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【軽自動車販売台数ランキング】ホンダ「N-BOX」がやっぱり超人気!人気の軽スーパーハイトワゴンSUVの影響は?11月の軽人気ランキングはどうなった?

【軽自動車販売台数ランキング】ホンダ「N-BOX」がやっぱり超人気!人気の軽スーパーハイトワゴンSUVの影響は?11月の軽人気ランキングはどうなった?

全軽自協(全国軽自動車協会連合会)が発表した2024年11月新車販売台数ランキングによると、やはりホンダ「N-BOX」が相変わらずトップを死守、不動の人気ぶりを見せつけているほか、3位までの上位陣には入れ替わりがありませんでした。一方、ダイハツ「ムーブ」が先月に引き続き順位を上げており、ついに4位になりました。

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2024年11月はどんな軽自動車が売れた?

《画像提供:Response》《写真撮影 中野英幸》 ダイハツ アトレー 新型

2024年11月は、軽自動車では、ダイハツ「アトレー」や「ハイゼットカーゴ」、スバル「サンバーバン」などの一部改良があったのみで、目立った新型車の登場はありませんでした。

どれも今すぐにランキングに大きな影響を与える話題ではなく、変化要因のないタイミングだったと言えるでしょう。しかし、9〜10月には、SUVテイストをもたせた軽スーパーハイトワゴン、ホンダ「N-BOX JOY」、スズキ「スペーシアギア」、スバル「シフォントライ」、マツダ「フレアワゴン」が発売され、各社出揃っており、これらがそろそろランキングに影響を与えてもいい頃かもしれません。

それでは、2024年11月の軽自動車販売台数ランキングはどのようなものとなったのか。見ていきましょう。

ムーブが4位に…しかしまだ販売台数は回復していない

《画像提供:Response》《写真提供:ダイハツ工業》 ダイハツ ムーヴ(2019年)

2024年5月のランキングで、一度だけ、2年間連続で1位となったホンダ「N-BOX」がスズキ「スペーシア」に敗れ2位となりましたが、その後5ヶ月間スペーシアが再び1位に返り咲くことはなく、11月のランキングでもN-BOXが1位に。

販売台数はN-BOXが18,028台、スペーシアが14,472台と、これまでの2,000台を超え、4,000台近い差も見せており、逆転は厳しい物となったと言わざるを得ないでしょう。

直近ではスペーシアにはスペーシアギアが、N-BOXにはN-BOX JOYが登場し、SUVテイストモデルの追加が行われ、その戦いに注目が集まっていましたが、よりその差を広げてしまった状態になりました。

しかしN-BOXの前年比は90.4%とここしばらく前年を超えられない状況が続いています。N-BOXが3代目となって高額化した影響もあるかもしれません。

また、一方のスペーシアは、前年比137.7%と、ずっと130%超えが続いています。この調子で、継続的に販売台数を伸ばしていくことができれば、希望がありそうです。

3位は、ここも不動となっているダイハツの軽スーパーハイトワゴン「タント」。不正問題により大きく沈んでいた同車ですが、ここしばらくこの地位を維持し続けています。前年比は57%とずっと50%ほどの状態ですが、何かしらの改良やマイナーチェンジ、特別仕様車の追加などで一気に回復することもありそうです。

4位には、他車を押しのけ、8位から上昇したダイハツ「ムーブ」がランクイン。スーパーハイトワゴンやSUVテイストのモデルが主流となって今ではあまり見かけなくなってきた純粋なトールワゴンのムーブですが、一定の人気があるようです。前年比は35.6%とかなり低く、まだまだ伸びしろがあるといえるでしょう。

不正問題が発覚する前は、フルモデルチェンジが間近に迫っていたという噂もあった同車。噂によればスライドドアの搭載も行われると言われており、また一気に販売台数を伸ばすかもしれません。

5位についたのは、ムーブに跳ね除けられるように降格したスズキ「ハスラー」。一部改良や魅力的な特別仕様車の追加も続けられており、前年比も112.7%とここ数ヶ月好調ではあるため、これ以上の降格はないでしょう。

6位には先月9位に降格してしまった日産「ルークス」が返り咲きました。前年比は101.7%とほとんど変化がなく堅調な推移と言えるでしょう。

7位には、6位から降格したスズキ「ワゴンR」が続きます。前年比も109.3%とここしばらくあまり変化はなく、引き続き安定した伸びを見せています。歴史あるブランドだけに安定的な支持を得ているようです。

9位の三菱「デリカミニ/eK」、10位のダイハツ「ミラ」、11位のスズキ「ジムニー」、12位の日産「デイズ」といった4台はいずれも先月からランキングを1つだけ挙げています。これはダイハツ「タフト」の降格によるものでしょう。

一気に降格した「タフト」…でもすぐに戻るはず?

《画像提供:Response》《写真提供 ダイハツ工業》 ダイハツ・タフト新型

10月のランキングでは、1位〜3位の上位陣にいつも通り変化が見られなかったほか、ダイハツの車が軽ゾック的にその地位を取り戻している様子が見られました。一方、ダイハツ「タフト」だけが5位から13位に急激に落下。前年比も62.9%とかなり厳しい戦いを強いられています。

おそらく一部改良前の一時的な下落と見られ、11月にはしっかり改良も行われたので、12月あたりにはその勢いが戻っていくかもしれません。

先月まで順調に伸ばしていっていたタフトだけに、ライバルであるハスラーに対してどこまで接近できるのか注目です。

また15位には、日産の軽電気自動車「サクラ」がランクイン。ランク外からの復帰となりましたが、前年比は61.8%あまりいいとは言えず、来月のランキングからは、また姿を消してしまうかもしれません。

軽スーパーハイトワゴンSUVは番狂わせにならなかった…今後のダイハツ車に期待

《画像提供:Response》《写真撮影 内田俊一》 スズキ スペーシアギア 新型

11月のランキングでは、ダイハツ車の安定的な回復がみられましたが、新型スペーシアギアや、新型N-BOX JOYなど、近頃人気の“軽スーパーハイトワゴンのSUVモデル”が、出揃ったにも関わらず、順位の変動はあまりみられませんでした。

まだまだ前年比が少ないダイハツ勢ではあるので、今後マイナーチェンジやフルモデルチェンジなどで、商品力が向上すれば一気にその地位を上げることもあるかもしれません。今後の動向に注目です。

2024年11月 軽自動車 車種名別順位

順位 前月順位 ブランド通称名 メーカー 台数 前年比
1 (ー) N-BOX ホンダ 18,028 90.4
2 (ー) スペーシア スズキ 14,472 137.7
3 (ー) タント ダイハツ 11,561 57.0
4 8 ムーヴ ダイハツ 7,812 35.6
5 4 ハスラー スズキ 7,346 112.7
6 9 ルークス 日産 5,491 101.7
7 6 ワゴンR スズキ 5,362 109.3
8 7 アルト スズキ 5,220 99.3
9 10 デリカミニ/eK 三菱 4,830 154.6
10 11 ミラ ダイハツ 4,713 67.0
11 12 ジムニー スズキ 3,580 102.2
12 13 デイズ 日産 3,554 131.9
13 5 タフト ダイハツ 3,352 62.9
14 (ー) N-WGN ホンダ 3,087 88.8
15 (ー) サクラ 日産 1,731 61.8
出典:https://www.zenkeijikyo.or.jp/statistics/tushosoku

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