スズキ、スペーシア カスタムZの魅力
スズキは、軽トールワゴン『スペーシア』シリーズに新機種「カスタムZ」を追加するとともに、一部仕様変更し12月26日より発売しました。
スペーシア カスタムZは、ボンネットフードの位置を高くし、迫力のある専用フロントマスクを採用。フロントエアロバンパー、メッキグリル、ディスチャージヘッドランプ、LEDイルミネーション、LEDフロントフォグランプなどを備えています。
また、ブラックを基調にした精悍な印象の内装は随所にチタンシルバーの加飾を施し、上質感を演出。さらに後席右側ワンアクションパワースライドドアなどの快適装備を充実させた「ユーティリティパッケージ」、前後左右4か所に設定したカメラで車両周辺の映像を映し出す「全方位モニター付メモリーナビゲーション」、ステレオカメラ方式の衝突被害軽減システム「デュアルカメラブレーキサポート」などをメーカーオプション設定することで安全装備を充実させました。
価格は149万0400円から171万9360円。
なお一部仕様変更については、スペーシアの内装標準色を全車ブラックとし、クリスタルホワイトパールとホワイト2トーンルーフ仕様車はベージュも選択可能に。
また外装色では、新色ブリスクブルーメタリック、フェニックスレッドパール、アーバンブラウンパールメタリックを採用した。スペーシア カスタムは、内装樹脂色をブラックに統一し、バックアイカメラを標準装備(XS、XSターボ)しました。
スズキ、スペーシア カスタムZ 驚きは内装にアリ!!
東京オートサロン、スズキのブースには、『スペーシア』のカスタムカー。驚きは内装にあった。
外観は、レザートップが特徴的なスペーシアカスタムZをラメ塗装。スズキとして「特徴のある顔を生かしながら、それを強調するデザインの提案として考えた」(四輪デザイン部 宮澤氏)という。
主なカスタマイズは、オリジナルの塗装とレザートップ以外に、ローダウンサスペンションとマフラー。そして内装は、白基調シートに、ステアリング、フロアマットやドアトリム、天井などにルーフのレザーと同じテクスチャをあしらったかなりインパクトがある。
土足で上がれないような白い内装だが、宮澤氏は「今回は、スペーシアのカスタマイズにどんな提案ができるかということで考えている。そのままメーカーオプション、ディーラーオプションとして設定するのは難しいかもしれないが、カスタムカーファンが改造やデザインのヒントにしてくれればと思っている」と説明する。
確かに、内装がここまで手を加えてあると、ほぼ手付かずの黒いインパネ、ダッシュボードが少しさみしく感じられる。白いラインや、ワンポイントアクセント、カーボントリムやウッドパネルなど工夫してみたくなってくる。