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トヨタ ハイラックス|超ド級のピックアップスタイル!その詳細は?

トヨタ ハイラックス|超ド級のピックアップスタイル!その詳細は?

砂漠地帯を走るラリー競技ダカールラリー2020にトヨタのハイラックスが出場していました。今回は、そんなトヨタの新型ピックアップトラック「ハイラックス」をご紹介したいと思います。

⏳この記事は約3~4分で読めます。


ハイラックスの意味

トヨタ ハイラックス Z

トヨタ ハイラックス Z

車名の“ハイラックス”は、「高級」「優れた」という意味の“ハイ”と、ラグジュアリー(贅沢・豪華)に由来します。ハイラックスが誕生したのは1968年(昭和43年)で、昭和40年代といえば戦後の高度成長期で物流が急増していた時代です。

トヨタハイラックスは、当時製造・販売されていたボンネットタイプのトラックの後継車種として登場しました。

この当時は純粋に荷物を運ぶための自動車で、昭和60年くらいまでは旧型のハイラックスが住宅地などでお米や灯油の配達をしていた姿を見ることができました。

ピックアップトラックとは?

トヨタ ハイラックス Z 正面

トヨタ ハイラックス Z 正面

1978年に3代目モデルが発売され、この頃からピックアップトラックと呼ばれるようになりました。ピックアップトラックとはボンネット型のフロント部分を持ち、キャビンと荷台の部分が一体型のトラックのことです。

車検証では、車体の形状の欄にピックアップと記されます。ちなみに一般的なトラックはキャビンと荷台が分かれており、車検証ではボンネットと記載されています。

ピックアップトラックは荷物の輸送効率が悪いので日本や欧州では見かける機会が少ないですが、北米・南米・東南アジア・中東・オセアニアでは個人用・商用で高い需要があります。

トヨタ ハイラックスについて

トヨタ ハイラックス Z ブラックラリーエディション

トヨタ ハイラックス Z ブラックラリーエディション

トヨタハイラックスは日本で販売されている現行車種は8代目です。日本では荷物の運搬用ではなく、アウトドア趣味のための車とみなされています。

国内仕様の現行ハイラックスのキャビンは5人乗りのダブルキャブのみの設定になっていますが、車両総重量は3.5t未満なので普通自動車免許でも運転が可能です。

ハイラックスは世界中で販売されており、トヨタが販売する自動車の中ではカローラに次いで販売台数が2番目に多い車です。

非常に高い耐久性やオフロードの走行性能に優れているため、道路が整備されていない場所などでも高い人気を集めています。

エンジン性能

現行車種の搭載するエンジンは直列4気筒2.4Lディーゼルターボ(最高出力150馬力)で、最大トルクは40.8kgf・mに達します。トルクに関しては、4Lガソリンエンジンに匹敵するほどです。

トヨタでは数少ないディーゼルエンジン車で、低回転で力強い走りが最大の魅力です。

ディーゼルエンジンに多く見られる振動やノイズは低く抑えられており、快適なドライブが楽しめます。燃費性能を優先したエコモードや走行性能を高めたパワーモードも用意されています。

走行性能

ハイラックスの走行性能ですが、高トルクのディーゼルエンジンのおかげで力強い加速が得られます。

ブレーキの性能も高く、乗用車のように軽い踏力でもしっかり停止してくれます。運転席の位置が高いので視界が良好で、快適なドライブが楽しめます。

高床ボディのハイラックスは舗装されていないオフロードでの走行に強く、2/4WD切り替えスイッチやアクティブトラクションコントロールを駆使することでモーグル・岩石走路・岩石登坂路などの悪路を走破することができます。

ハンドルは遊びが多いので普通の道路を走行する際は少し違和感を感じるかもしれませんが、整備されていない道路やオフロード走行の際に強い威力を発揮します。

気になる燃費

走行性能を重視したハイラックスの気になる燃費性能ですが、低回転領域でも高トルクを発揮するディーゼルエンジンで低燃費を実現しています。カタログスペック(JC08モード燃費)は11.8km/Lですが、高速道路や郊外などで実際にテストすると10~15km/Lという結果が報告されています。

燃費性能は搭乗人数・荷物・渋滞の有無などによって大きく左右されますが、車体重量が2tを越えていて走行性能を重視した車であることを考慮すると低燃費であるといえるでしょう。

ちなみに、ハイラックスはアイドリングストップ機能を備えていないため、渋滞の多い市街地を走行すると燃費が悪くなる恐れがあるので要注意です。

エクステリア

トヨタ ハイラックス Z ブラックラリーエディション

トヨタ ハイラックス Z ブラックラリーエディション

現行のハイラックスの横幅は1,860mmと大型セダンとほぼ同じですが、全長は5,300mmを越えているので存在感が感じられます。

3ナンバーではなく1ナンバーであることからも、普通のSUVとは比較にならないほど超ド級の車であることが分かります。

ハイラックスのホイールサイズは17インチで、床の位置が高いのでオフロードや悪路走行にも対応しています。

海外ではハイラックスが商用車にも使用されていますが、日本国内ではレジャーやクロスカントリーなどで多く使用されています。

このため、多くのエクステリアパーツが販売されています。

エクステリアパーツには、フロントスキッドバー・サイドステップ・スキッドプレート・マッドガードなどがあり、タフなイメージを持たせるために活用できるでしょう。

インテリア

トヨタ ハイラックス Z ブラックラリーエディション 内装

トヨタ ハイラックス Z ブラックラリーエディション 内装

ハイラックス(ダブルキャブ)の室内長は1,695mmなので、後席が少し狭く感じられるかもしれません。ただし横幅が1,480mmでかなり広いので、運転席と助手席に大柄な大人が乗車してもゆったりしています。

日本国内ではハイラックスはアウトドアレジャーやスポーツのための車ですが、トラックなのでキャビン内はシンプルで機能性を重視した内装となっています。

タイの工場から輸入販売されていることからメーカーオプション設定がなく、内装をカスタマイズしたい場合は購入した後に自分でパーツを購入して取り付ける必要があるでしょう。

トヨタ ハイラックスのスペック

【トヨタ ハイラックス X】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高)5,335mm×1,855mm×1,800mm
ホイールベース3,085mm
最大乗車定員5名
車両重量2,060kg
燃費JC08モード:11.8km/L
エンジン種類直列4気筒
最高出力110kW(150PS) /3,400rpm
最大トルク

400N・m (40.8kgf・m) /1,600-2,000rpm

駆動方式4輪駆動(パートタイム4WD)
トランスミッションスーパーインテリジェント6速オートマチック(6 Super ECT)

(2020年5月現在 トヨタ公式サイトより)

トヨタ ハイラックスの評価

実際にトヨタハイラックスを購入して使用しているユーザーからは、想像していたよりも燃費が良いという意見が多い様です。

リッターあたりの走行距離が10km前後であることに加えて、使用燃料がガソリンよりも安い軽油であることから燃料代を低く抑えることができるという意見が多いです。

運転席がゆったりしていて快適なので、長時間のドライブでも疲れないという感想も見られました。ハイラックスは荷物を運搬するためのトラックなので、燃費や使い勝手の点で実用性を重視して設計されていることが分かります。

トヨタ ハイラックスの新車・中古車価格

続いては、気になる価格について見ていきましょう。

トヨタ ハイラックスの新車価格

ハイラックスの現行車種は3種類で、メーカーの公式サイトに掲載されている新車価格は以下の通りです。

いずれのグレードも、エンジン排気量や燃費は同じとなっています。

メーカー希望小売価格(消費税抜き)

X3,075,000円
Z3,477,273円
Z”Black Rally Edition”3,668,000円

(2020年5月現在 トヨタ公式サイトより)

トヨタ ハイラックスの中古車価格

ハイラックスは中古市場でも流通しており、新車と同等の未使用車から走行距離の長い車両までさまざまです。

中古車価格の目安ですが、走行距離が20~30万kmの車両であれば約343万円~418万円(消費税抜き)で売られています。

現行に限らなければ支払総額が100万円を切る値段で購入できる車両があるので、安い費用でハイラックスを入手したい方は中古車がおすすめです。

※車情報サイトResponse 中古車情報調べ(2020年5月現在)

過去にはトヨタ ハイラックスサーフという車も

トヨタ ハイラックスサーフ 

トヨタ ハイラックスサーフ 

ハイラックスには大型SUVのハイラックスサーフという兄弟車が存在し、2009年8月まで日本国内でも販売されていました。

ハイラックスサーフのボディは荷台の部分がワゴンタイプになっており、国内向けのモデルはランドクルーザー・プラドに統合される形で消滅しました。

まとめ

トヨタ ハイラックス

トヨタ ハイラックス

超ド級のピックアップトラックのハイラックスは世界的に人気を集めているトヨタ車のひとつで、アウトドアレジャーやクロスカントリーの愛好家の方におすすめの車となっています。

車の購入を考えているの方は、ぜひ検討してみてください!

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