大人気バック・トゥ・ザ・フューチャーのタイムマシン!デロリアンの秘密
デロリアン
バック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズに登場する、エメット・ブラウン博士こと通称ドクが作ったタイムマシン。それがデロリアンです。
このタイムマシンのデロリアンは、デロリアン・モーター・カンパニーが手掛けた『DMC-12』という車がベースになっているんです。本記事ではそんな人気のデロリアンについてまとめています。
■バック・トゥ・ザ・フューチャーとは?
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は、1985年に公開されたアメリカのSF映画です。
公開当時全米で『フューチャー現象』と呼ばれるブームが生まれるほど大ヒットした映画で、続編に『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』、『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』(1990年)があります。
■バック・トゥ・ザ・フューチャーのあらすじ
バック・トゥ・ザ・フューチャーのアクリルポスター
1985年のカリフォルニア州ヒルバレー(架空の都市)に住む、トヨタ・ハイラックスに憧れる高校生マーティ。
年の離れた科学者である親友のエメット・ブラウン博士こと、通称ドクを手伝い、スポーツタイプの乗用車デロリアンDMC-12を改造して開発したタイムマシンの実験を行います。
そんな中、タイムマシンの燃料であるプルトニウムを調達するために、騙したリビアの過激派の襲撃に遭い、ドクは機関銃の凶弾に倒れてしまいます。
同じく命を狙われるマーティはとっさにタイムマシンに乗って逃走するも誤って、30年前の1955年11月5日にタイムスリップしてしまいます。
タイムスリップしてしまったマーティは1985年10月26日に戻ろうとします。しかしながらタイムマシンは燃料のプルトニウムを使い果たしてしまっており、タイムスリップすることが出来なくなっていました。
マーティは考えた末、1955年のドクに助けを求めようと試みますが…。
ここから先は、ぜひとも映画で確認してみてくださいね。
参考:トヨタ・ハイラックス現行モデル
■デロリアン(DMC-12)ってどんな車?
デロリアン
バック・トゥ・ザ・フューチャーで、タイムマシンとして登場するデロリアン。このベースとなった車両は『DMC-12』という車名であり、デロリアン・モーター・カンパニーで唯一製造された車です。
この、デロリアンという愛称ですが、上記からもわかるように、もともとは車の名称でなく自動車製造会社の名称でした。
デロリアン(DMC-12)は、映画の人気やその近未来的なデザインから、今でも多くのファンが多い車です。
■デロリアン(DMC-12)はあの有名デザイナーがジウジアーロがデザインしていた
ジョルジェット・ジウジアーロ
デロリアン(DMC-12)は、イタルデザインのジョルジェット・ジウジアーロがデザインしており、ロータス・カーズがメカニカル設計を行いました。
このジョルジェット・ジウジアーロとは、とても有名な工業デザイナーです。代表作としては、いすゞの117クーペ、マツダのルーチェ(初代)や、日産のマーチ(初代)、フォルクスワーゲンのゴルフ(初代)などと、様々な車のデザインを手掛けています。
いすゞの117クーペ
■デロリアンの価格は?いくらで購入できる?
映画を見て、デロリアンを購入したい、と考えた方もいるかもしれませんね。
デロリアンはいくらで購入できるのでしょうか。
中古車サイトで調べてみたところ、通常のDMC-12であってもおおよそ1000万円~はするようです。
また、株式会社デロリアン・モーター・カンパニーでは、認定中古車が発売されているようですので、こちらを確認してみるのもおすすめです。(※2020年5月現在)
■映画に出てくるあのデロリアンが落札!価格は約4,200万円!?
映画で使用されたデロリアン
1985年に公開された映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に起用され、一躍有名になったデロリアン『DMC-12』。映画で使用された本物のデロリアンが2011年に、オークションで高値落札されていました。
同作品ではシリーズ3作を通して、合計7台のDMC-12が使われていて、そのうちの現存する3台のうちの1台が米国でオークションに出品されました。
もちろん、「タイムマシーン」装備もそのまま。
そして、このDMC-12は、54万1200ドル(約4200万円)で落札。
その収益は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズで主役を務めた俳優のマイケル・J. フォックス氏が立ち上げたパーキンソン病研究財団に寄付されたそうです。
■デロリアンを見たい!どこで見られる?
デロリアンを見てみたい!そんな方も多いのではないでしょうか。
デロリアンが見たい場合、メガウェブで見ることができますよ。
※2021年12月31をもって、閉館いたしました。
最後に
バック・トゥ・ザ・フューチャーと切っても切り離せない、それがデロリアンです。
映画を見て気になったという人から、そのデザイン性に惹かれたという人まで。デロリアンは世代を超えて人気のある名車です。
デロリアンについて知ってから改めて映画を見ると、また違って見えてくるかもしれませんよ!
よくある質問
■デロリアン(DMC-12)をデザインしたのは誰?
デロリアン(DMC-12)は、イタルデザインのジョルジェット・ジウジアーロがデザインしており、ロータス・カーズがメカニカル設計を行いました。このジョルジェット・ジウジアーロとは、とても有名な工業デザイナーです。代表作としては、いすゞの117クーペ、マツダのルーチェ(初代)や、日産のマーチ(初代)、フォルクスワーゲンのゴルフ(初代)などと、様々な車のデザインを手掛けています。
■デロリアンは購入できる?
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を見て、デロリアンを購入したい!と考えた方も多いと思います。中古車サイトで調べてみたところ、通常のDMC-12であってもおおよそ1,000万円以上はするようです。