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【新車販売台数ランキング】トヨタが強い!500万円超え高級車も「ランキング上昇中」

【新車販売台数ランキング】トヨタが強い!500万円超え高級車も「ランキング上昇中」

自販連(日本自動車販売協会連合会)が発表した2024年7月の新車販売台数ランキングによると、トヨタ「ヤリス」が、不正問題を受け、販売台数の前年比割れが激しく、引き続き2位となったほか、ダイハツのOEM車トヨタ「ルーミー」がさらに勢いを取り戻し4位まで浮上。更に、トヨタ「ランドクルーザーW」も6月で25位から一気に12位となっていましたが、さらに上昇し9位まで駆け上がるなど、入れ替えの激しい展開となりました。

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ヤリス クロス出荷停止の影響は健在…7月のランキングはどうなった?

《画像提供:Response》〈写真提供:レクサス〉レクサス LBX MORIZO RR

2024年7月は、マセラティ新型「グランカブリオレ」やメルセデス・ベンツ新型「Gクラス」のなど、輸入車の新モデルが初公開・導入となったほか、スズキの人気の軽ハイトワゴンSUV「スペーシアギア」、コンパクトSUVの「フロンクス」のティザーサイトが公開されました。

また、レクサス国内初のMT車新型「LBX MORIZO RR」や日産 新型「ノート オーラ NISMO」、ホンダ新型「CR-V FCEV」、新型「BRZ/GR86」の発売など、様々な新型車に関するニュースがありました。

今すぐランキングに影響を与える車種の登場とはなりませんでしたが、6月にも不正問題が発覚し出荷停止となっていたトヨタ「ヤリスクロス」については、その状況が7月も継続。

8月には出荷停止解除となりましたが、7月のランキングはどうなったのでしょうか。

トヨタ「カローラ」が1位を死守、ヤリスの状況はさらに厳しく

《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタ自動車〉左:カローラ ツーリング 特別仕様車 ACTIVE SPORT/右:カローラ 特別仕様車 ACTIVE SPORT

今年に入り、トヨタ「ヤリス(ヤリスやヤリス クロスといったヤリスシリーズの合算値)」と、トヨタ「カローラ(カローラ クロスやカローラ ツーリング等を含むカローラシリーズ)」が1位を争っておりましたが、6月に引き続き1位となったのはカローラで、ヤリス クロスの出荷停止が続いたヤリスは2位となりました。

出荷停止隣りながらも2位を守る堅調なヤリスですが、前年比61.6%と相変わらず厳しい状況です。しかし、8月には出荷停止解除となり、実際の生産再開は9月となる予定と報じられ、9月にはその勢いを少しずつ取り戻すことが予想されます。

カローラもカローラ フィールダー、カローラ アクシオといった機種が出荷停止の対象でしたが、これも解除。そんな状況ながら、前年同月比も114.3%と比較的好調な推移で、力強さを見せつけました。

続く3位のポジションには先月に引き続き「シエンタ」、そして4位には5位から上昇したトヨタ「ルーミー」がランクイン。

ダイハツの不正の影響により一時期はランキングから姿を消していた同モデルですが、徐々に勢いを取り戻し4位まで回復。前年同月比は225.6%とかなり高く、逆にその人気の根強さを証明する機会となりました。

5位には4位から降格した日産「ノート」がランクイン。降格こそしていますが、6月に上級仕様となる「オーラ」もマイナーチェンジ、さらに7月にはそのスポーティモデルとなる「NISMO」の新型モデルも誕生。ついにラインアップすべてがマイナーチェンジを果たしたため、今後の攻勢に期待をしても良いでしょう。

6位には、先月に引き続き、フルモデルチェンジにより新型へと生まれ変わった「フリード」がランクイン。前年比も139.7%と好調で、スタイリングや機能性、パワートレインなど大幅にアップデートした同車のフルモデルチェンジは成功と言えるでしょう。

7位には、先月に引き続きトヨタ「アルファード」がランクイン。納車が順調に進んでるようでこの立場を維持、前年比も266%と順調に販売台数を伸ばしています。ベースグレードでも500万円を超える高級車ですが、“高級ミニバンの代名詞”と呼ばれるほどの名前は伊達ではないようです。

8位には10位から上昇した日産「セレナ」。9位には12位から上昇した「ランドクルーザーW」がランクイン。

新たに登場した「ランドクルーザー250」の納車が進んでいる影響と見られ、こちらもアルファード同様500万円をゆうに超えるクルマながら、その人気の高さを示し続けています。前年比も129.9%と好調、このままの勢いを保ち続けるでしょう。

そして、11位にはランキング外の29位からやってきた「プリウス」が一気に上昇してランクイン。前年比こそ76.5%と厳しい状況ですが、快進撃を見せています。

ホンダ「ヴェゼル」の下落続く…ライバル車が強力すぎるか

《画像提供:Response》〈写真撮影:宮崎壮人〉ホンダ ヴェゼル 改良新型

先月に引き続きルーミーの回復やランドクルーザーの急上昇など様々な変化があった6月。その一方で、ランキングを落としているクルマもあります。

まず9位から12位にトヨタのミニバン「ヴォクシー」が降格。前年比も78.9%と厳しい状態です。またハリアーも14位に降格し、徐々に順位を落としています。

徐々に下落しているホンダ「ヴェゼル」も8位から一気に15位まで降格。マイナーチェンジを受けたばかりですが、ライバルの人気ぶりに押されているようです。一方前年比は147.8%と好調、マイナーチェンジは成功しているといえるでしょう。

20位にランクインしたホンダ「ステップワゴン」も14位から一気にランクダウン。ライバル車や、同じくホンダのミニバン「フリード」にその人気を奪われてきているのかもしれません。前年比は96.8%と100%をやや切った状態、今後の展開が注目されます。

不正問題が終焉…今後のランキングに影響を及ぼすか

《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタ自動車〉トヨタ・ランドクルーザー250 ZX ファーストエディション

2024年7月のランキングでは、6月に引き続きランキング変動が多く見られました。先月に引き続き、トヨタ「ルーミー」やトヨタ「ランドクルーザーW」がその勢いを取り戻しています。

一方不正問題による出荷停止で不動の1位を明け渡し、なかなか回復できないヤリス。

ヤリス クロスの出荷停止は8月に解除され、生産再開は9月になるとのこと。8月のランキングとはいかなくとも9月のランキングに影響を与える可能性はありそうです。今後のランキング変動に注目です。

2024年7月 乗用車ブランド通称名別順位

順位 前月順位 ブランド通称名 メーカー 台数 前年比
1(ー) 1 カローラ トヨタ 14,622 114.3
2(ー) 2 ヤリス トヨタ 11,617 61.6
3(ー)  3 シエンタ トヨタ 11,441 91.6
4(↑) 5 ルーミー トヨタ 10,003 225.6
5(↓) 4 ノート 日産 9,000 107.7
6(ー) 6 フリード ホンダ 8,442 139.7
7(ー) 7 アルファード トヨタ 8,234 266.0
8(↑) 10 セレナ 日産 7,607 94.3
9(↑) 12 ランドクルーザーW トヨタ 7,299 129.9
10(↑) 11 ノア トヨタ 7,052 72.4
11(↑) 29 プリウス トヨタ 7,046 76.5
12(↓) 9 ヴォクシー トヨタ 6,831 78.9
13(↑) 15 アクア トヨタ 6,298 95.8
14(↓) 13 ハリアー トヨタ 6,248 106.8
15(↓) 8 ヴェゼル ホンダ 6,107 147.8
16(ー) 16 フィット ホンダ 6,049 111.4
17(ー) 17 クラウン トヨタ 4,897 153.0
18(↑)  19 ZR-V ホンダ 4,664 197.3
19(↓) 18 ソリオ スズキ 4,628 135.2
20(↓) 14 ステップワゴン ホンダ 4,416 96.8
出典:https://www.jada.or.jp/pages/340/

※軽自動車および海外ブランドの車種を除きます
※車種名は国産メーカーの同一車名を合算したものであり、海外生産車を含みます

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