プジョーのSUVミニバン「リフター」が進化
プジョーは歴史あるフランスの自動車メーカー。そんなプジョーが展開する「プジョー リフター」は、2020年11月に国内展開が始まったMPV(マルチ・パーパス・ヴィークル)です。
端正なフロントフェイスとリフトアップした車高、前後左右に施した樹脂パーツにより、SUVテイストを加え、グリップコントロールによる高い走破性を備えたモデルに仕上がっています。
2列シート5人乗りの通常モデルに加え、3列シート7人乗りの「プジョー リフター ロング」も用意されています。
そんなプジョー リフターのマイナーチェンジモデルが、2024年8月22日に発表されました。
新たな新型プジョー リフターでは、新世代ブランドロゴおよび新しいフロントフェイスを加え、各所に様々なブラッシュアップが施されています。
ボディサイズは、通常モデルが全長4,405mm×全幅1,850mm×全高1,855mm、ロングが全長4,760mm×全幅1,850mm×全高1,875mm。
エクステリアでは、ライオンのロゴ周りをブラックアウトしたブロック型に変更、3本爪のデイライトもブロック形状としています。
これにより、SUVとしての力強さをさらに強調するとともに、ヘッドランプおよびフォグランプを、従来のハロゲンからLEDに変更したことで、夜間の視認性を格段に向上しています。
リアでは、幅を広げた新デザインのプジョー レタリングロゴを採用し、視覚的に重心を下げています。
インテリアでは、中央のタッチスクリーンを、従来の8インチから10インチにサイズアップ。インフォテイメントシステムも刷新しています。
これにより、OTA(オーバー・ジ・エア)による車両のソフトウェアアップデートが可能となり、ソフトウェアを常に最新の状態に保つことがでるようになりました。また、CarPlay/Android Autoに対応したUSBコネクタをType-Cに変更しています。
これに加え、メータークラスターは、従来のアナログメーターからデジタルメーターに変更。メーター内の表示をドライバーの好みに設定することが可能に。また、ステアリングには、新たにステアリングヒーターを装備しています。
インストルメントパネルは、従来のブラウンとブラックのツートンから、グレーとブラックのツートンに変更。また、シート生地には、エンボス加工を施したファブリックを使用し、質感を高めています。
パワートレインは、従来通りターボチャージャー付1.5L 直列4気筒ディーゼルエンジンに8速ATの組み合わせです。
先進安全装備では、ミリ波レーダーの追加により、アクティブクルーズコントロールの性能を向上、停止後3秒以内の再発進が可能となりました。
カラーは、新色の「シルカ・グリーン」を含む、「ぺルラネラ・ブラック」、「アイシー・ホワイト」の3色展開。
価格は、通常モデルが448万円から、ロングが468万円から。発表と同時に販売がスタートしています。
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