大幅改良で高出力モデルも登場
《画像提供:Response》〈photo by Toyota〉トヨタ「bZ4X」改め「bZ」の改良新型(米国仕様)
トヨタ「bZ4X」は、トヨタのEVシリーズ「bZシリーズ」の第一弾として2022年に誕生したモデル。スバルとの共同開発モデルであり、スバル版として「ソルテラ」が展開されています。
ちなみに「bZシリーズ」は現在日本ではこのbZ4Xのみですが、中国ではセダンタイプの「bZ3」やSUVの「bZ3X」、セダンの「bZ7」が販売されるなど、世界各国で拡大が続いています。
そんなbZ4Xの一部改良モデルが、2025年5月15日に発表されました。
《画像提供:Response》〈photo by Toyota〉トヨタ「bZ4X」改め「bZ」の改良新型(米国仕様)
今回の改良では、エクステリアやインテリア、パワートレインなどあらゆるポイントに改良が加わっており、マイナーチェンジともいえる大幅な刷新が行われています。
エクステリアは、洗練されたフォルムと、SUVならではのラギッドさが融合された精悍なデザイン。低く抑えたフードから、なめらかにリヤへと伸びていくサイドラインが、BEVならではの俊敏な走りを予感させます。
また、真一文字に伸びたヘッドランプにより、フロントフェイスの印象もさらにスマートに変貌を遂げています。
インテリアでは、BEV専用プラットフォームによる、広々とした室内空間が特徴的。風切り音やロードノイズの徹底した遮音対策で、BEVならではの静粛性をさらに追及しています。
パワートレインでは、モーター出力の大幅な向上を図ったほか、足まわりの見直しなどによって、アクティブなドライビングの楽しさと、全席で快適な乗り心地を両立させています。
モーターをフロントに搭載する前輪駆動モデルでは、システム最大出力123kWのものと、165kWのもの2種類を用意。組み合わされるバッテリーは、123kWモデルが57.7kWhで、165kWモデルが74.7kWh。最大航続距離は123kWモデルが540kmほど、165kWモデルが700km越える値になるといいます。
最もハイパーフォーマンスな全輪駆動モデルでは、前後にモーターを搭載し、システム最高出力252kWを発揮。組み合わされるバッテリーは、74.7kWhのもので、最大航続距離は現行型比にして約20%ほど改善したものになるといいます。
ちなみに、このモデルの0-100km/h加速は、約5秒とスポーツカー並みのスペックを誇ります。
価格は、現在のところ公開されておらず、今後明らかになっていくものと思われます。また、実際の発売は2025年後半となる予定です。
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