【最新情報】ハリアーフルモデルチェンジ!?2020年夏が有力か
ハリアー予想CG
都会派クロスオーバーSUVの元祖、トヨタ『ハリアー』。
このハリアー次期型に関する情報を、姉妹サイトのSpyder7編集部が入手しました。
次期型では、新世代「TNGA」(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)に基づく「GA-K」プラットフォームを採用。これは新型『RAV4』と共通のもので、高剛性化や低重心化による走りの良さが期待できそうです。
また、RAV4との差別化のため、ホイールベースが延長され、3列7人乗りが設定される可能性も。
パワートレインは、2.5リットル直列4気筒「Dynamic Force Engine」、及び2.5リットル直列4気筒+電気モーターのハイブリッドがラインアップされる予想。
現行モデルの2.0リットルガソリンエンジンに代わるDynamic Force Engineは、TNGAに基づいて開発され、高い走行性能と環境性能を両立させている新世代エンジンであり、世界トップレベルとなる最大熱効率41%を達成しています。
ワールドプレミアは2020年夏が有力です。
トヨタの大人気クロスオーバーSUV、ハリアーとは
「高級サルーンの乗り心地と快適性を兼ね備えたクロスオーバーSUV」として開発されたハリアー。
もともとは、初代と2代目モデルがレクサスブランドにおいて「RX」として販売されていたこと、ご存知でしたか?3代目ハリアーにフルモデルチェンジした後は、レクサスRXから分離・独立して、日本国内専売車種となりました。
そんなハリアーについて見ていきましょう。
ハリアーのかっこいいイメージムービー、CMはこちら。
日本の高級ブランドレクサス人気車種!LC RX RC LFA 紹介
http://matome.response.jp/articles/38日本車の高級ブランドとして世界中で認められる強固な地位を築いた「レクサス」。スポーツ、セダン、ハイブリッド、SUV、クーペと、さまざまなラインナップが揃えられています。2017年春に展開予定の注目すべき新型モデルはどんな車でしょう?
■ハリアーのエンブレムは、トヨタマークじゃない!?
車名の由来は、鷹の一種である「チュウヒ」の英語名。それにちなんで、エンブレムのモチーフもチュウヒになっています。
トヨタのハリアー 基本情報
トヨタ ハリアー
■トヨタ ハリアー エクステリア・外装
トヨタ ハリアーの外装画像
ハリアーのエクステリアのコンセプト、それは初代ハリアーから引き継がれています。
ハリアーらしさ、について、豊田自動織機自動車事業部技術部デザイン室車両デザイン第1グループの冨田健二さんは「“WILD but FORMAL”という初代ハリアーからのテーマは引き継がれている。フォーマルではあるものの、どこか着崩したようなフォーマル感。少し着崩すことで、色気や艶っぽい雰囲気を醸し出している。そこがハリアーらしさだ」と語っていました。
また、2013年に発売された、現行のハリアー新型ではこのテーマを継承し、さらに磨きをかけていきました。
■ハリアー新型デザイン、「プロポーションやデザインで勝負」
トヨタ ハリアーの外装画像
今回のハリアーの「エクステリアデザインのキーワードは、“Elegant Velocity(エレガント・ヴェロシティ)”」と話すのは、豊田自動織機自動車事業部技術部デザイン室車両デザイン第1グループの冨田健二さん。
「スピード感のある伸びやかさ、勢いを感じさせるようデザインした。あまりごちゃごちゃしたデザインではなく、プロポーションやスタンスで勝負している」そうです。
具体的には、「フロントオーバーハングをあえて長く取り、リアオーバーハングはかなり短く切り詰めた。こういうプロポーションで躍動感を表現している」とし、面に関しては、「凄くシンプルに作った。シンプルに作れば作るほどごまかしがきかなくなるので、面の練り込みなど細かいところには気を使い仕上げた」と述べていました。
トヨタ・ハリアー ハイブリッド「Advanced Premium Package」
■ハリアー インテリア・内装
トヨタ ハリアーの内装画像
ハリアー ターボ車 内装
ハリアー ターボ車 内装
ハリアーは、シンプルでありながら、豊かさが細部にまで行き渡るインテリアを目指しました。
トヨタ製品企画本部ZD技範の石井隆さんによると、ハリアー新型のインテリアは、「画期的に“飛ぶ”ことをテーマにしたことから、ハリアーらしさという点では、全く残っていない。高級感、本物感のある、いかにも職人が手を入れたようなという内装だ。対して、外観は、ハリアーをある程度残しながら、正常進化という表現で、デザインした」と語りました。
トヨタ ハリアー プログレス ハイブリッド 内装
トヨタ ハリアー プログレス ハイブリッド 内装
■ハリアー 搭乗人数、シートカラー
トヨタ・ハリアー ハイブリッド Premium “Advanced Package”
ハリアーのシートは5人乗りです。
シートの色は、ブラック、アイボリーの2色のカラーバリエーション。
また、シートの表皮は、本革かファブリック(上級)+合成皮革があります。
トヨタ『ハリアー』のインテリアは、これまでとは違う発想でデザインされていったという。
トヨタ自動車デザイン本部トヨタデザイン部グループ長の上新隆さんによると、「ディープボルドーというボルドーワインの深い味わいをイメージしたインテリアカラーがあり、この色、そして使っている素材や仕立てありきでデザインのテーマが出来たのだ」と話す。
つまり、「まずはこのカラーを使おう。そこに似合うインテリアデザインがどういうものかをデザインしていった。当然新しい形ではあるものの、まずはこの取り組み方や、発想の仕方が(これまでとは)違っており、この考えが途中で変わることなく製品にまで結実したことを今回アピールしたい」という。
トヨタ ハリアーの内装画像
■ハリアー カラーバリエーション
ハリアーのカラーは?
ハリアーのボディカラー、カラーバリエーションは全部で7色です。
ホワイトパールクリスタルシャイン
シルバーメタリック
ブラック
スパークリングブラックパールクリスタルシャイン
ブラッキッシュアゲハガラスフレーク
ブラッキッシュレッドマイカ
ダークブラウンメタリック
このラインナップを見ると、ブラック系の色味が多いことがわかりますね。
このダーク系を中心としたカラーバリエーションは、豊田自動織機自動車事業部技術部デザイン室車両デザイン第1グループの冨田氏によると、「夕暮れ時にどの色も黒と錯覚してしまう微妙なニュアンスを持つ色を揃えました。イメージはダークスーツです」と述べています。
■ハリアー ボディサイズは?他のSUVと比べてどう?
ハリアーのボディサイズは、
・全長 4,720mm
・全幅 1,835mm
・全高 1,690mm
となっています。
この大きさは、日産のSUV、エクストレイル
・全長 4640mm
・全幅 1,820mm
・全高 1715mm
マツダのSUV、CX-5とほぼ同じくらいの大きさです。
・全長 4,545mm
・全幅 1,840mm
・全高 1,690mm
日産 エクストレイル
マツダ CX-5
■ハリアー 燃費情報 他のSUVと比較した結果!
ハリアー、気になる燃費はどれくらいなのでしょうか。
《ハイブリッド車 燃費》
・ハイブリッド車(PREMIUM"Advanced Package"、PREMIUM、ELEGANCE):21.4km/L
・ハイブリッド車(GRAND):21.8km/L
ちなみに、ライバル車と比較してみると、
・日産 エクストレイル 20.0km/L(4WD)
・ホンダ ヴェゼル 21.6-23.2km/L(4WD)
この数字だけを見てしまうと、ハリアーはヴェゼルにやや劣っているという印象を持たれてしまいますが、
なんと言ってもハリアーはヴェゼルよりも少し大きいので、大きさの違いを踏まえると、やはりハリアーはすばらしい燃費を誇っていると言えるでしょう。
《ガソリン車 燃費》
・ガソリン車(2WD全車):16.0km/L
・ガソリン車(4WD車(PREMIUM”Advanced Package”)):14.8km/L
・ガソリン車(4WD車(PREMIUM、ELEGANCE、GRAND):15.2km/L
※全てJC08モード
■ハリアー 安全性能
プリクラッシュセーフティシステム、インテリジェントクリアランスソナー搭載
ハリアーには、プリクラッシュセーフティシステムが搭載されています。
この、プリクラッシュセーフティシステムとは、
進路上の先行車や障害物などをミリ波レーダーで検出し、衝突する可能性が高いと判断した場合に警報やブレーキの制御により衝突回避を支援するもの。
万が一、先行車と衝突する場面に遭遇した場合には、警報の後、ドライバーがブレーキを踏むと、プリクラッシュブレーキアシストがブレーキ力を強力にアシストし、先行車20km/h、自車80km/hの場合では最大60km/h程度減速。
またドライバーがブレーキを踏めなかった時には、プリクラッシュブレーキが作動。
先行車20km/h、自車50km/hの場合では最大30km/h程度減速し、衝突の回避あるいは衝突被害の軽減を支援します。
「高級・進化・新規」をテーマに開発されたハリアーは、近年の新型車には定番となりつつあるプリクラッシュセーフティシステムをはじめとした各種安全装置のほか、高級車らしい充実した装備を標準グレードから設定したことで、お買い得感を高めている。
JNCAP予防安全性能評価において、最高ランクの「ASV+」を獲得しています。
また、ハリアーにはアクセルの踏み間違いや踏みすぎなどで起こる衝突を緩和し、被害の軽減に寄与する、インテリアクリアランスソナーを搭載しました。
車庫入れなどの運転時、障害物の接近を表示とブザーで知らせる「クリアランスソナー」に、障害物との接触を緩和する機能を新たに追加したものです。
ハリアー グレード別新車価格、中古車情報
トヨタ ハリアー グランド
一番気になるのはズバリ、価格ですよね。
ハリアーは一体どれくらいのお値段なのでしょうか。
■ハリアーのグレード別価格 紹介!
特別仕様車 PREMIUM“Style NOIR” | ガソリン車 | 3,360,500円〜 |
PROGRESS “Metal and Leather Package”/PROGRESS | ガソリン車 | 3,850,000円〜 |
PREMIUM “Metal and Leather Package”/PRREMIUM | ガソリン車 | 3,309,900円〜 |
ELEGANCE | ガソリン車 | 3,004,100円〜 |
PROGRESS “Metal and Leather Package”/PROGRESS | ターボ車 | 4,125,000円〜 |
PREMIUM “Metal and Leather Package”/PREMIUM | ターボ車 | 3,584,900円〜 |
ELEGANCE | ターボ車 | 3,443,000円〜 |
PROGRESS “Metal and Leather Package”/PROGRESS | ハイブリッド車 | 4,689,300円〜 |
PREMIUM “Metal and Leather Package”/PREMIUM | ハイブリッド車 | 4,150,300円〜 |
ELEGANCE | ハイブリッド車 | 3,844,500円〜 |
ELEGANCE “GR SPORT” | ターボ車 | 4,070,000円〜 |
ELEGANCE “GR SPORT” | ガソリン車 | 3,461,700円〜 |
※2020年3月現在のものです
■ハリアー 中古車の価格帯
場所やお店、グレードなどによって値段は左右されますが、
ハリアー新型は290万~400万あたりの価格で購入できるようです。
新車に比べると、少しばかりお安くなりますので、中古車を購入するという選択肢も良いかもしれませんね。
※2020年1月現在
トヨタ ハリアー 中古車車検索 | レスポンス(Response.jp)
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ハリアー 試乗記紹介
■ハリアー ガソリン車 試乗
きらめき感あるエクステリアはインパクトと先進感、新鮮味あるものだ。インテリアにしてもソフトパッドを奢るインパネ回り、8インチディスプレーを含む艶やかなフラットパネルが美しいセンターコンソール、シートデザインなど、高級感と先進性が見事。ガソリン車でも十分に新型らしさを味わえる。
走り出せば、加速感は実に軽快。17インチタイヤ装着車であれば乗り心地も滑らかで快適そのもの。操縦性は自然でクセがなく、始めてステアリングを握ったとしても、すぐにクルマを手足のように操れる感覚だ。ホイールベースの短縮が功を奏し、最小回転半径は先代の5.7mに対してウィッシュ並みの5.3mに。これならUターンの容易性だけでなく駐車のしやすさも抜群だ。
ハリアー ガソリン車の燃費性能の感触は
実燃費は市街地30%、高速70%で13km/リットル前後を記録(同条件でHVは15km/リットル程度)。ミッドサイズのラグジュアリーなSUVとしてはなかなかの燃費性能と言えそうだ。
もちろん、ハイブリッドも魅力的だが、価格差はエレガンス・グレード基準でハイブリッドとガソリン4WD同士では約70万円、ガソリンFFになれば約90万円に広がる。このクルマのオンロード&都会派のキャラクターからすれば、走行性能は200万円台後半から手に入るガソリン車のFFで十分とも思える。