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売れていなくても無視できない個性派のクルマ ベスト3

売れていなくても無視できない個性派のクルマ ベスト3

自動車を選ぶ場合、みんなと同じ車種を選びますか?それともみんなが乗っていない車種を選びますか?車選びにはそれぞれの考え方が表れます。そこで今回はあえて、みんなが乗っていないけど、素晴らしい個性のある車種にスポットを当ててみました。

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第3位 日産 キューブ

日産のコンパクトカーとして、マーチと並び知名度抜群のキューブですが、3代目となる現行モデルは2008年のデビュー以来9年もの期間ほっておかれ(?)ており、日産のラインナップの中では忘れられた存在となっています。しかし、このキューブ、現在日産の主力コンパクトカーであるノートにはない魅力ある車種なのです。

名前の通り立方体を連想させ、左右非対称デザインの横開き式バッグドアやリアコンビランプが、独特なフォルムを作り出しています。このようにどれもが似通った他のコンパクトカーとは異なる、まさに個性丸出しの車種がキューブなのです。

障子をモチーフにした「スタイリッシュガラスルーフ+SHOJIシェード+ロールカーテン」や9種類のシート地、むねうねと湾曲したダッシュボードなど、機能性とはまったく意味のない装備とデザインが、いやし系の空間を作り出しています。

モデルチェンジだれずにほったらかさせれているようで、日産ではキューブにあの手この手とテコ入れはしており、けっしてあきらめてはいないようです。最近では2017年5月に 特別仕様車「15X Vセレクション My cube」を発売しています。

1998年以来ロングセラーのトールワゴン、日産キューブ知ってる?

http://matome.response.jp/articles/116

日産のキューブ。一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。 今回はキューブについてご紹介します。

日産キューブの詳細はこちらからご覧下さい。

第2位 トヨタ アベンシス

《写真提供:response》トヨタ アベンシス

あのトヨタにも隠れキャラのような目立たない車種があります。ステーションワゴンのアベンシスはその一台。2008年に登場した現行モデルは主に欧州市場をメインに60もの国々で発売されるため、日本に導入されたのは2011年から。それから2度のマイナーチェンジを受けた域の長いモデルとなっています。


日本へは英国工場で生産されて輸入されていることも、他と異なるクルマを欲する人にはたまらない魅力。欧州仕様の足回りを始めとした走行性能は日本車離れした独特のもので、特に高速での安定性は高い評価を受ける本格派でもあります。

《写真提供:response》トヨタ アベンシス(2012)

そして、「この車、実は英国車なんだ」と言いたいがために選ぶ価値があります。海外生産車ではあっても装備は充実しており、「Toyota Safety Sense C」を全車に標準装備するなど国内の需要に合わせているのもさすがトヨタ。

カローラ店を除く3つの販売網で購入することが出来ますが、月販目標台数 300台という限定車並みの少量販売となっています。

トヨタ アベンシス 欧州スタイルのエクステリアから技術まで全て解説!!

http://matome.response.jp/articles/524

アベンシスはトヨタ自動車が販売するステーションワゴンで、ハッチバックタイプとセダンタイプのラインナップが揃った乗用車だ。今回はアベンシスの概要や走行性能についてまとめました。

トヨタ アベンシスの詳細情報はこちらからご覧下さい。

第1位 マツダ ビアンテ

《写真提供:response》マツダ ビアンテ

SKYACTIV導入以前のマツダ車は、まさに個性全開の残念な車が数多くありました。多くはすでに生産が終了していますが、このマツダ最後のミニバンである「ビアンテ」は、現在でもラかろうじてインナップされている貴重な車種です。

どんなクルマかというと、ミニバンであるのは確かなのですが、ノアやヴォクシー、日産のセレナ、そしてホンダのステップワゴンのようにファミリーカーに徹していない個性満載のクルマなのです。

ビアンテのデザイン

《写真提供:response》マツダ ビアンテ

まずはそのデザインからして王道のミニバンからは逸脱しています。5ナンバー枠に縛られないワイドな車幅を活かして出来上がったのは他にどこにもないフロントフェイス。モチーフとしたのは何と「歌舞伎の隈取り」ですから個性的というよりは、ファミリーカーにはあるまじき異様な面構えです。

その鋭い隈取りのヘッドライトから、フロントフェンダーを通ってフロントクォーターウインドウにつながる部分は、このクルマを普通のミニバンではない存在になることを決定づけたといっていいでしょう。

運転して楽しいミニバン

《写真提供:response》マツダ ビアンテ グランツ SKYACTIV

さらに、3ナンバーサイズなので室内空間はノアなどより広く余裕があり、2列目シートは700mm以上もスライドするなど、シートアレンジも豊富。自動スライドドアも装備され、何よりもミニバンであっても走行性能を追求するマツダの姿勢が、ロー&ワイドの車体を運転して楽しい唯一無二のミニバンに仕上げているのです。

このビアンテの良さが逆に仇となり、ミニバンの王道から外れ販売は低迷。2008年のデビュー以来一度もモデルチェンジされることなく現在に至っており、すでに次期型はなく、モデルの廃止が伝えられています。

ミニバン界の代表格!?マツダのビアンテ

http://matome.response.jp/articles/411

ビアンテは、マツダ社のミニバンの代表格となっており、走り心地の良いファミリーカーとして定評がある車種だ。乗る人みんなを笑顔にすることをコンセプトとするこだわりの装備や安全性能にフォーカスを当てて、今回はビアンテについて紹介していく。

マツダ ビアンテの詳細情報はこちらからご覧下さい。

まとめ

みんなが持っているから欲しい、流行ってるから、みんなが乗っているからという理由で選んでいませんか?それはけっして悪い選択方法ではありません。車にあまり詳しくない人や興味のない人にとっては、大多数の人が良いという車を選ぶのは最良の選択肢なのですから。

しかし、人と同じものは乗りたくない、個性が欲しい、自分らしさが現れるクルマがいいという人も少数ながらいます。天邪鬼とも言えますが、人には理解されなくても、自分だけがその良さを知っていればいいという考え方も、自動車という商品に関しては重要な購買意欲につながります。

自動車の場合、大多数の人が買う車種は間違いなく販売ランキング上位に入る車種で、クルマに詳しくなくても名前ぐらいは知っているという車種です。

人と異なる車種を選びたい人にとってはそれらは無視すべき銘柄で、「何その車?」と言われるくらい無名なクルマ、言い換えればそのくらい売れていない車こそ良い車なのです。

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