シボレー キャプティバの概要
シボレー キャプティバは2006年、韓国の自動車メーカー、デーウより製造販売されました。
現在では、デーウが2011年に韓国GMに社名変更しことにより、シボレーブランドで製造販売されています。日本では、2011年から正規輸入されています。
スペックやボディサイズは国産の中型SUVと同等なので、アメリカ車によくある日本事情に合わないといったことが少ないことが特徴です。
アメリカ車にしては少し小さいですが、エクステリアもワイルドで力強く、国産SUVにはない雰囲気を醸し出しています。独特でありながら、日本でも使いやすいことが人気に繋がっているようです。
最新モデルのグレードは、標準装備のシボレー キャプティバ、シートや仕様が異なるシボレー キャプティバ ラグジュアリーの2種類があります。
シボレー キャプティバの基本スペック
シボレー キャプティバの基本スペックを見てみましょう。
♦駆動方式 電子制御AWD♦エンジン ・直列4気筒DOHC・総排気量 2,382cc・最高出力 123kW (167PS)/5,600rpm・最大トルク 230N・m(23.4kg・m)/4,600rpm・燃料タンク 65 ℓ・使用燃料 無鉛プレミアムガソリン
♦燃費 8.79km/L♦乗車定員 7名
♦車両重量 ・シボレー キャプティバ…1,830k g・シボレー キャプティバ ラグジュアリー…1,850 kg
♦ボディサイズ ・全長 4,690mm・全幅 1,850mm・全高 1,790mm
♦室内サイズ ・室内長 2,630mm・室内幅 1,525mm・室内高 1,170mm"
シボレー キャプティバの燃費
最新モデルのシボレー キャプティバの標準燃費は、8.79km/Lで、実燃費は約7~10km/Lという声もみられます。
走行環境などにより大きく左右されるため、燃費の良い走りを意識してみるのも、運転の楽しみ方の一つになるのではないでしょうか。
シボレー キャプティバのエクステリア/カラー
シボレー キャプティバは個性的かつ洗練された、力強いエクステリアになっています。
キリリとした表情のフロントフェイスに加え、シボレーの象徴であるボウタイエンブレムが組み合わさったデュアルポートフロントグリル。
フォグランプとヘッドランプには、LEDポジションランプが施されています。
ダイナミックなボディライン、起伏のあるサイドパネル、砂利道などでボディ下部を保護するスキッドプレート、ひと際目を引くデュアルクロームエキゾースト。
これらからは、アメリカ車のカジュアルなクロカン車らしさ、SUVらしさをふんだんに感じることができるでしょう。
カラーは、スノーフレークホワイトパール、カーボンフラッシュメタリック、サミットホワイトの3種類が標準設定で選べます。それに加えて、ブラックミートケトル、アバロンホワイトパールの2種類が有償カラーで選べます。
シボレー キャプティバのインテリア
シボレー キャプティバのインテリアは、エクステリア同様スポーティで洗練された雰囲気に仕上がっています。
ユーザーの目的に合わせた自在なシートアレンジができ、空間効率、ユーザビリティが非常に高くなっています。シボレー独自のインフォテイメントシステム、「シボレーMyLink」が搭載されています。
BluetoothやUSBを介してスマートフォンと接続することで、音楽鑑賞やナビの確認、メッセージの送受信や電話が可能になります。
シボレーMyLinkは、快適で心地よいドライブをサポートしてくれます。また、Apple社が開発した話題のシステム「Apple CarPlay」にも対応しており、iPhoneとの連携のしやすさも特徴の一つです。
シボレー キャプティバの安全装備
最新モデルのシボレー キャプティバの安全性能は、欧州の安全評価機関Euro NCAPで最高レベルの5つ星を獲得するなど、世界各地で高い評価を受けています。
搭載されている安全性能をまとめました。
・フロント&リアパーキングアシスト/リアビューカメラ
・リアクロストラフィックアラート
・サイドブラインドゾーンアラート
・パーフェクトバランス
・ESC(エレクトロニックスタビリティコントロール)
・TCS(トラクションコントロールシステム)
・エレクトロニックブレーキフォースディストリビューション
・DCS(ディセントコントロールシステム)
・HSA(ヒルスタートアシスト)
・AWDシステム ・アクティブヘッドレスト
・シートベルトプリテンショナー
・ISOFIX
シボレー キャプティバの新車価格
シボレー キャプティバの新車価格をグレードごとに見てみましょう。
シボレー キャプティバ:3,790,000円(税込)
シボレー キャプティバ ラグジュアリー:4,140,000(税込)
シボレー キャプティバの中古車価格
シボレー キャプティバの中古車価格ですが、2016年式~17年式は、300万円~410万円がおおよその相場となっているようです。
走行距離の多いものや、2011年式まで遡れば140万円~でも検討できる車両が多いため、とにかく費用を抑えたいという方は下記の中古車情報もチェックしてみては如何でしょうか。
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シボレー キャプティバの試乗評価
シボレー キャプティバの評価を下記にまとめました。
高速走行時の安定性もなかなか高く、流れをリードするような運転も可能。100km/h時のエンジン回転数は2000回転で、高速走行中の静粛性も高い。
2日間で200km弱の距離を試乗して燃費は8.5km/リットルまで伸びた。クルマの大きさや重さを考えると妥当な数値だが、プレミアムガソリン指定という面を考えると少し腰が引ける。
シート配列は前から2-3-2名の7名定員。基本は1列目と2列目を使い、3列シートは収納してラゲッジスペースを稼ぎ、いざというときに3列シートを展開して乗車定員を増やすという使い方が妥当だろう。2列目はシートスライド機構を持たないがとくに広さに大きな不満はなし。
3列目は乗降性が悪いが、スペース的には短時間なら大人でも平気なレベルだ。
標準タイプが359万円、電動スライディングルーフやレザーシートが付くラグジュアリーは394万円のプライス。
■5つ星評価パッケージング:★★★★インテリア/居住性:★★★★パワーソース:★★★★フットワーク:★★★★オススメ度:★★★★
ちなみに低中速域はそのままで、高速域のみパフォーマンスを抑えるという仕組みですが、実際は結構頭を抑えつけられているようなセッティング。
とはいえ、トルクの太さのおかげでパワー不足という感じはまったくナイのは、さすがロングドライブが得意のアメ車というところでしょう。
またシートアレンジが便利なのも好印象。イージーテックという機構でアレンジ簡単。
ラゲッジにあるノブを引くと、自動的に3列目のヘッドレストが畳まれて、そのままストンとフラットに。
2列目まで倒したときの完全フラットな広さは圧巻です。なのでオススメしたい層は、ファミリーっぽいミニバンはちょっと抵抗あるけど、広さは捨てがたい!という方々。
日本にやってくるのは7月、今年の夏が楽しみになる1台です。
■5つ星評価パッケージング:★★★インテリア/居住性:★★★★★パワーソース:★★★★フットワーク:★★★★オススメ度:★★★★
ドライブの快適性やインテリアのシートアレンジ、居住性の高さなどが国産のミニバンなどと比較されたうえでも、評価されているようです。
まとめ
大胆でカジュアルな見た目の一味違ったSUV、シボレー キャプティバ。
取り回しがしやすく、ファミリー層にも使いやすいようです。運転も楽しみつつ他とは少し違ったSUVを求めている方にピッタリの車ではないでしょうか。