約20年ぶり!銚子電鉄、制服を黒ベースのものに変更
銚子電鉄は、4月10日から乗務員や駅務員の制服をリニューアルしました。
同社としてはおよそ20年ぶりのリニューアルとなる制服は黒をベースにしており、鉄道員らしい規律正しさや信頼感・清潔感をアピールしているそうです。
制服は男性用と女性用があり、それぞれ夏服・冬服があります。
制帽も合わせてリニューアルされており、これまでの角張ったものから国鉄の制帽を思わせる伝統的な形に変更されました。
銚子電鉄ではこれを機に「身嗜みを一新し、社員一同さらなるサービス向上に努め、お客様や地元の皆様に愛される鉄道会社を目指します」としています。
JR東海、30周年で経営理念改定や制服一新!
JR東海は2月7日、発足30周年にあわせて行う取組の概要を発表しました。経営理念の改定や制服デザインの変更、30周年記念のイベント開催やグッズ販売などを行います。
発表によると、4月1日付で経営理念を改定。現在の「健全な経営による世の中への貢献」「近代的で愛され親しまれ信頼されるサービスの提供」「明るくさわやかで活力のある社風の樹立」を、「日本の大動脈と社会基盤の発展に貢献する」に変えます。
同社は2027年、中央新幹線の品川~名古屋間を開業する予定。「業容が拡大していく中で、当社の使命及び社員の行動規範を社内外に示し、施策の着実な推進と社員の一体感向上を図」るため改定するそうです。また、経営理念とは別に「『安全』最優先の行動」「『信頼されるサービス』の実践」など5本の行動指針も定めます。
新しい制服は6月1日から着用を開始する予定。デザインは公益財団法人日本ユニフォームセンターに委託しました。このほか、既に発表している30周年記念ICカードの発売や、車両工場などの見学会の開催、割引旅行商品の発売などを行う予定。
JR東海は1987年4月、国鉄分割民営化に伴い発足。国鉄から東海道新幹線と東海地域の在来線を引き継ぎました。2005年に上場され、翌2006年に完全民営化を果たしています。2011年5月には中央新幹線の建設・営業主体に指名され、2014年12月に着工しました。
JR西日本も新制服に!導入は4月から
JR西日本は2月15日、同社の発足30周年を機に新しい制服を導入すると発表しました。4月1日から着用を開始しています。
発表によると、コンセプトは「先進性」と「上質さ」。安全性の向上を図るため視認性を高めた素材を使用し、女性用のスカートは廃止。涼しさや動きやすさを向上した生地を使うそう。社員の意見を採り入れ、ポケットの容量を増やすなどの改善も行いました。
このほか、コーポレートカラーの青を制服の各部に使用。共通デザインの帽章・袖章・胸章を採用。
制服個別のセキュリティIDやICタグも導入します。
JR西日本は1987年4月、国鉄分割民営化に伴い発足。北陸・近畿・中国地方の国鉄線を引き継ぎました。
東海地方の国鉄線を引き継いだJR東海も、発足30周年を機に6月から制服を一新する予定です。
「おもてなしの心」を体現…山陽新幹線パーサーの制服がリニューアル!!
まさかの、9年ぶり更新です!!
JR西日本とジェイアール西日本フードサービスネットは5月22日、山陽新幹線に乗務するパーサーの制服をおよそ9年ぶりにリニューアルすると発表しました。
山陽新幹線のパーサーは、フード事業や新幹線車内サービス業務などを行なうJR西日本のグループ会社・ジェイアール西日本フードサービスネットに所属しており、現在、大阪列車営業支店に約180人、岡山列車営業所に約45人、広島列車営業所に約70人、博多列車営業所に約190人が配置されています。
おもな業務は、新大阪~博多間の『のぞみ』『ひかり』『みずほ』『さくら』の車内販売やグリーン車内での各種サービス、車内放送による車内販売の案内など。
1列車あたり2~3人が乗務しており、1ヶ月あたりの勤務時間は約164時間を基本にしているといいます。
今回リニューアルされる制服は、夏服が6月1日、冬服が10月1日から導入される予定。
■新しい制服コンセプトはズバリ「おもてなし」
新しい制服は、「お客様に愛され、誰からも憧れを抱いていただけるユニフォーム」「『おもてなしの心』を体現した女性らしく親しみやすいスタイリング」をコンセプトに、清潔感のある女性らしいデザインとし、全体的に明るい色調にまとめられています。
同時に、動きやすさや使いやすさといった機能性を向上させており、柔軟性や通気性に優れた素材を使い、シワになりにくい造りとなっています。
なお、新制服の導入を記念して、そのデザインを絵柄にしたパッケージに入った「黒糖ドーナツ棒」(税込み900円)が、6月9日から9月30日まで山陽新幹線の車内限定で発売されます。