旅行が恋しい! ゲームの世界で旅行気分を味わっちゃおう
《画像提供:Response 》Forza RCシーズン3:ポルシェカップ
外出にも気後れしてしまうような状況が続いています。
しかし、ステイホームの期間も長くなってきて、そろそろ飽きてきた、やることがなくなってきたかも… とお思いの方も増えてきていることでしょう。そんな場面でぜひおすすめしたいのが、じっくりと新しいゲームに没頭してみること。
近年美麗なグラフィックの進化が著しい最新ゲームを、時間を気にせず好きなだけプレイすることで、ちょっとでも気分が明るくなりそうな気がしませんか?
車が好きなあなたなら、やはり気になるのはレースゲームのはず。しかし、最近では単純にレースゲームというだけでなく、舞台や車が凝っていたり、レース以外にも楽しめる要素がふんだんに盛り込まれていたりと、レースゲーム界でも進化が止まりません。
異国でのドライブ気分も楽しめそうな、最新おすすめレースゲームをまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
■最近のゲームはすごい!高画質、高音質で圧倒される表現力
ハードウェアの高性能化に伴って、これまでになかったような映像表現がどんどん可能となってきている近年のゲームソフトたち。
4K解像度に対応するなど精細できめ細やかな映像であるだけでなく、眩しい太陽からの反射光や、夜の暗闇の表現力など、まるで実写と見紛うような映像美が実現されています。
特に2020年は、11月にXbox Series X/S、プレイステーション 5が相次いで登場するなど次世代ゲーム機が揃い踏みとなった年で、これまでは高度なPCを利用しないと遊べなかったようなゲームソフトをご家庭でも気軽に楽しめるようになってきています。
まだまだXbox Series X/S、プレイステーション 5の全てで品薄状態が続いており、思い立ったら即購入!を実現しづらいところはネックではありますが、それでもプレイステーション 5での発売が予定されている「グランツーリスモ7」のトレイラーを見ているだけでも、その映像美にシビれること間違いなし。
さらに高まっているであろう没入感にワクワクしてきます。
ドライブが楽しいゲームソフト、厳選6本はこれだ!
■1.グランツーリスモSPORT:言わずと知れたシリーズの最新作!
対応:PS4 CERO Aレーティング
《画像提供:Response 》グランツーリスモSPORT
国内だけでなく、世界中にファンを持ち、プレイステーションのレースゲームを代表するシリーズこそ、「グランツーリスモ」でしょう。
先ほどは2022年発売が見込まれているシリーズ最新作「グランツーリスモ7」の最新映像をご紹介しましたが、現在実際に遊べるものでは「グランツーリスモSPORT」が最新。SPORTでは、これまでのグランツーリスモシリーズのように、レーシングドライバーとしてのキャリアを積んでいくことがメインではなく、オンライン接続による対人対戦が大きな目玉となっています。
幅広いメーカーの憧れの車たちが収録されており、車のエクステリアカラーや自分のアバターのレーシングスーツやヘルメットを「リバリー」で編集することもできますので、現実世界ではなかなか実現できないような憧れのレーサーライフを実現できそうです。
《画像提供:Response 》TOYOTA GAZOO Racing GT Cup 2021
さらにグランツーリスモSPORTは、単にユーザー間の対戦だけで終わらない、幅広いチャンプオンシップ制度が見所です。
F1やWRCなど、現実世界でのトップカテゴリーレースを主催しているFIAが公認するというお墨付きの国別対抗戦やメーカー対抗戦が開催されているほか、トヨタガズーレーシングとのコラボレーションによる「GT Cup」も例年開催されているなど、Eスポーツのプラットフォームとしても広く支持されています。
頻繁な無料アップデートによって新規車種がどんどん追加されていくこともあり、グランツーリスモ7の発表があってもまだまだ遊び尽くせそうな印象です。
■2.フォルツァ ホライゾン 4:好きな車でイギリスを大暴れできる爽快感
対応:Xbox One・Series X、Windows PCほか CERO Bレーティング
《画像提供:Response 》フォルツァ ホライゾン 4
こちらは打って変わって、よりライトに楽しめるポップさがうれしいのが「フォルツァ ホライゾン 4」。
もともとは厳密な物理エンジンに基づいたレースゲームであった「フォルツァ モータースポーツ」シリーズからのスピンオフシリーズとして始まった「フォルツァ ホライゾン」ですが、2018年にはシリーズ最新作の「4」が発売されるなど、歴史を重ねて定番シリーズとなっています。
特徴はオープンワールドを自由に走り回れる点で、今作の舞台となっているイギリス北部の精巧に作り上げられた世界は、昼夜のサイクルや季節、天候までがどんどん変化していくリアルなもの。そんな風景の中を好きな車でカッ飛ばすことが可能なだけでもワクワクしてきますが、レースイベントにも注目です。
ロンドン・エディンバラ間を結んでいた往年の急行蒸気機関車との対決など、時には道なき道を走破する必要があったりとスリル満点のレースイベントが目白押し。収録車種が非常に幅広くなっていることもあって、ユーザーそれぞれにぴったりの楽しみ方がきっと見つかることでしょう。
■3.ニード・フォー・スピード ヒート:妖艶な街でスリル満点な公道レース
対応ハード:PS4、Xbox One、PC CERO Bレーティング
イギリス中でハチャメチャなことができた先ほどのフォルツァ ホライゾン 4に対し、よりアンダーグラウンド感の強いスリリングな体験ができるのが「ニード・フォー・スピード ヒート」です。
レースゲームとして非常に歴史の長い「ニード・フォー・スピード」シリーズの作品ということもあり、その操作感や車のカスタム可能な幅などは高く評価されている部分。特に「ヒート」では、日中に合法的なレースで稼いだお金で車を強化し、日が暮れて以降の違法レースで勝ち上がっていくという二面的な楽しみ方ができる点が新しいですね。
近年のニード・フォー・スピードシリーズでは、警察部隊との白熱したチェイスも定評があり、しぶといパトカーやヘリコプターから逃げる、手に汗握る体験が病みつきになります。
ネオン輝く「パームシティ」での危険なストリートライフを、ぜひ味わってみてください。
■4.ザ・クルー2:アメリカ全土を陸海空制覇?!広すぎるステージに注目
対応ハード:PS4、Xbox One、PC CERO Bレーティング
《画像提供:Response 》ザ・クルー2
アメリカ本土を丸ごと舞台にしたという広すぎるステージが話題になった「ザ・クルー」の続編である「ザ・クルー2」は、運転できるものが車とバイクだけに限られていた前作と異なり、なんと船や飛行機まで操縦が可能となるなど、さらにブッ飛んだアメリカ横断が可能となっているゲームです。
もちろん広いアメリカ国土は舗装路だけでなく、オフロードや山や谷だってたくさんですし、今作では船が操縦できるようになったことで川や海まで探索が可能。さらには実在の名所まで再現されており、レースそっちのけで観光に熱中してしまいそうなほどですね。
実際に西海岸から東海岸に横断しようと思うと現実世界で1時間以上かかってしまうという広大な舞台を、交通手段を随時切り替えながら進んでいく経験は「ザ・クルー2」でしか体験できないものでしょう。
舞台はアメリカではありますが、世界中のハイエンドなスーパーカーたちが目白押しとなっている収録車種からお気に入りの車を選ぶだけでも苦労しそう。内外装にわたるカスタムも可能なので、自分仕様のお気に入りの車で、憧れのアメリカ横断ロードトリップを実現できそうです。
■5.バーンアウト パラダイス リマスター:壊し壊され、ハチャメチャハイテンションレース
対応:PS4、Xbox One、Switch、Windows PC CERO Bレーティング
なんと当初の発売は2008年、対応ハードはプレイステーション 3とXbox 360と、すでに2世代前のゲームソフトとなっているのがこちらの「バーンアウト パラダイス」。
10年以上前のゲームソフトとなると、もはや環境が変わってプレイすらできなくなる頃。しかし今作はその魅力的すぎるゲーム内容のため、発売10年後となる2018年に最新ハード向けに「リマスター」が発売されるなど、まだまだユーザーに愛され続ける名作レースゲームです。
同様のレースゲームのラインナップが薄めとなっているNintendo Switch向けとして、2020年に「リマスター」が発売された点は注目ポイントで、より幅広いユーザー層が楽しめるようになっています。
一般的なレースゲームはいかに接触を避け、自分の車へのダメージを避けるかという戦略が必要となってきますが、バーンアウトシリーズではそんな配慮はお構いなし。いかに効率的かつ華麗に敵車をブッ壊していくかがキモとなる、爽快なレース体験がバーンアウト パラダイスでも味わえます。
架空の都市である「パラダイスシティ」を自由に走り回り、レースに勝ったり、ライバルたちから逃げ続けたり、街中でスタントをこなしたりと、さまざまなアクティビティに参加していく今作。10年経っても愛され続けるその魅力、きっとあなたもプレイすればハマってしまうことでしょう。
■6.グランド・セフト・オートV:シリーズ伝統!異次元の車文化リスペクト
対応:PS4・PS5、Xbox One・Series X、Windows PCほか CERO Zレーティング
《画像提供:Response 》グランド・セフト・オートV
こちらはレースゲームではなく、過剰とも取れるような暴力表現でも物議を醸すクライムアクションゲームシリーズ「グランド・セフト・オート」シリーズの最新作となる「グランド・セフト・オートV」(GTA5)。
最新作とはいえ発売は2013年とこちらもかなり古めのソフトではありますが、活発なアップデートが続くGTAオンラインの人気もあって、まだまだ多くの人が遊び続けている名作ゲームとなっています。
3人の主人公を随時切り替えつつ人生のドツボから立ち上がっていくメインストーリーの重厚感も見所ではあるGTA5ですが、シリーズお馴染みの異次元の車文化リスペクトは今作でも健在です。登場するのは全て架空の車種ながら、細部までこだわり抜かれたリアリティが特徴的で、特に今作で大幅に拡張された車のカスタム要素も相まって、車系ゲームとして分類したくなってしまうほどです。
自分仕様にきっちり仕上げた高級車で、アバター用の高価な服をまとって架空のアメリカ西海岸の都市「ロスサントス」に繰り出せば、気分はハリウッドセレブそのもの。ただしGTAオンラインでは、見ず知らずの他人から総攻撃を受けることもしばしばですので、防御の固めだけはお忘れなきよう。
落ち着きたいなら、オフラインモードで街の隅々までドライブして回るとよいでしょう。これまで気づいていなかった街の細かなディテールに出会って驚くかもしれませんよ。
まとめ
《画像提供:Response 》ポルシェのVRテクノロジー
ドライブが楽しめるゲームソフトをご紹介してきました。
主にレースゲームではありますが、現実世界の憧れの車を手に入れて乗りこなすもよし、架空の車でお気に入りの車を探すもよし。ゲームの世界ならではの自由度にワクワクしてきませんか。
さらに最近のゲーム機なら、オンライン対戦で友だちと競い合ったり、世界中の見ず知らずのライバルと競走したりなんてことも可能です。遊び方の幅が広がっているゲームの世界、休日にじっくり腰を据えて飛び込んでみては。