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スズキ スペーシアカスタムとは?軽を超えた迫力のボディと広々車内空間

スズキ スペーシアカスタムとは?軽を超えた迫力のボディと広々車内空間

スズキのスペーシアカスタムについてご紹介する記事です。通常のスペーシアとカスタムの違いをはじめとして、外装の質感の高さや広い車内空間などの魅力を解説。そして、ライバルにあたるモデルとの比較も行います。

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スズキ スペーシアカスタムとは

≪写真提供:response≫スペーシアカスタム

軽自動車市場で近年特に大きな存在感を放っているのはスーパーハイトワゴンです。軽自動車の常識を覆すボディサイズと広い車内空間を実現していることから、ファミリーカーとしての需要も高く、幅広い層の支持を集めています。人気が高まっていることもあって、多くのメーカーがスーパーハイトワゴンをラインナップしている中、軽自動車に強いメーカーとして知られるスズキの代表モデルとなっているのがスペーシアカスタムです。

ベースモデルとなるスペーシアが登場したのは2013年3月で、カスタムはやや遅れて6月に発売されました。軽くて低燃費の軽ハイトワゴンをコンセプトとして開発されました。スーパーハイトワゴンは車体が大きいこともあって、どうしても車重も重くなってしまいがちです。

また、全高が高い分だけ空気抵抗も受けますので従来の軽自動車と比較すると燃費の悪さや、走行時の不安定さがネックとなります。

スペーシアはスーパーハイトデザインと広い車内空間を維持しながら同クラスとしては最軽量級のボディを実現したことで、走行性能・燃費性能の高さを実現しました。

そんなスペーシアをベースとしてよりワイルドでスポーティにカスタマイズされたのがスペーシアカスタムです。スペーシアカスタムは現在、2017年12月にスペーシアと同時にフルモデルチェンジした2代目が販売されています。

スペーシアとスペーシアカスタムの違い

≪写真提供:response≫スズキ スペーシア

スペーシアとスペーシアカスタムは姉妹モデルなので、プラットフォームは共通しています。しかし、まったく別のモデルだと思ってしまうほどにスタイルは異なっています。ルックス面でもっとも大きなポイントとなるのがフロントグリルです。スペーシアは小さめですっきりとしたデザインのグリルなのに対して、スペーシアカスタムはブラックを基調とした大型でワイルドでスポーティな印象のグリルを採用しています。

グリルに合わせるように、ヘッドライトのデザインも大きく異なっています。スペーシアはやや大きめの長方形のヘッドライトを搭載。それに対してスペーシアカスタムでは細めのヘッドライトを採用することでシャープでスポーティな印象に仕上がっています。また、ライトの種類にも違いがあり、スペーシアは定番のハロゲンヘッドランプですが、スペーシアカスタムでは省電力で長寿命かつ、照射性能の高いLEDヘッドランプが標準で搭載されています。

加えて、アルミホイールが標準で搭載されているのもスペーシアカスタムならではの特徴です。スペーシアではスチールホイールとホイールキャップの組み合わせしか選択できなくなっていますが、カスタムでは14インチまたは15インチのシャープなデザインのアルミホイールが標準装備されます。

カラーバリエーションにも違いがあり、スペーシアが比較的明るいパステル系やナチュラル系のカラーを中心にラインナップしているのに対してスペーシアカスタムではスポーティでソリッドなカラーが中心です。

内装についてはスペーシアがシンプルでポップな印象を与えるベージュとブラックの2種類をラインナップ。スペーシアカスタムはシルバーとブラックを基調としたスタイリッシュなデザインとなっています。

走行性能や燃費性能に大きく影響するパワートレーンについては、全車マイルドハイブリッド仕様な点はスペーシアとスペーシアカスタムで共通ながら、スペーシアカスタムではターボチャージャーを装備したグレードもラインナップされています。これによってスペーシアカスタムは、より高い走行性能を求める方にもおすすめのモデルに仕上がっています。

このように、スペーシアとスペーシアカスタムは姉妹車で同じプラットフォームを採用していますが、外装や内装に装備、そしてパワートレーンのラインナップにいたるまで多くの点で違いがあります。

軽を超えた迫力のボディと質感の高い外装

スペーシアカスタムの大きな魅力は迫力あるデザインのボディと質感の高い外装です。ボディサイズとしては、スペーシアと共通していますが、ワイルドなデザインのフロントグリルなどを採用することによってよりスポーティで迫力満点の仕上がりとなっています。

ブラックとメッキを組み合わせた質感の高いパーツを採用していますので、とても高級感があります。

カラーバリエーションでは、スペーシアと同様にツートーンカラーの選択も可能となっており、好みに合わせてカスタマイズできるという点もポイントです。

使い勝手の良い車内空間

使い勝手の良い車内空間もスペーシアカスタムの魅力のひとつです。室内長2,155mm、室内幅1,345mm、室内高も1,410mmもあるため軽自動車とは思えない室内空間を確保しているのみでなく、豊富なシートレイアウトによってさまざまなスタイルで使用できます。

リアシートを倒すことによってリア部分をフラットにすれば自転車をそのまま積み込むことも可能です。また、リアシートは左右独立してスライドするので、一方のリアシートを残したままで大きな荷物を積み込むといったアレンジも可能です。

また、単に広いのみでなくその空間を最大限に活かすことができる細かな収納スペースがさまざまな場所に配置されている点もポイントのひとつです。中でも助手席後ろに設置されているドリンクホルダー付きのパーソナルテーブルは後席でより快適に過ごせるスペーシアカスタムの注目ポイントでしょう。

さらに、スマホなどを充電しながら収納可能なポケットなど、使い勝手を意識した収納が装備されているという点もスペーシアカスタムの魅力です。

スペーシアカスタムのコストパフォーマンス

≪写真提供:response≫スズキ スペーシアカスタム

自動車の購入を検討する際に、特に気になるのはコストパフォーマンスです。軽自動車の場合は特にコスパを意識して選ぶという方も多いでしょう。

そこで、ここではスペーシアカスタムのグレード別の新車価格や、中古相場、そしてランニングコストを考える上で特に重要となる燃費などについてご紹介します。

スペーシアカスタムのグレード・新車価格

スペーシアカスタムのベースグレードとなるのは「HYBRID GS」で、価格は2WDで1,499,000円(税別)4WDは1,611,000円(税別)です。ミドルグレードにあたる「HYBRID XS」は2WDが1,604,000円(税別)4WDは1,716,000円(税別)となっています。最上位グレードで、ターボエンジンを搭載した「HYBRID XS TURBO」は2WDが1,669,000円(税別)4WDが1,781,000円(税別)です。

パワートレーンが異なることもあって、ベースグレードと最上位グレードにはかなりの価格差があります。なので、まずはターボエンジンが必要なのかを考えた上で検討することをおすすめします。

※価格などの情報は公式サイトより(2021年5月時点)

スペーシア、スペーシアギアとの価格の違い

スペーシアにはノーマルのスペーシアと、スペーシアカスタム、そしてスペーシアギアの3種類のモデルがあります。そこで、ここではスペーシアとスペーシアギアの価格もご紹介します。

スペーシアのベースグレードにあたる「HYBRID G」は2WDが1,255,000円(税別)4WDが1,367,000円(税別)です。上位グレードの「HYBRID X」は2WDが1,386,000円(税別)4WDが1,498,000円(税別)となっています。

スペーシアギアのNAエンジングレードの「HYBRID XZ」は2WDが1,534,000円(税別)4WDは1,643,000円(税別)です。ターボエンジンのグレードの「HYBRID XZ TURBO」は2WDが1,604,000円(税別)4WDが1,713,000円(税別)です。

※価格などの情報は公式サイトより(2021年5月時点)

ベースグレードで比較すると価格はスペーシア<スペーシアカスタム<スペーシアギアとなっています。ただし、ターボエンジンのグレードはスペーシアカスタムとスペーシアギアはほぼ同じです。

単純に同じプラットフォームを持つモデルとして考えるともっともコストパフォーマンスに優れたモデルはスペーシアです。ベースグレードのモデルであれば税別で120万円台から購入可能です。スペーシアカスタムやスペーシアギアとの価格差は20万円以上です。

しかし、スペーシアにはターボエンジンを搭載したグレードがラインナップされていません。なので、ターボ搭載車にこだわるのであれば選択肢はスペーシアカスタム、またはスペーシアギアになるでしょう。

スペーシアカスタムの中古相場

スペーシアカスタムは2013年に初代モデルが発売されており、人気が高いこともあって市場に出回っている台数も多く、選択肢は豊富です。2017年にはフルモデルチェンジが行われたこともあり、初代モデルであれば10万円台から購入できます。現行モデルについても登場してからすでに3年以上が経過していることもあって、低走行車でも100万円前後からでも十分な選択肢があります。

中古市場においても、やはり価格はカスタムよりもノーマルのスペーシアの方が安い傾向にあり、コストパフォーマンスを重視するのであればスペーシアの方がやや有利かもしれません。しかし、同じプラットフォームとは言え、デザインや装備などは大きく異なりますし、ターボグレードの有無などにも差がありますので、好みや必要性に応じて選ぶべきでしょう。

スペーシアカスタムの燃費

日常の足として使用する場合、燃費も気になるポイントのひとつです。スペーシアカスタムの燃費は2WD仕様の場合、WLTCモードでNAエンジンモデル21.2km/Lでターボエンジンモデルが19.8km/Lとなっています。

近年ではより燃費性能の優れた軽自動車もありますが、ボディサイズの大きいスーパーハイトワゴンタイプの軽自動車としてはかなり優秀な数値と言えます。パワフルでスポーティな走行も楽しめるターボモデルでも高い燃費性能を実現している点もポイントです。

ライバル車との比較

≪写真提供:response≫スズキ スペーシアカスタム

自動車の購入を検討する際に、ライバル車との比較も重要です。そこで、最後にはライバル車とその特徴をご紹介します。

ホンダ N-BOXカスタム

≪写真提供:response≫N-BOX カスタム

スペーシアカスタムのライバルとして最初に挙げられるのがホンダ N-BOXです。スーパーハイトワゴン軽自動車の代表モデルのひとつで、車内空間も非常に広く、シートレイアウトも豊富です。

スペックもかなり近いのでデザイン面などで好みの方を選ぶという形になります。

ダイハツ タントカスタム

≪写真提供:response≫ダイハツ タントカスタム

ダイハツ タントも人気のスーパーハイトワゴン軽自動車の代表モデルです。デザイン的には背の高さが強調されており、ポップな印象を受けます。

またタントは、盛り沢山な先進装備や、助手席側のピラーレス大開口「ミラクルオープンドア」など、独自の魅力があります。

日産 ルークス ハイウェイスター

≪写真提供:response≫日産 ルークス ハイウェイスター

日産 ルークスは走行性能が高く、先進安全機能であるプロパイロットなどを搭載したことでハイスペックなスーパーハイトワゴン軽自動車として注目を集めています。

デザインもワイルドでスポーティな印象でまとめられており、まさにスペーシアカスタムのライバルと言えるでしょう。

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まとめ

≪写真提供:response≫スズキ スペーシアカスタム

スペーシアカスタムは、スズキを代表するスーパーハイトワゴン軽自動車としてとても高い人気を集めています。単に車内空間が広いのみでなく、デザインや機能性も高いという点も魅力的なモデルです。

兄弟車としてはスペーシアやスペーシアギアなど、選択肢も豊富なので価格やスペックなどをチェックして比較してみましょう。

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