トップへ戻る

【新車販売台数ランキング】1位はやっぱりあのトヨタ車!大人気「コンパクトSUV」も大躍進! 6月のランキングどうなった?

【新車販売台数ランキング】1位はやっぱりあのトヨタ車!大人気「コンパクトSUV」も大躍進! 6月のランキングどうなった?

自販連(日本自動車販売協会連合会)が発表した2025年6月の新車販売台数ランキングによると先月急上昇したトヨタ「ライズ」「ルーミー」といったダイハツのOEMが引き続き高い地位を維持したほか、「カローラ」が6位から復活し3位となり、上位陣に少し変化がありました。一方急落した車種などはなく、ランキング全体では大きな変化はなかったようです。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


  • カービュー査定

日産新型「リーフ」も登場!2025年6月は何があった?

《画像提供:Response》〈photo by Nissan〉日産 リーフ 新型

2025年6月は、ルノー「キャプチャー」のマイナーチェンジモデルや、プジョー 「308 GT Hybrid」が登場したほか、トヨタ「センチュリー(SUV)」や「ハリアー」の一部改良モデルが発表されました。

さらに、フルモデルチェンジを遂げ、SUVとなった日産「リーフ」も初公開され、市場を賑わせています。

カローラシリーズで人気のSUV「カローラ クロス」のマイナーチェンジモデルや、人気のクロスオーバーSUV「RAV4」の6代目となる新型モデルも発表されている先月に比べるとややインパクトは薄いですが、6月にも多くの新型車に関するニュースがありました。

そんな2025年6月ですが、そのランキングは、どのような展開を迎えたのでしょうか。

カローラが復活もライズに敵わず!?6月のランキングはどうなった?

《画像提供:Response》〈写真提供:トヨタ自動車〉トヨタ カローラクロス 改良新型

暑さが本格的になってきた6月のランキングでは、いつも通りトヨタ「ヤリス(ヤリスやヤリス クロスといったヤリスシリーズの合算値)」が1位にランクインしています。直近では、一部改良モデルと同時に特別仕様車が登場しており、前年比は98.0%と先月よりかなり改善しており、この調子を維持するものとみられます。

続く2位にはこれまでトヨタ「カローラ(カローラ クロスやカローラ ツーリング等を含むカローラシリーズ)」がランクインし不動の人気ぶりを見せていましたが、5月で6位まで急落。6月も2位には返り咲けず、2位には先月に引き続き大躍進したトヨタ「ライズ」がランクインしています。前年比も490.6%と相変わらずの異常ぶりで、今後もこの地位を維持するものとみられます。

3位には6位から帰ってきた「カローラ」が復調してランクイン。前年比は79.8%と低いままですが、マイナーチェンジしたカローラ クロスも好調なようで、高い販売台数を維持しています。

4位には先月11位から這い上がって3位にランクインするもその順位を少し落としてしまった「ルーミー」がランクイン。ライズとともにダイハツのOEMの車ですが、その人気を取り戻している様子が引き続きみられます。


続く5位には4位から降格したトヨタ「シエンタ」がランクイン。カローラの復活に、押し出される形となりました。

6位には7位から上昇したトヨタ「ヴォクシー」がランクイン。徐々にその順位を上げており、前年比も114.1%と好調が続きます。

7位には5位から降格した「フリード」の姿が。安定的な人気を誇りますが、ライバルのシエンタとの販売台数差は1,300台近くあり、当面逆転の目はなさそうです。

8位には、9位から上昇した日産「ノート」がランクイン。ベスト10の中では唯一の日産車であり、12位から11位に順位を上げランクインした「セレナ」とともに、数少ないトヨタ車と戦っていけるクルマとなっています。直近のニュースはないノートですが、前年比も84.4%と好ましいとはいえない状況で、今後の展開に期待です。

9位には10位から順位をあげたトヨタ「アルファード」が登場。前年比は94.2%とそこそこですが、500万円を超える高級車ながら、前述のセレナや、13位のホンダ「ステップワゴン」といった他社のMクラスミニバンよりも多くの販売台数を誇るクルマです。

10位には8位から降格したトヨタ「ノア」がランクイン。10位ではあるノアですが、兄弟車であるヴォクシーと販売台数を合わせると、その台数は14,000台にも登り、トップのヤリス(11,943台)を大幅に上回る、日本の国民車ともいえる存在です。

大幅下落のクルマはほとんどなし! 安定した動きの6月

《画像提供:Response》〈写真撮影:高木啓〉スズキ・ジムニーノマド(5ドア)

10位以上のランキングでは大きな入れ替わりはありませんでしたが、細やかな変化があったほか、カローラの復活がみられました。一方10位以下ではほとんど変化はありません。

13位ランクインのホンダ「ステップワゴン」、15位ランクインのスズキ「ソリオ」、19位ランクインのトヨタ「ランドクルーザー」は先月と同じ順位に。

14位には16位から向上したトヨタ「クラウン」、16位には18位から向上したホンダ「ヴェゼル」、18位には20位から向上したスズキ「ジムニー」がランクイン。

ジムニーは、ジムニーノマドの増産が聞いているのか、前年比は212.0%とかなり高く、好調ですが、あまり大きくは順位を上げていません。

17位には、先月も6位から14位に下落してしまったトヨタ「プリウス」がランクイン。前年比は先月同様239.8%とかなりの向上ぶりを見せていますが、厳しい状態が続きます。

20位には、17位から下落したトヨタ「ハリアー」がランクイン。一部改良も発表され新たな特別仕様車も登場した同車だけに、今後の向上が期待されますが、兄弟車であるRAV4のフルモデルチェンジが公開されたため、遠くない未来にハリアーもフルモデルチェンジすることが予測されます。これでさらなる地位向上が望めるでしょう。

細かい変動が多く見られた6月ランキング

《画像提供:Response》〈photo by Mazda〉マツダ『CX-5』新型のティザー写真

2025年6月のランキングでは、細やかな変動が見られ、各車の争いが見られました。ですが相変わらず、トヨタ車の占有率は高く、他のメーカーの新型車投入など、起死回生の一手が期待されます。

マツダでは、人気のSUV「CX-5」の新型モデルが予告されている他、日産では、新型「エルグランド」や新型「スカイライン」の投入も予定されています。今後の展開が楽しみです。

2025年6月 乗用車ブランド通称名別順位

順位 前月順位 ブランド通称名 メーカー 台数 前年比
1(ー) 1 ヤリス トヨタ 11,943 98.0
2(ー) 2 ライズ トヨタ 11,216 490.6
3(↑)  6 カローラ トヨタ 11,020 79.8
4(↓) 3 ルーミー トヨタ 9,470 116.7
5(↓) 4 シエンタ トヨタ 8,385 93.3
6(↑) 7 ヴォクシー トヨタ 7,365 114.1
7(↓) 5 フリード ホンダ 7,036 94.8
8(↑) 9 ノート 日産 6,949 84.4
9(↑) 10 アルファード トヨタ 6,900 94.2
10(↓) 8 ノア トヨタ 6,763 105.2
11(↑) 12 セレナ 日産 6,207 96.1
12(↓) 11 アクア トヨタ 5,933 111.1
13(ー) 13 ステップワゴン ホンダ 5,445 101.2
14(↑) 16 クラウン トヨタ 5,397 101.8
15(ー) 15 ソリオ スズキ 4,926 105.4
16(↑) 18 ヴェゼル ホンダ 4,807 70.1
17(↓) 14 プリウス トヨタ 4,461 239.8
18(↑)   20 ジムニー スズキ 4,200 212.0
19(ー) 19 ランドクルーザー トヨタ 4,024 67.6
20(↓) 17 ハリアー トヨタ 3,515 62.4
出典:https://www.jada.or.jp/pages/340/

※軽自動車および海外ブランドの車種を除きます
※車種名は国産メーカーの同一車名を合算したものであり、海外生産車を含みます

2025年~2026年 新車情報はこちら

2025年5月のランキングはこちら

新車購入なら自動車ローンがおすすめ

新車購入なら自動車ローンがおすすめです。大きなメリットは、一括払いの重圧を感じず、お財布にやさしく車を手に入れられること。さらに、金利が低い場合、他の支払方法よりも賢い選択となることもあります。

自動車ローンを利用して車を購入する場合、まずはローン会社の比較が大切です。金利や手数料、審査のスピードなど、自分に合った会社を見つけましょう。

自動車ローン申込ランキング

  • カービュー査定

関連するキーワード


新車販売台数ランキング

関連する投稿


【軽自動車販売台数ランキング】一番売れてる"軽"はどれ!? 人気の軽スーパーハイトワゴン戦を制するのは?

【軽自動車販売台数ランキング】一番売れてる"軽"はどれ!? 人気の軽スーパーハイトワゴン戦を制するのは?

全軽自協(全国軽自動車協会連合会)が発表した2025年8月新車販売台数ランキングによると、これまでと変わらずホンダ「N-BOX」が1位で、以下5位まで順位の変動はなし。6月に新型となったダイハツ「ムーブ」が3位で固定化されたようです。このほか9位だったスズキ「アルト」が6位になるなど、一部の車種が躍進を見せています。


【新車販売台数ランキング】人気のトヨタ「ライズ」がまた急上昇?相変わらず強いトヨタ車!8月はどんな車が売れたのか

【新車販売台数ランキング】人気のトヨタ「ライズ」がまた急上昇?相変わらず強いトヨタ車!8月はどんな車が売れたのか

自販連(日本自動車販売協会連合会)が発表した2025年8月の新車販売台数ランキングによると先々月急上昇し、先月急落して9位となったトヨタ「ライズ」がまた急上昇し3位に戻ったほか、ホンダのコンパクトミニバン「フリード」が6位まで急上昇するなど多くの変化がありました。


【軽自動車販売台数ランキング】ダイハツの復活が止まらない? それでも1位はやっぱり「ホンダ車」!年度末の販売台数人気ランキングに変化はあったのか

【軽自動車販売台数ランキング】ダイハツの復活が止まらない? それでも1位はやっぱり「ホンダ車」!年度末の販売台数人気ランキングに変化はあったのか

全軽自協(全国軽自動車協会連合会)が発表した2025年7月新車販売台数ランキングによると、これまでと変わらずホンダ「N-BOX」が1位となったほか、6月に新型となったダイハツ「ムーヴ」は2位から降格し3位に。代わりにこれまで2位常連だったスズキ「スペーシア」が浮上しました。ムーヴの躍進も終わり、このままの順位で固定化されてしまうかもしれません。


【新車販売台数ランキング】人気のトヨタ「ライズ」急落!? 相変わらずの1位は“あの車”!7月はどんな車が売れたのか

【新車販売台数ランキング】人気のトヨタ「ライズ」急落!? 相変わらずの1位は“あの車”!7月はどんな車が売れたのか

自販連(日本自動車販売協会連合会)が発表した2025年7月の新車販売台数ランキングによると先月急上昇したトヨタ「ライズ」が急落して9位となったほか、高級ミニバン「アルファード」が5位まで向上する驚きの結果となりました。また、ホンダ「フィット」もランク圏外から16位まで上昇するなど、ランキング全体に変化があったようです。


【軽自動車販売台数ランキング】ダイハツの復活が止まらない?それでも1位はやっぱり「ホンダ車」! 年度末の販売台数人気ランキングに変化はあったのか

【軽自動車販売台数ランキング】ダイハツの復活が止まらない?それでも1位はやっぱり「ホンダ車」! 年度末の販売台数人気ランキングに変化はあったのか

全軽自協(全国軽自動車協会連合会)が発表した2025年6月新車販売台数ランキングによると、これまでと変わらずホンダ「N-BOX」が1位となったほか、ダイハツ「ムーヴ」が新型車登場で一気に2位まで浮上。直近では、上位陣が固定化される中で大きな変化が起こりました。


最新の投稿


ファスナー合流の認知度は約3割!実践する車に対し「ずるい」「せっかち」との感情も【ナイル調査】

ファスナー合流の認知度は約3割!実践する車に対し「ずるい」「せっかち」との感情も【ナイル調査】

ナイル株式会社は、同社が提供する個人向けカーリースサービス「カーリースカルモくん」にて、車を運転する機会がある全国の男女を対象に、「サンキューハザード」や「ファスナー合流」など暗黙のルールといわれる運転マナーについてインターネット調査を実施し、結果を公開しました。


2025-2026年末年始の新幹線 混雑予想・予測!指定席予約はいつから?自由席確保の豆知識も紹介

2025-2026年末年始の新幹線 混雑予想・予測!指定席予約はいつから?自由席確保の豆知識も紹介

2025年(令和7年)から2026年(令和8年)にかけての年末年始は、最長で9連休という大型連休となります。今年の年末年始の新幹線、帰省ラッシュやUターンラッシュはいつからはじまるのでしょうか。この記事では、昨年の年末年始期間に新幹線が混雑した日を参考に、2025~2026年の新幹線混雑日を予想します。


ルノー新型「ルーテシア」発表!スポーティな「エスプリ アルピーヌ」も新登場

ルノー新型「ルーテシア」発表!スポーティな「エスプリ アルピーヌ」も新登場

ルノー・ジャポンは2025年10月2日、マイナーチェンジを遂げ、機能と装備が大きく向上したルノー「ルーテシア」を発表。同年10月9日から全国のルノー正規販売店で販売を開始しました。


ホンダ新型「ヴェゼル」公開!料金改定で値上げに

ホンダ新型「ヴェゼル」公開!料金改定で値上げに

ホンダは2025年10月2日、コンパクトSUVの「ヴェゼル(VEZEL)」の一部改良モデルを発表しました。翌10月3日より販売開始されています。


DETAIL ARTIST洗車用品の評判と耐久性を徹底解説

DETAIL ARTIST洗車用品の評判と耐久性を徹底解説

洗車用品ブランド「DETAIL ARTIST(ディテールアーティスト)」は、SNSやカー用品店で注目を集める人気シリーズです。全国約500店舗で取り扱われ、初心者からプロまで幅広い層に支持されています。シャンプーやコーティング剤、クリーナー、洗車ツールなど豊富なラインアップを展開し、施工のしやすさや香りによる楽しさも大きな特徴です。本記事では、DETAIL ARTISTの評判や耐久性、人気商品の強みを徹底解説。購入前に知っておきたいメリット・デメリットや口コミも紹介し、あなたの洗車ライフをさらに充実させるための情報をお届けします。