利便性の高いSUV!どんな車がかっこいい?
《画像提供:Response》〈photo by Mercedes-Benz〉メルセデスAMG G63 エディション55
■SUVとはどのような車?
SUVとは、スポーツユーティリティービーグルの略であり使う人がアウトドア等で多目的に使える車のことを指します。
ここで言うスポーツとは車の運動性能というわけではなく、使う人がアクティブなスポーツを用途とする意味でのスポーツです。
以前は悪路や不整地、岩場などの走行に特化したクロスカントリー車(クロカン四駆)や家族や仲間とアウトドアスポーツや休暇を遊ぶための車としてレクリエーショナルヴィークル(RV)と呼ばれていたジャンルの車を総称してSUV(スポーツユーティリティーヴィークル)と呼んでいました。
最近では悪路をガンガン走っていける本格派モデルはもちろん、都会派のラグジュアリーなモデル、お洒落でファッション性にも優れるモデル、6人乗りや7人乗りを必要とするファミリー層に向けたミニバンの代用も可能なモデルまで、さまざまなラインアップがあり、各メーカーが注力する人気ジャンルへと成長しました。
■かっこいいSUVってなんだろう
《画像提供:Response》〈写真撮影:中村孝仁〉日産 エクストレイル G e-4ORCE
それではかっこいいSUVとはどんな車なのでしょうか。
どんなに荒れた道でもガンガン走っていける頼もしさがかっこいいと感じる人もいるでしょうし、乗っている人の魅力が増すようなオシャレな車がかっこいいと感じることもあるでしょう。
異性からモテるという側面や、高級ラグジュアリー路線のかっこよさもあります。また、6〜7人乗れる車が欲しいけどミニバンはちょっとありきたりと感じてる方には大人数乗れるSUVの方がかっこいいと思える人もいるでしょう。
今回は人気車種からまだあまり知られてない隠れかっこいい車種まで国産車、外車問わず最新のかっこいいSUV10選を紹介します
かっこいいSUVの国産車&外車おすすめ10選
■ジープ ラングラー
《画像提供:Response》〈photo by Jeep〉ジープ・ラングラー・ルビコン 392
ラングラーは、4WDやSUVというワードで想像する車の象徴的な存在であるジープのアイコンモデル。本格的なオフロード性能と長年継承してきた伝統的なスタイリングで誰もが認めるSUVとなりました。
1987年登場の初代モデルや2代目モデルまでは2ドアモデルしかなく、悪路を走るためだけに開発されたような車でした。
3代目ラングラー(JK型)からボディサイズも大きくなり5ドアモデルのアンリミテッドがラインアップされてからは、荷室の広さや後部座席の利便性が大幅に向上し、人気は急上昇しました。
現行モデルの4代目(JL型)では、外装デザインは先代モデルから大幅な変更はないものの、現代のSUVに求められる快適性や安全性、燃費性能が向上され、ボディパネルにアルミを採用するなど軽量化も実現しました。
エンジンもダウンサイジングされた新設計2リッターターボエンジンとなり、引き継ぐ伝統と最新のコンポーネントで幅広い層からの人気を得ており、芸能人など有名人も愛車としています。
どんな道でも心配無用の頼もしい本格クロカン4WDのカッコよさを求める方におすすめです。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,870mm×1,895mm×1,845mm |
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ホイールベース | 3,010mm |
最大乗車定員 | 5名 |
車両重量 | 1,960kg |
燃費 | WLTCモード:10.0km/L |
エンジン種類 | 直列4気筒 DOHCターボ ガソリン 1,995cc |
エンジン最高出力 | 200kW(272ps) /5,250rpm |
エンジン最大トルク | 400N・m (40.8kg・m) /3,000rpm |
駆動方式 | 後2輪・4輪駆動・オンデマンド方式4輪駆動(選択式) |
トランスミッション | 電子制御式8速AT |
新車価格 | 7,545,455円(消費税抜) |
■スズキ ジムニー シエラ
《画像提供:Response》〈撮影:島崎七生人〉スズキ ジムニーシエラ JC・4AT
ジムニー シエラは、ジープ×ミニの掛け合わせから誕生した本格派4WDの軽自動車「ジムニー」をベースに1.5リッターエンジンを搭載したモデル。コンパクトな車体で小回りも効くので運転初心者にもおすすめです。
誰もが認める本格4WDとしてのカッコよさを持ちながらも、運転のしやすいボディサイズ、お求めやすい価格帯とおすすめ箇所は数え上げるときりがありません。
現行モデルでは安全装備の「スズキセーフティーサポート」を採用し、運転支援システムも充実。マニュアルトランスミッションを選択することも可能です。
アフターパーツのカスタムパーツも多く、自分だけのこだわりの一台を表現することもできるのもポイントです。
3ドアモデルではあるので、1~2名乗車で使用することが多い環境であればおすすめできる1台です
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,550mm×1,645mm×1,730mm |
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ホイールベース | 2,250mm |
最大乗車定員 | 4名 |
車両重量 | 1,080kg/1,090kg |
燃費 | WLTCモード:15.4km/L |
エンジン種類 | 直列4気筒 ガソリン 1,460cc |
エンジン最高出力 | 75kW(102ps) /6,000rpm |
エンジン最大トルク | 130N・m (13.3kg・m) /4,000rpm |
駆動方式 | パートタイム4WD |
トランスミッション | 5MT/4AT |
新車価格 | 1,694,000円/1,784,000円(消費税抜) |
■トヨタ RAV4
《画像提供:Response》〈撮影:小林岳夫〉トヨタ RAV4
RAV4の初代モデルの登場は1994年、トラックベースのSUVが主流だった時代に乗用車ベースのSUVとして登場し注目を集めました。現行モデルは4代目になります。
ボディサイズも初代モデルから大型化され、ワンランク上の広さを確保。デザインはSUVらしい力強さと洗練された雰囲気を融合しており、ミドルクラスのSUVとしてはトップクラスの広さを持つ荷室は使い勝手も抜群です。
4WD走行が不要と判断した場合には2WDへと切り替えて走ることで燃費性能も向上。バランスの取れた“できる”大人を演出したかっこよさを求める方におすすめの1台です。
ハイブリッドの選択肢もあるので燃費も良好。5ドアで5人乗り、広い荷室を持ち、ファミリー層にも人気が高い車です。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,600mm×1,855mm×1,685mm |
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ホイールベース | 2,690mm |
最大乗車定員 | 5名 |
車両重量 | 1,670kg |
燃費 | WLTCモード:20.6km/L |
エンジン種類 | 直列4気筒 ガソリン 2,487cc |
エンジン最高出力 | 131kW(178ps) /5,700rpm |
エンジン最大トルク | 221N・m (22.5kgf・m) /3,600-5,200rpm |
駆動方式 | 2WD(FF) |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
新車価格 | 3,216,364円(消費税抜) |
■光岡 バディ
《画像提供:Response》〈写真提供:光岡自動車〉光岡 バディ
バディは光岡としては初のSUV。コンセプトは「自然体でサラリと乗りこなせる相棒」です。
そのエクステリアは、30~40年程前のアメリカの大型SUVを彷彿とされるレトロなデザインで懐かしくもカッコよく、他とは一味違った雰囲気が特徴的。ベースは前途に記載したRAV4なので使い勝手や信頼性も抜群です。
ファッションアイテムとしても抜群のこだわりを表現してくれる車であり、センスの良さを表現できます。
安心感やこだわり、使い勝手など様々な要素を求める方におすすめの1台です。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,730mm×1,865mm×1,685mm |
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ホイールベース | 2,690mm |
最大乗車定員 | 5名 |
車両重量 | 1,550kg/1,620kg |
エンジン種類 | 直列4気筒 ガソリン 1,986cc |
エンジン最高出力 | 126kW(171ps) /6,600rpm |
エンジン最大トルク | 207N・m (21.1kgf・m) /4,800rpm |
駆動方式 | 2WD/4WD |
トランスミッション | Direct Shift-CVT(ギヤ機構付⾃動無段変速機) |
新車価格 | 2WD:4,719,000円(消費税抜) 4WD:4,897,000円(消費税抜) |
■ホンダ CR-V
《画像提供:Response》〈撮影:諸星陽一〉ホンダ CR-V(EXマスターピース)
CR-Vは、ホンダの世界戦略SUV。初代モデルは、1995年に登場し、現行モデルは5代目です。広い室内空間や使い勝手の良さに加え、あらゆる状況において安心した走りの実現しています。
パワートレインには、シビックに搭載されている1.5リッターVTECターボエンジンを搭載し力強さと燃費の両方を実現。さらに3列シートの7人乗りモデルもあるため、ファミリーユースにも最適です。
FFモデルもあるので、かっこいい見た目のSUVが良いけど特に悪路は走ることが少ない方にもおすすめ。都会派のかっこよさと使い勝手のよさのバランスが取れたSUVですが、シビックと共通のプラットホームで走りへのこだわりにも抜かりがありません。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,605mm×1,855mm×1,680mm |
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ホイールベース | 2,660mm |
最大乗車定員 | 5名/7名 |
車両重量 | 1,520kg/1,590kg |
燃費 | WLTCモード:14.2km/L(5人乗り)/13.6km/L(7人乗り) |
エンジン種類 | 直列4気筒 ガソリン 2,487cc |
エンジン最高出力 | 140kW(190ps) /5,600rpm |
エンジン最大トルク | 240N・m (24.5kgf・m) /2,000-5,000rpm |
駆動方式 | 2WD(FF) |
トランスミッション | 無段変速オートマチック(トルクコンバーター付)[7スピードモード付]+パドルシフト |
新車価格 | 5人乗り:3,056,000円(消費税抜) 7人乗り:3,233,000円(消費税抜) |
■マツダ CX-60
《画像提供:Response》〈写真撮影:雪岡直樹〉マツダ CX-60 XD Exclusive Mode(参考画像)
CX-60はマツダの新型SUV。今の車に求められる高い安全性能と環境性能を兼ね揃え、シックで高級感のある内外装を纏った車です。
直列6気筒ディーゼルハイブリッドエンジンを搭載するモデルも設定され、燃費と力強さの両立しています。
堂々と風格のあるフロントフェイスとロングノーズショートデッキの力強く動きのある映える骨格。内装もナッパレザーや起毛のスエード調を選択でき、大衆メーカーのマツダでありながら海外のプレミアムSUVの雰囲気を楽しむことが可能です。
都会派プレミアムSUVのラグジュアリーさと力強い走り、今後のマツダを牽引していくSUVであることに間違いありません。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,740mm×1,890mm×1,685mm |
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ホイールベース | 2,870mm |
最大乗車定員 | 5名 |
車両重量 | 1,680kg/1,720kg |
燃費 | WLTCモード:14.2km/L(2WD) WLTCモード:13.1km/L(4WD) |
エンジン種類 | 直列4気筒 ガソリン 2,488cc |
エンジン最高出力 | 138kW(188ps) /6,000rpm |
エンジン最大トルク | 250N・m (25.5kgf・m) /3,000rpm |
駆動方式 | 2WD(FR)/4WD |
トランスミッション | 8EC-AT |
新車価格 | 2WD:2,720,000円(消費税抜) 4WD:2,925,000円(消費税抜) |
■キャデラック エスカレード
《画像提供:Response》〈写真撮影:中村孝仁〉キャデラック エスカレード スポーツ
キャデラック エスカレードはアメリカンのフルサイズ・ラグジュアリーSUV。全長5,400mm×全幅2,065mm×全高1,930mmとフルサイズというだけあってとにかく巨大です。
エンジンには6.2リッターV型8気筒エンジンを搭載、3列シートで7人乗り。エクステリアでは、アイアンマンのような力強いフロントフェイスが圧倒的な存在感を高めています。
また、フラッグシップモデルらしく、湾曲型のOLEDディスプレイにAKG製オーディオシステムと最新のテクノロジーが惜しみなく投入されています。
大きなボディ、大きなエンジン、存在感のあるデザイン…他の人とは一味違った人生を求める方にはおすすめの1台です。
ミュージックビデオや芸能人の愛車に選ばれるなど、最高峰ならではのカッコよさを感じることができます。
これぞアメリカ!!を全身で感じることができるキャデラックの最高傑作です。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 5,400mm×2,065mm×1,930mm |
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ホイールベース | 3,060mm |
最大乗車定員 | 7名 |
車両重量 | 2,740kg |
燃費 | - |
エンジン種類 | V型8気筒 OHV/L87 ガソリン 6,156cc |
エンジン最高出力 | 306kW(416ps) /5,800rpm |
エンジン最大トルク | 624N・m (63.6kg・m) /4,000rpm |
駆動方式 | セレクタブル 4WD |
トランスミッション | 10速AT |
新車価格 | 15,818,182円(消費税抜) |
■三菱 アウトランダーPHEV
《画像提供:Response》〈写真撮影:雪岡直樹〉三菱 アウトランダー PHEV 新型
アウトランダーは、プラグインハイブリッドモデルのSUV。
ランサーエボリューションで鍛えた4WD技術とパジェロで築いたSUVのノウハウ、i-MiEVで培ったEV技術など、三菱の技術の集大成といえる車です。
EVならではの加速性能の高さもおすすめポイント。3列7人乗りも設定され、ファミリーユースにも最適です。
SUVとしての居住性と利便性、近未来的なデザインを兼ね備えたこだわりのSUVです。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,710mm×1,860mm×1,740mm |
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ホイールベース | 2,705mm |
最大乗車定員 | 5名 |
車両重量 | 2,010kg |
燃費 | WLTCモード:16.6km/L |
エンジン種類 | 4気筒 ガソリン 2,359cc |
エンジン最高出力 | 98kW /5,000rpm |
エンジン最大トルク | 195N・m /4,300rpm |
駆動方式 | 4WD |
新車価格 | 4,201,000円(消費税抜) |
■レクサス NX
《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタ自動車〉レクサスNX350“F SPORT”
NXは、トヨタのプレミアムブランドであるレクサス初のPHVモデルも設定される、クロスオーバーSUV。現行モデルは、走り、デザイン、先進技術を全面刷新した2代目です。
都会を機敏に駆け抜ける高い走行性能とSUVらしい力強さ、レクサスブランドのプレミア感を兼ね揃えるかっこいい1台です。
インテリアは、車とドライバーがより直感的に繋がる事ができるコクピット思想の「Tazuna Concept」を初めて取り入れています。
安全性装備も充実しており、取り回しのしやすいサイズ感がおすすめです。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,660mm×1,865mm×1,660mm |
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ホイールベース | 2,690mm |
最大乗車定員 | 5名 |
車両重量 | 1,650kg/1,680kg |
燃費 | WLTCモード:14.4km/L(2WD) WLTCモード:13.9km/L(AWD) |
エンジン種類 | 直列4気筒 ガソリン 2,487cc |
エンジン最高出力 | 148kW(201ps)kW /6,600rpm |
エンジン最大トルク | 241N・m (24.5kgf・m)/4,400rpm |
駆動方式 | 2WD(FF)/AWD |
新車価格 | 2WD:4,136,364円(消費税抜) 4WD:4,381,818円(消費税抜) |
■スバル レガシィアウトバック
《画像提供:Response》〈写真提供:SUBARU〉スバル レガシィアウトバック
レガシィアウトバックは、ステーションワゴンの使い勝手と利便性、群を抜く荷室の広さにSUVの長所を融合したクロスオーバーSUVです。
プレミアム感は、それほど高くありませんが、使い勝手や機能、安全性能、取り回しに優れ、質実剛健という言葉がピッタリ。長年4WDを作り続けたメーカーだけに雪やぬかるみ等の悪路の走行性能もかなり高く頼もしい存在です。
新世代のアイサイトも備わっており、安全性も抜群で、性能と使い勝手を求める方におすすめです。
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,870mm×1,875mm×1,675mm |
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ホイールベース | 2,745mm |
最大乗車定員 | 5名 |
車両重量 | 1,690kg |
燃費 | WLTCモード:13.0km/L |
エンジン種類 | 水平対向4気筒 ガソリン 1,795cc |
エンジン最高出力 | 130kW(177ps)kW /5,200-5,600rpm |
エンジン最大トルク | 300N・m (30.6kgf・m)/1,600-3,600rpm |
駆動方式 | AWD(常時全輪駆動) |
新車価格 | 3,900,000円(消費税抜) |
SUVは場所を選ばない万能車
《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタ自動車〉トヨタ・ランドクルーザーZX
SUVの人気は、力強さや利便性、安全性能、高級感などバランスが取れていることに支えられています。
山や海などの自然はもちろん、都会やホテル等でも似合う万能な車であることが人気の理由の一つでしょう。
家族や友達とアクティブで充実したライフスタイルを送るのに最高の相棒となってくれます。
今回紹介できなかったかっこいいSUVもまだまだたくさんあり各メーカーがいろんな特徴のSUVのラインアップしているので、自分にピッタリとハマるかっこよさを持つ1台を探してみてはいかがでしょうか。