2代目となる新型「The all-new NEXO」登場
《画像提供:Response》〈photo by Hyundai〉ヒョンデ ネッソ 新型
ヒョンデ(Hyundai)は韓国の自動車メーカーで、ここ3年連続で世界販売台数ランキング グループ総合3位となるなど、今や世界的な自動車メーカーとなりました。
そんなヒョンデの水素電気自動車(FCEV)専用モデルが「ネッソ(NEXO)」です。2018年に誕生したモデルで、流麗なデザインを有する5人乗りSUVとなっていました。この初代は2024年までに全世界で約4万台が販売されたといいます。
そんなネッソの7年ぶりの全面刷新を遂げた2代目モデルとなる新型「The all-new NEXO」が2025年10月29日、ジャパンモビリティショー2025の会場で日本初公開されました。
《画像提供:Response》〈photo by Hyundai〉ヒョンデ・ネッソ新型(ジャパンモビリティショー2025)
新型ネッソは、新型燃料電池システムとパワートレインの大幅な進化により、これまでにない性能と快適性を実現したといいます。
ボディサイズは、全長4,750mm×全幅1,865mm×全高1,640-1675mmと、国産車でいえばトヨタ「ハリアー」ほどのサイズ感。ホイールベースは2,790mmで、最小回転半径は5.53m、乗車定員は5名です。
エクステリアは、ヒョンデの新しいデザイン言語「Art of Steel(アート・オブ・スティール)」を体現。鋼が持つ自然なしなやかさと強さ、そして造形美を的確に表現し、力強く洗練されたスタイルを実現しています。
初代とは打って変わって、角張った無骨さを感じさせる大胆なラインと堅固な構造にアーチ型断面が加わることで、都市とアウトドアの両方のライフスタイルに調和するデザインとしています。
さらに、フロントのデイタイムランニングライト(DRL)とリヤランプには、ヒョンデの水素バリューチェーン事業ブランド「HTWO」のシンボルをモチーフにしたデザイン要素を採用しています。
インテリアは、滑らかに湾曲したディスプレイなどが配された先進的なデザイン。白で統一されたインパネやシートが、上質感を高めています。
《画像提供:Response》〈photo by Hyndai〉ヒョンデ・ネッソ新型
また、SUVとしての使い勝手を考慮し、広々とした室内空間を確保。後席の居住性や荷室も拡大されています。さらに、ヒョンデとして初めて「Audio by Bang & Olufsen(バング アンド オルフセン)」のプレミアムオーディオを採用しました。
パワートレインとなる水素燃料電池スタック(FCスタック)の最高総出力は従来比16%増の110kW、新型電気モーターは最大150kWの出力を発揮します。
また、水素タンク容量は先代モデルの6.33kgから6.69kgへと増加し、燃料貯蔵密度の向上とともに充填頻度の低減を両立しています。これにより航続距離は、WLTP基準で最大826kmを達成しています。
さらに、新型モーターシステムと高効率インバーターの搭載により、パワートレインの効率性と耐久性が向上しています。システムの出力は135kWから190kWへ、バッテリー出力は40kWから80kWへと倍増し、0-100km/h加速は従来型の9.2秒から7.8秒へと短縮されています。
《画像提供:Response》〈photo by Hyndai〉ヒョンデ・ネッソ新型
安全面では、ヒョンデの最新の先進運転支援システムとトップクラスの衝突安全機能を搭載。また、V2L(Vehicle-to-Load)機能を搭載、アウトドアなどのシーンで多様な電力ニーズに対応しています。
価格など、販売詳細は現在のところ公開されていません。実際の販売は、2026年上半期より開始される予定です。
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