆくまで堪能できる逸品ですので、陶板で好みの焼き加減で是非食べてください。
オススメポイント2:お土産処「ささりんどう館」
ここで買えるのが木曽の伝統的な発酵食品である「すんき漬け」です。調味料は使用せず、植物性の乳酸菌のみで発酵させた珍味で、クセになる酸っぱさが特徴となっています。もちろん乳酸菌もたっぷり含まれているので、健康食品としても優れた漬物です。日持ちするので、お土産に喜ばれること間違いありません。
■アクセス情報
■⑤晴れた日には屋外で蕎麦をすすれる 道の駅 信越さかえ(下水内郡栄村)
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国道117号線にある、純和風の建物が道の駅「信越さかえ」は物産館では地場産の食材や加工品の他、栄村に古くから伝わる民芸品など、お子様にも喜ばれるお土産がたくさんあります。物産館の中には食堂もあり、地元産の名物料理から定番の丼物、ラーメンまで多彩なメニューが揃っています。
オススメポイント1:物産館「またたび」
お土産に最適なのは定番の野沢菜漬けです。ここでは珍しいキムチ味の野沢菜漬けも販売しており、喜ばれること間違いないでしょう。また、栄村さんの大豆で作った味噌もオススメです。さらに、山菜5種類が入ったおやきも販売しています。蒸したての熱々が買えるので、周囲の山々を眺めながらその場で食べましょう。
オススメポイント2:多彩なメニューが揃う食堂
物産館内には食堂も完備しています。ここでは丼物やラーメンなど定番メニューもありますが、オススメは何と言っても手打ちざるそばです。サクサクの揚げたて天ぷらが添えられた天ざるそばも人気のメニューとなっています。
屋外には蕎麦・うどんのスタンドもあるので、天気の良い日は外で美味しいお蕎麦をすするのも良いでしょう。地元産の野菜がたっぷり入った蕎麦・うどんの他、ふき味噌おにぎりも好評を博しています。
■アクセス情報
■⑥おしゃれなカフェと名産品 道の駅 花の駅 千曲川(飯山市)
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国道117号線沿いにある道の駅「花の駅」はその名の通り、広大な菜の花畑が広がっており、シーズンになると菜の花の甘い香りに包まれる道の駅です。千曲川沿いのドライブの休憩スポットとして最適です。
オススメポイント1:おしゃれなカフェ・レストラン「Cafe 里わ」
ランチメニューとして人気があるのが旬の野菜がたっぷり入った「里わカレー」です。スパイシーな本格的なカレーです。また、地元産の鶏卵を使った卵かけご飯は、シンプルながらも新鮮な卵ならではの美味しさが味わえる逸品として好評です。信州ハムとチーズを使った「里わのクロックマダム」は女性に人気のメニューとなっています。
オススメポイント2:長野名物だけではない? 各地の特産品が揃うお土産コーナー
道の駅「花の駅」では、長野県名産の蕎麦や地場産の野菜が揃っているのはもちろん、長野県以外の道の駅とも交流があるので、長野にいながら北海道や九州の名産品を購入することもできます。滅多に手に入らないレアな商品も扱っているので、じっくりと品定めしてください。
■アクセス情報
■⑦志賀高原の名産品も買える 道の駅 北信州やまのうち(下高井郡山ノ内町)
国道292号線沿いにある、トンガリ帽子の屋根が目印なのが道の駅「北信州やまのうち」です。
青いトンガリ帽子の屋根が印象的な駅で、地獄谷野猿公苑や温泉街、志賀高原、北志賀高原へのドライブの途中の立ち寄りスポットとして最適な道の駅となっています。
オススメポイント1:オススメばかりの特産品
名物のおやきや蕎麦粉の他、志賀高原産のお土産も揃っています。中でも志賀高原産のヨーグルトは粘りが強く、濃厚な味わいです。そのまま食べても最高ですが、チーズの代わりにピザやトーストに乗せても美味しく食べられます。また、湧水と自家製ホップで作った志賀高原ビールも人気があります。
オススメポイント2:新しいりんごジュースの飲み方?「ノフトノマール」
暖かいりんごジュース「ノフトノマール」の美味しい飲み方を紹介しています。日本ではまだあまり知られていませんが、甘みが増し、体が温まる優しい飲み物です。シナモンを加えればアップルパイのような味になります。特産品売り場で購入できる信州産りんごのジュースを求めてご自宅で作ってみてはいかがでしょうか。
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■⑧伝説の名力士を学ぼう 道の駅 雷電くるみの里(東御市)
県道79号にあるのが道の駅「雷電くるみの里」です。東御市出身の江戸時代の伝説の名力士、雷電為右衛門の記念館も併設されています。近年、人気が再燃している相撲ですが、好角家なら一度は雷電の名前を聞いたことがあるでしょう。訪れたらぜひ訪ねてみてください。
オススメポイント1:史上最強の大関の足跡を知る「雷電資料館」
古今十傑の一人に挙げられながらも、大関止まりだった雷電為右衛門であるご当地力士、雷電の足跡を学べる資料館です。江戸相撲の貴重な資料が展示されています。雷電が横綱になれなかったことは相撲史でも謎の一つとなっていますが、資料を眺めながら考えてみるのも好角家にはたまらない時間でしょう。
オススメポイント2:雷電丼とちゃんこ定食
雷電資料館を見学した後は、江戸の名力士に想いを馳せながらゆかりの料理を味わってみてはいかがでしょうか。「信州ぐるっと食と収穫の祭典キャンペーン」で金賞を受賞した「雷電丼」は乳清で育てた豚肉や地元産の新鮮な野菜を使用したボリュームたっぷりな丼です。くるみ味噌を使った味噌汁付きです。
冬場は野菜たっぷりのちゃんこ定食がオススメで、寒さも吹き飛ぶ一品です。
オススメポイント3:大ぶりで美味しい信濃くるみ
信濃のくるみは大ぶりで甘みが強く、地元で親しまれています。くるみの実は直売所で購入できますが、お土産も充実。「くるみゆべし」は柔らかい餅に歯ごたえのあるくるみを包み込んだ独特の食感がくせになります。また、蕎麦粉で餡を包んだ和菓子にくるみをまぶした「くるみそば」は蕎麦の香りとくるみの歯ごたえが絶妙で、何個でも食べたくなる逸品です。
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■⑨千曲川のせせらぎを聞きながら 道と川の駅 おとぎの里(上田市)
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全国でも初の道と川の駅として設立されたのが道と川の駅「おとぎの里」です。千曲川のそばにあり、自然の景観が楽しめる施設です。地元ならではの郷土料理が味わえる他、プチ水族館なども展示しており、大人も子供も楽しめます。
オススメポイント1:食事処「岩鼻」
ここでのオススメは千曲川で獲れた天然鮎の塩焼き定食です。身の締まった大ぶりの天然鮎は塩加減もちょうど良いので、ご飯が進みます。また、上田名物の馬肉うどんは甘辛く煮込んだ馬肉を味わえる一品で、うどんもコシがあって食べ応え十分です。さらに、全国の地ビールが楽しめるサーバーも用意されているので、ビール党は必見でしょう。
オススメポイント2:お土産コーナー
農産物や手芸・工芸品を求めることができます。地元産の野菜や果物の他、見るだけでも楽しくなってしまう見事な工芸品の数々を販売しています。老若男女に喜ばれるお土産になるでしょう。
オススメポイント3:プチ水族館
千曲川に住む水の生物を見学することができます。淡水魚の展示は珍しく、都会では滅多に目にすることができない水辺の生き物と触れ合うことができます。お子様も飽きることなく過ごすことができるでしょう。