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【軽自動車販売台数ランキング】ホンダ「N-BOX」VSスズキ「スペーシア」VSダイハツ「タント」!軽スーパーハイトワゴン一番人気は?

【軽自動車販売台数ランキング】ホンダ「N-BOX」VSスズキ「スペーシア」VSダイハツ「タント」!軽スーパーハイトワゴン一番人気は?

全軽自協(全国軽自動車協会連合会)が発表した2025年1月新車販売台数ランキングによると、やはりホンダ「N-BOX」が1位となり、相変わらず圧倒的人気ぶりを見せつけました。また、3位までの上位陣には入れ替わりなし、ダイハツ「タント」が復活して以来、膠着状態が続きます。このほかは大きな入れ替わりはありませんが、少しずつ変化があります。

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2025年1月はどんな軽自動車が売れた?

《画像提供:Response》〈写真提供:スズキ〉スズキ ジムニー ノマド

2025年1月は、普通車ではスズキ「ソリオ」の大胆な一部改良や、待望のジムニー5ドア改めスズキ新型「ジムニー ノマド」の登場があったものの、軽自動車では、新型車の登場はなく、今すぐにランキングに大きな影響を与えることはないでしょう。

一方、9〜10月には、SUVテイストをもたせた軽スーパーハイトワゴンがホンダ、スズキ、スバル、マツダから登場しており(OEM含む)これらがランキングに影響を与えたかも知れません。それでは、2025年1月の軽自動車販売台数ランキングを確認しましょう。

上位陣に入れ替えなし…ダイハツが完全復帰

《画像提供:Response》〈写真提供:雪岡直樹》

2024年5月のランキングで、2年間連続で1位となったホンダ「N-BOX」がスズキ「スペーシア」と入れ代わり2位となりましたが、それもただ一度のこと、その後7ヶ月間スペーシアが再び1位に返り咲くことはなく、2025年1月のランキングでもN-BOXは堂々の1位でした。

販売台数はN-BOXが16,394台、スペーシアが14,885台と、ずっと約2,000台前後の差があり、この差はなかなか埋まりません。N-BOXになにか急減速する理由が発生するか、モデルチェンジしたばかりのスペーシアが何かしら魅力的な特別仕様車やバリエーションを投下しない限り逆転の目はないでしょう。

ただ、N-BOXの前年比は94.0%とここしばらく前年を超えられない状況が継続。高価になったN-BOXは台数の面では少し厳しい戦いが続いてる一方で。スペーシアの前年比は131.5%とかなり好調で、モデルチェンジにより販売台数を伸ばしていってると言えるでしょう。

3位には、ダイハツの軽スーパーハイトワゴン「タント」が先月に引き続きランクイン。不正問題により大きく沈んでいた同車ですが、この地位を維持し続けているほか、前年比も247%と飛躍的な復活ぶりを見せつけています。

商品改良をほとんどしていない状況で、この目覚ましい復活ぶりは、やはり"ダイハツのスーパーハイトワゴン"が世間から求められる存在だったということでしょう。ライバルたちは大きな改良や新たなバリエーションを投下しているので、ここで大きな改良を行うことで一気にそのランキングを向上させることもあるかもしれません。

4位についたのは、ずっとスズキ「ハスラー」と4位争いをしている「ムーヴ」。4位の地位を取り戻し、ハスラーを5位に追いやりました。ムーヴとは台数的に常に接戦でしたが、今月の販売台数差は約500台。そして前年比はムーヴが315.9%、ハスラーが94.1%と大きな差があります。

ダイハツは前年の販売台数が低いために一時的に数値が大きく見える減少が続いて行くため、指標としては少し頼りないですが。不正問題が発覚する前にあった、新型モデルの登場によりこの差を確かなものとするかもしれません。

6位には7位から返り咲いた日産「ルークス」が登場。前年比は95.2%、販売台数は6,613台となっており、直近では大きなニュースのない同車ですが、日産自動車の2024年度 第3四半期決算発表の中で、2025年度に“新型軽自動車”の生産を開始することを明らかにしています。これがルークスなのかはわかりませんが、今後のランキングに影響を与えることは間違いなさそうです。

7位は、スズキ「ワゴンR」がランクイン。ワゴンR スマイルの大幅な改良を行うも、前年比は95.1%とやや厳しい状態が続きます。しばらくはこの地位を維持することになるでしょう。

このほか8位には順調に順位をあげているダイハツ「タフト」がランクイン。前年比は258.2%と、一部改良を終え完全に復活したようです。

9位にはタフトと入れ替わりで降格したスズキ「アルト」が、また10位にはそのライバルであるダイハツの「ミライース」が11位から向上しランクインしています。両車の台数差は200台弱、順調に回復しているダイハツ車が、スズキ車を追い越す日がきてもおかしくありません。

三菱「デリカミニ」が降格?

《画像提供:Response》〈写真撮影:内田俊一〉三菱 デリカミニ

2025年1月のランキングでは、上位陣には多少の入れ替えがあったもののあまり大きな変化はありませんでした。しかしダイハツの完全復活もみられ、今後の展開が楽しみな状況が続きます。

一方10位以下では、三菱「デリカミニ/eK」が9位から13位に一気に降格。前年比も78.9%とかなり厳しく、ホンダ、スズキ、スバル、マツダから新たに登場したライバルたちに市場を奪われているのかもしれません。

これの影響か、スズキ「ジムニー」、日産「デイズ」がそれぞれ1位ずつ昇格。ランキングに変化をもたらしています。

14位には日産の軽電気自動車「サクラ」がランクイン。ずっと前年比の厳しかった同車ですが98.9%と100%付近に戻ってきました。販売台数は2,289台、この台数が"軽電気自動車"の一定の市場なのかもしれません。

完全復活のダイハツ…新型車を出せばさらなる向上が見込まれる?

《画像提供:Response》〈APOLLO NEWS SERVICE〉ダイハツ ムーヴ 次期型 予想CG

2025年1月のランキングには、やはり大きな変化はありませんでしたが、SUV風の軽スーパーハイトワゴンの飽和具合や、ダイハツ車の完全復活が見られました。

大きな改良をしていないにもかかわらず、その地位を取り戻したダイハツ車たち。今後、新型車を投入すれば、ランキングを大いに乱してくれるかもしれません。今後の動向に注目です。

2025年1月 軽自動車 車種名別順位

順位 前月順位 ブランド通称名 メーカー 台数 前年比
1(ー) 1 N-BOX ホンダ 16,394 94.0
2(ー) 2 スペーシア スズキ 14,885 131.5
3(ー)  3 タント ダイハツ 11,977 247.0
4(↑) 5 ムーヴ ダイハツ 8,247 315.9
5(↓) 4 ハスラー スズキ 7,724 94.1
6(↑) 7 ルークス 日産 6,613 95.2
7(↓) 6 ワゴンR スズキ 5,692 95.1
8(↑) 10 タフト ダイハツ 5,255 258.2
9(↓) 8 アルト スズキ 4,913 94.0
10(↑) 11 ミラ ダイハツ 4,570 174.2
11(↑) 12 ジムニー スズキ 4,383 177.2
12(↑) 13 デイズ 日産 4,370 94.1
13(↓) 9 デリカミニ/eK 三菱 4,079 78.9
14(↑) 15 サクラ 日産 2,289 98.9
15(↓) 14 N-WGN ホンダ 2,014 71.0
出典:https://www.zenkeijikyo.or.jp/statistics/tushosoku

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