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セダンの王様トヨタ クラウン!今こそ見直したいセダンの魅力とは

セダンの王様トヨタ クラウン!今こそ見直したいセダンの魅力とは

トヨタのフラッグシップセダンであるクラウンについて詳しくご紹介します。また、日本市場ではやや存在感が薄れているセダンの魅力、メリットについて改めて紹介し、同時にクラウンがいかに優れた車なのかを解説します。

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トヨタ クラウンとは

≪写真提供:response≫トヨタ クラウン

自家用車といえばセダン。かつてはそんなイメージが強く持たれていました。実際に、一般家庭用の車としてはセダンが主流でハッチバックは営業車や軽自動車という色合いが濃い時代もありました。しかし現在、自家用車の主流となっているのはハッチバック系のモデルです。軽自動車のみでなく、普通車でもコンパクトハッチバックやSUVなどの人気が高まり、セダンの存在感は薄れつつあります。

人によってはセダンは少し古いというイメージが持たれることもあるようです。セダンが自動車業界の中心だったのは1990年代後半頃までのことなので、そう捉えられるのも仕方ないのかもしれません。しかし、セダンは現代の自動車の基本形であり、根強いファンも少なくありません。

クラウンはそんなセダンの代表的なモデルであり、現在でも多くのファンに支持されています。2020年度上半期のモデル別新車販売台数ランキングにおいても単独の4ドアセダンとしては最高位の31位にランクインしています。31位で最高位というのは少し寂しく感じられるかもしれませんが、それだけセダンの市場規模が縮小している中においても、クラウンは多くのユーザーに支持されていることを意味します。

ここではまずはクラウンがどんな車なのかを詳しくご紹介しましょう。

日本のセダンの王様・クラウン

クラウンはトヨタのラインナップの中でも、もっとも長い歴史を誇るセダンです。現行モデルは2018年に登場しましたが、これでなんと15代目にあたります。

クラウンの初代モデルが登場したのは1955年のことでした。現在では世界の自動車業界をリードしている日本ですが、当時はまだまだ未熟であり海外メーカーに大きなリードを許していました。そのため、多くの日本メーカーが海外メーカーと提携して自動車の製造を行っていたのです。そんな状況の中、トヨタはあえて準国産で自動車を製造するという厳しい道を選び、生み出したのが初代クラウンだったのです。

当時としてはリスクの大きな選択ではありましたが、このクラウンは大ヒットしました。その結果としてさまざまなメーカーが純国産車を積極的に開発するようになります。つまり、クラウンは日本の国産自動車の先駆者的な存在でもあるのです。

その後、クラウンは国産車初の本格乗用車から、高級車路線へとシフトしていきます。クラウンエイトとして国産車ではじめてのV8エンジンを搭載するなど、常に最新のパワートレーンや技術が投入され続け、クラウンはやがてトヨタの象徴であり、技術の結晶とも言える存在になりました。

その後、トヨタの最上位モデルはセンチュリーに譲ることになり、さらにトヨタがレクサスブランドを立ち上げたことなどによってクラウンは国産最高級車とは呼べなくなってしまいました。しかし、相変わらずセダンの王様であることに変わりはありません。

クラウンならではの存在感

長年にわたって国産高級車として人気を集めてきたクラウンですので、以前ほどにそのイメージはなくなったとしても、やはり強い存在感を放っています。現在でもトヨタといえば真っ先にクラウンを思い浮かべるという方も多いでしょう。

それだけクラウンは現在でもとても高い存在感を放っています。現在トヨタでも以前ほどではないにしてもカムリなどのセダンをいくつかラインナップしています。しかし、その中でもクラウンは特別といったイメージが持たれがちです。その理由のひとつとして挙げられるのは、独特のデザインです。

クラウンはトヨタというメーカーの1モデルではありますが、クラウンというひとつのブランドになりつつあります。実際に、トヨタのほとんどのモデルではフロントグリルにトヨタのロゴが配置されています。しかし、現行クラウンではトヨタのロゴではなくクラウン独自のロゴが採用されているのです。それだけ、クラウンがひとつのブランドとして広く知られ、成立しています。

現行クラウンのラインナップ

2018年に発売された現行クラウンは2.5Lエンジンと3.5Lエンジンの2種類のハイブリッドと、2.0Lガソリンターボエンジンがラインナップされています。さらにグレードは細かく分けられていますが、より走りを追求したRSや、最高級モデルのエグゼクティブなども設定されており、選択肢はとても豊富です。

価格帯を見ると、エントリーモデルは400万円台からで、最上位モデルは税込価格で700万円を超えるなど、かなり幅広くなっているという点もポイントです。

レクサスの存在とクラウンの位置づけ

トヨタの高級車といえば、やはりレクサスを思い浮かべる方が多いでしょう。実際のところ、レクサスはトヨタとは別ブランドにあたりますが、トヨタが立ち上げ、製造や販売を行っていますので「トヨタの高級車」というイメージは間違いではありません。

そんなレクサスの登場によってクラウンの格が下がったと考えられてしまうかもしれません。しかし、実際にはクラウンの格が下がったということはなく、トヨタの一般ユーザー向けの乗用車としては依然としてフラッグシップに位置づけられています。

価格としてはセンチュリーの方が高価であり、最高級車ではありますが一般ユーザー向けのモデルとは言えません。そして、レクサスは別ブランドであると考えると、クラウンはトヨタ内でずっと変わらない地位を築いていると言えるでしょう。

セダンの魅力を再発見

≪写真提供:response≫トヨタ クラウン

冒頭でもご紹介しました通り、近年では市場におけるセダンの存在感はかなり薄くなっています。やはり、市場の中心はコンパクトハッチバックやSUVなどが中心です。しかし、セダンも魅力的であることに変わりはありません。

そこで、ここでは改めてセダンの魅力についてご紹介します。

迫力あるスタイリング

セダンの魅力といえば、やはり迫力あるスタイリングが挙げられます。乗車スペースからボディが前後に大きく伸びる形になりますので、とても迫力があります。これはセダンならではの魅力と言えるでしょう。もちろん、前後に長さがある分だけ小回りは利かなくなりますし、慣れるまでは運転しにくさを感じるかもしれません。

特に、近年のコンパクトハッチバックや軽自動車に慣れている方の場合、クラウンなどのセダンは敬遠してしまいがちです。しかし、フロントが長く伸びている分だけ車の幅を把握しやすくなるというメリットもあります。

むしろ、セダンに慣れてしまうとコンパクトハッチバックなどが乗りにくく感じてしまうかもしれません。

密閉性が高く居住性の高い車内空間

セダンの特徴として、乗車スペースがエンジンルームや荷室などから独立していることから非常に気密性が高いという点が挙げられます。これによって、車内空間はとても静かでとても居住性が高いというメリットがあります。エアコンの効きなどもよくなりますので、車内でより快適に過ごしたいという方にはセダンがおすすめです。

ただ、荷室が独立している関係から車体の大きさに対して車内空間をあまり広く確保することができないという点がデメリットです。

走行性能の高さ・安定感

セダンは全長に対して全高が低くなりますので、とても安定感があり、高い走行性能を期待できるという点も魅力のひとつです。実際、セダンには走行性能の高さを売りにしているモデルも多い傾向にあります。

また、エンジンルームが前方に張り出す形になっていますので、広さを確保しやすく、大きなエンジンを搭載しやすいという点もメリットです。現在では技術の向上によってコンパクトサイズでも大きなパワーを発揮できるエンジンが登場していますが、近年人気のハイブリッド車の場合はさらにモーターやバッテリーなどを設置するスペースが必要となります。

そのため、セダンのシェイプは現代の車の構造にもマッチしていると言えるでしょう。

整備性の良さ

整備性の良さもセダンの魅力のひとつです。前述の通り、エンジンルームが広く、ボンネットを開くことによってパワートレーンの全体をしっかり確認できます。

また、自動車の基本形だけあって、整備技術の多くがベースとなっています。そのため、より整備や修理などをしやすいというメリットがあるのです。

セダンのデメリット

もちろん、セダンにもいくつかのデメリットがあります。まず、サイズが大きくなる分だけ車重も重くなってしまうという点です。車の重さは走行性能や燃費性能などにも直結します。もちろん、単純に軽ければいいというわけではなく、バランスが重要となりますが、軽量化が難しいという点はデメリットでしょう。

また、独立させなければならないユニットが多いことからハッチバックなどと比較するとコストがかかってしまいがちという点もデメリットです。同じパワートレーンで近いスペックのモデルであっても、ハッチバックとセダンではどうしてもセダンの方が価格が高くなってしまいがちです。

最後のデメリットとして、現在では選択肢がかなり少ないという点が挙げられます。すでにご紹介してきました通り、セダンの市場規模はどんどん小さくなっていることもあって、セダンから撤退したメーカーもあります。まだセダンを製造しているメーカーも多いですが、種類は以前と比較すると決して多いとは言えません。そのため、自分の理想のモデルを見つけるのが少し難しいかもしれません。

今こそセダンを見直すべき理由

セダンの市場規模は縮小傾向にありますが、不要となってしまったわけではありません。実際にトヨタは未来の車としてセダンの水素自動車「MIRAI」を発表しています。セダンはサイズ的にも余裕がありますので、新しい技術を導入しやすいというメリットもあります。

そして、何よりもセダンは車の基本形でもありますので、これからも残って行くべき車の形のひとつであるとも言えるでしょう。

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まとめ

≪写真提供:response≫トヨタ クラウン

クラウンはトヨタを代表するセダンで、かつては国産の最高級車として長年にわたって君臨してきました。以前と比較すると、セダン市場の縮小とともに存在感はやや薄れつつあります。それでもやはり、トヨタの一般向け乗用車のフラッグシップであることに変わりはありません。

そこで、今回はクラウンの特徴や歴史などとともに、セダンの魅力などについてもご紹介してみました。これから自動車の購入を検討している方は参考にしてみてください。

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