2023~2024年 年末年始の休みはいつから?
年末年始はもとより大型連休など、多くの人が同時に休暇を取るタイミングは、人の移動する機会も増えますので、それに比例して新幹線を利用する人も多くなります。
はじめに、2023年から2024年にかけての年末年始のスケジュールを確認しましょう。
■年末年始のお休みは6連休!今年は最大11連休も可能
役所をはじめとした行政機関は休日に関する法律で、12月29日から1月3日までを年末年始の休暇日と定めています。病院や銀行、一般的な企業は、概ねこちらの期間にあわせてお休みとするところが多く、一般的にお正月休みは6連休になります。
なお、お正月休みが明けた後は、土日と成人の日の祝日をあわせた3連休。仮に1月4日(木)、5日(金)の2日をお休みにした場合、今年2023~2024年末年始のお休みを11連休とすることも可能です。
新幹線が混雑する日はいつ?過去実績から予測
2023~2024年の年末年始、帰省や旅行の計画を立てるにあたって新幹線の混雑ピークがどこになるのか具体的な情報を把握しておきましょう。
ここからは新幹線が混雑する日を知るために、昨年の新幹線と在来線の指定席予約状況を振り返ってみましょう。
■【JR東日本】2022~2023年 年末年始における利用ピーク日
指定席予約状況と利用の多い日
在来線を含む下り列車は12月30日が最も多く指定席の予約がされました。12月29日・30日の新幹線は、各方面とも日中時間帯では満席の列車が多い状況でした。なお、自由席も含めた利用実績を見ても、12月30日が最も利用が多い日となっています。
上り列車は1月3日が最も多く指定席の予約がされました。1月2日・3日の新幹線は、各方面とも日中時間帯では満席の列車が多い状況でした。自由席も含めた利用実績でも、1月3日が30.4万人と最も利用が多い日でした。
出典:JR東日本ニュース:2023年1月6日発表 年末年始期間のご利用状況
■【JR西日本】2022~2023年 年末年始における利用ピーク日
指定席予約状況と利用の多い日
下り列車は山陽新幹線では12月29日、北陸新幹線が12月30日に最も多く指定席の予約がされました。当日の利用実績では、JR西日本管内全体での混雑のピークは12月29日でした。
上り列車は山陽新幹線・北陸新幹線ともに1月3日が最も多く指定席の予約がされ、当日の利用実績としても、在来線も含めて同日が混雑のピーク日になりました。
出典:JR西日本ニュース:2023年1月6日発表 年末年始期間のご利用状況
【混雑予測】2023~2024年 年末年始に新幹線が混雑する日をズバリ予測!
■下り線(帰省ラッシュ)の混雑ピーク予測
2023~2024年の年末年始の帰省ラッシュは12月29日からはじまり、翌日30日までの2日間が混雑のピークとなるでしょう。
■上り線(Uターンラッシュ)の混雑ピーク予測
2023~2024年の年末年始のUターンラッシュは1月2日からはじまり、翌日3日が混雑のピークとなるでしょう。
上記の混雑が予測される日に新幹線での移動を計画されている方は、事前に指定席を予約することをおすすめします。
年末年始の新幹線は指定席予約を!予約開始はいつから?
新幹線の指定席予約は、インターネット予約、駅窓口などすべての予約場所で共通で、原則乗車日の1ヶ月前(前月の同じ日)の午前10時から開始されます。
例えば、12月30日に乗車する指定席を予約する場合は、11月30日の10時から手続きできます。人気日は指定席に予約が殺到しますので、タイミングが遅れると希望座席が予約できなかったり、ご一緒に移動する家族や友人とバラバラの座席を予約せざるを得ないこともありますので、予約開始時間にあわせて、早めに予約手続きをしておくのがよいでしょう。
より確実に座席を確保したい場合には、パソコン・スマートフォンからの申し込みに限りますが、発売開始日より1週間前に予約できる「事前申込サービス」の利用もおすすめです。事前申込を利用できる期間は、発売開始日より1週間前(同曜日)からになりますが、受付期間が乗車する路線により異なりますので、事前にご確認ください。
また、座席の指定ができない点や満席の場合などは座席を用意できない場合もあり「確実に座席が確保できるわけではない」ことを覚えておきましょう。
事前申込サービスについては下記URLをご確認ください。
事前受付について|JRきっぷ ご利用ガイド:えきねっと(JR東日本)
https://www.eki-net.com/top/jrticket/guide/jizen/index.htmlえきねっと「JRきっぷ申込」で乗車日の1ヶ月前のさらに1週間前からお申込みができる「事前受付」のご案内
予約・お支払い方法、予約条件│e5489ご利用ガイド:JRおでかけネット
https://www.jr-odekake.net/goyoyaku/e5489/reservation/e5489とは山陽・九州新幹線(新大阪~鹿児島中央)・北陸新幹線(金沢~東京)とJR西日本・JR四国・JR九州エリアの特急列車(一部快速列車含む)を便利におトクに利用できる会員制ネット予約サービスです。(JR東海・JR東日本(一部エリア)のきっぷも予約可能です。)
なお、東海道・山陽・九州新幹線においては、2023年10月より、インターネット予約の「エクスプレス予約」「スマートEX」から、座席数を限定して乗車日の1年前(前年の同じ日)の午前5時30分から予約を受け付けています。
全座席が予約できるのは乗車日1か月前からですが、より早めに年末年始の座席の確保ができるようになりました。
EXサービスが、ますます便利になります!|エクスプレス予約 新幹線の会員制ネット予約
https://expy.jp/lp/2023autumn_service/エクスプレス予約は、会員様の出張や旅行が快適なものになるよう、さまざまな角度からサポートを行っています。
指定席が取れなかったそんなとき!自由席を確保するためのポイント
■比較的空いている時間帯の列車を選ぶ
新幹線は土日祝日をはじめとした休日においては、午前7時台より乗車率が上がり、9時から11時台、15時から17時台が一番混雑するのが一般的です。始発となる6時台は比較的乗車率が少ない時間帯なので、こちらを選ぶことで自由席を確保しやすくなります。
■始発駅で並ぶ
途中駅から乗車すると既に始発駅で自由席が埋まってしまうので、始発駅に移動することができるのであれば、始発駅で自由席の列に並ぶのがよいでしょう。
例えば東海道新幹線で新大阪駅に向かう場合、品川駅から乗車するのであれば山手線で10分ほどで始発駅の東京駅に移動できます。始発駅であれば自由席の乗車を待つ人の長さを見て、座れるか座れないかの判断もしやすくなるのでおすすめです。
■座席数が多い車両に並ぶ
新幹線の車両は、奇数号車にトイレや洗面所が設置されています。 トイレや洗面所が設置されている車両はその分座席スペースがなくなり、座席数が少なくなります。
N700系を例にあげると、1~3号車が自由席車両で、1号車の座席数は65席、3号車の座席数が85席に対して、2号車の座席数は100席と10席以上差があります。
ホームへの階段から一番距離が離れている1号車が空いていると思いがちですが、偶数号車に並ぶことで自由席を確保できる確率が高まります。
まとめ
2023~2024年 年末年始の新幹線の混雑予測と、指定席が予約できるタイミング、そして指定席が予約できなかった場合に自由席を確保しやすくするための豆知識を紹介しました。
今回の情報を活用いただき、今年の年末年始の帰省や旅行を楽しんでください。