2017年2月 新型ワゴンR、新型ワゴンRスティングレー登場!
画像は新型ワゴンRスティングレー
2017年2月1日、スズキが誇る人気軽自動車のワゴンRから新型ワゴンR、新型ワゴンRスティングレーが発表されました。
スズキのワゴンRは、1993年に初代が登場し、軽自動車の市場で「ワゴン」という新しいジャンルを切り開いた先駆者です。登場した以降、90年代半ばからは軽自動車試乗で、ベストセラーを続け、常にTOP、上位の座に君臨していました。
しかしながら、ここ最近は他社の「ハイトワゴン」にトップの座を譲っている状況でした。
新型ワゴンR 3つの異なるデザイン!
2017年2月に登場した新型ワゴンRは、約5年ぶりとなる新型改良、フルモデルチェンジとなっており、6代目のワゴンRとなっています。
この新モデルはスポーティーなタイプの「スティングレー」を含めて、フロントマスクが全く異なる、3タイプが登場となりました。
向かって左がHYBRID FZ、右がスティングレー(L,HYBRID T,HYBRID X)、上がFA,HYBRID FX
3つの異なるデザインを用意した背景としては、軽自動車に求められているニーズがますます多様化していることがあり、生活環境の変化によっても、求める車が変わってきているからだと2月1日の発表会にてコメント。
個性が異なる3つのデザインを用意して、若い方から年配の方まで幅広い世代に、そして男性も女性もと、様々なライフスタイルや新しい価値観に対応できるラインアップにしたとのこと。
新型ワゴンR 驚くべき燃費性能!
2月1日に発売した新型ワゴンRですが、ハイブリッドタイプの燃費性能ですが、ワゴンタイプの軽自動車の中では最高値となる、33.4km/リットル(JC08モード)という驚きの燃費性能を確保しています。
その高燃費を支える原動力が、進化させたマイルドハイブリッドシステムです。
このスズキのマイルドハイブリッドは、エンジンのスターターと発電装置を兼ねている「ISG」と呼ぶモーターと、リチウムイオン電池を組み合わせた簡易型のシステムです。
今までもスズキの軽自動車では「スペーシア」、「ハスラー」に設定してきたようですが、新型ワゴンRでは、新たに発進時と減速して停止する際に最長10秒間、モーターのみでEV(電気自動車)走行ができるよう進化したようです。
従来の機能ではありますが、モーターは発進時から100km/hまでの幅広い範囲で加速のアシストを行い、さらにはアクセルもブレーキも踏まない状態の「クリープ走行」としてモーターのみで走り、高燃費を実現しているとのこと。
この新システムは、「クリープ走行」の機能追加のため、モーターの高出力化とリチウムイオンバッテリーの大容量化を図られたようです。
具体的数値として、モーターの最高出力は従来の1.6kWから2.3kWに大容量化。バッテリーの容量も3Ahから10Ahへと3倍強に用量を増やしています。
このバッテリー性能を高めた点と、軽量化と高剛性を両立させた軽自動車用の新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」による両面で軽ワゴン最高となる高燃費を支えているようです。
新型ワゴンR 安全性能と利便性も向上!
新型ワゴンRですが、魅力的な特徴は3つのデザインと、低燃費だけではありません。
■先進の安全装備
まず安全性能についてですが、安全装備として、単眼カメラと赤外線レーザーレーダーで前方の歩行者や車の検知をし、衝突による被害を軽減するシステム「デュアルセンサーブレーキサポート(DSBS)」。
周囲の状況に合わせて自動でハイビームとロービームを切り替えるハイビームアシスト機能が導入されています。
わずらわしいと感じる場合は、走行中でもしまえるようです。
また、運転席前方のダッシュボードには、運転速度やデュアルセンサーブレーキサポートの警告などを表示する「ヘッドアップディスプレイ」が、軽自動車として初の採用をしています。充実した先進の安全装備となっています。
■お客様の声が反映された利便性
続いて利便性についてですが、まず挙げられる点として、室内空間が更に広くなったという点です。軽ワゴンならではの使い勝手の良さをさらに向上させました。
ラゲッジルームも、荷室開口幅が拡大され大きな荷物も入れやすくなったようです。
また、後席ドアの両側には「アンブレラホルダー」が設けられており、濡れたままの傘を収納しても、雨水を車外に排出できる仕組みになっています。
ワゴンRユーザーに収納についての話を聞いたところ、「傘の収納に困る」という声が一番多かったことから設置されったとのことです。
雨の日等に窓とドアパネルの隙間に入った水滴を車外に逃がすために、もともとある水抜き穴を活用し、ユーザーの悩みに応え、利便性も向上させたようです。
前席のドアにもと思い、開発を進めたようですが、側面衝突の際ドアの変形に影響が出てくることなどから、途中で断念したようです。
新型ワゴンR 各デザイン・グレード別価格!
最後に、各デザイン、各グレード毎の価格を燃費と共に掲載します。ご購入を検討の際は参考にして下さい。
■新定番スタイル 新車価格と燃費
まずは新定番スタイルからです。
ガソリン車であるグレード「LA」と、ハイブリッドであるグレード「HYBRID FX」が新定番スタイルとなっており、各グレード共に2WDと4WDが設定されています。
グレード:LA(ガソリン車)
2WD 燃費(JC08モード):26.8km/リットル
メーカー小売価格(税込):1,078,920円
4WD 燃費(JC08モード):25.4km/リットル
メーカー小売価格(税込):1,202,040円
グレード:HYBRID FX
2WD 燃費(JC08モード):33.4km/リットル
メーカー小売価格(税込):1,177,200円
4WD 燃費(JC08モード):30.4km/リットル
メーカー小売価格(税込):1,298,160円
ボディカラーは画像の「サニーイエローメタリック」をはじめとして、全10色のラインナップ。
※メーカー希望小売価格は参考価格となっており、販売会社が独自に価格を定めていますので、ご購入の際は各販売会社にお問い合わせ下さい。
■スタイリッシュデザイン 新車価格と燃費
続いてのデザインは「スタイリッシュ」。
スタイリッシュに該当するグレードはハイブリッド車であるグレード「HYBRID FZ」になっています。
グレード:HYBRID FZ
2WD 燃費(JC08モード):33.4km/リットル
メーカー小売価格(税込):1,350,000円
4WD 燃費(JC08モード):30.4km/リットル
メーカー小売価格(税込):1,470,960円
カラーは画像の「ブリスクブルーメタリック」をはじめとして、全8色のラインナップ。
■ストロングデザイン 新車価格と燃費
デザインテーマ、ストロングとされている車両は新型ワゴンRスティングレーになります。
グレードとしては、ガソリン車である「L」、ハイブリッド車である「HYBRID T」、「HYBRID X」がグレードとしてラインナップされており「HYBRID T」はターボ車となります。
グレード:L(ガソリン車)
2WD 燃費(JC08モード):26.8km/リットル
メーカー小売価格(税込):1,293,840円
4WD 燃費(JC08モード):25.4km/リットル
メーカー小売価格(税込):1,414,800円
グレード:HYBRID T
水冷4サイクル直列3気筒インタークーラーターボ
2WD 燃費(JC08モード):28.4km/リットル
メーカー小売価格(税込):1,658,880円
4WD 燃費(JC08モード):27.0km/リットル
メーカー小売価格(税込):1,779,840円
グレード:HYBRID X
2WD 燃費(JC08モード):33.4km/リットル
メーカー小売価格(税込):1,488,240円
4WD 燃費(JC08モード):30.4km/リットル
メーカー小売価格(税込):1,609,200円
カラーは画像の「スチールシルバーメタリック」をはじめとして、全6色のラインナップとなります。
最後に
新型ワゴンRの情報をまとめましたが、いかがでしたか?気になる方は購入の際の検討材料としていただければ幸いです。
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スズキ ワゴンRニュースまとめ | レスポンス(Response.jp)
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