ホンダ「CR-V」のガソリンエンジン搭載モデルが復活へ
《画像提供:Response》《写真提供 ホンダ》 ホンダ CR-V e:HEV RS BLACK EDITION
ホンダ「CR-V」は、1995年に初代モデルが誕生したクロスオーバーSUV。「オデッセイ」に続くクリエイティブ・ムーバーシリーズの第2弾として登場したモデルです。
以後6代にわたり販売され、今年で30周年を迎えます。世界でも展開されるグローバルモデルとなりましたが、日本では2022年に5代目の販売が終了すると、以後はしばらく販売されていませんでした。
一方、現行モデルとなる6代目が同年国外で登場、海外のみで販売される“海外専売車種”になりました。 しかしそんな6代目CR-Vの“燃料電池車版”である新型「CR-V e:FCEV(シーアールブイ イーエフシーイーブイ)」として、2024年7月に日本で正式発表、に年ぶりの日本市場復活を果たしました。
このとき、国外で展開されるガソリンエンジンモデルの展開はありませんが、2025年10月29日に、ジャパンモビリティショー2025の会場にて、ガソリンエンジンを搭載する新たなハイブリッドモデルが日本初公開され、その日本導入の計画が明らかになりました。
《画像提供:Response》《写真提供 ホンダ》 ホンダ CR-V e:HEV RS BLACK EDITION
6代目CR-Vのハイブリッドモデルは、2022年の北米での発売を皮切りに、欧州、中国、東南アジアなどでも販売し、快適な室内空間と「ACCORD(アコード)」のハイブリッドモデルにも採用した新開発の高出力モーターがもたらす力強い走行性能で多くのユーザーから好評を博しているといいます。
米国仕様のボディサイズは全長4,693mm×全幅1,866mm×全高1,681-1,689mmと日本の路上にも適した程よいサイズ感。
エクステリアは、伸びやかな水平基調の造形にSUVらしい力強さを融合し、オンもオフも映えるスタイリングに。FCEVも出るとは一味違った万人受けするデザインに仕上がっています。
インテリアでは、フロントウインドウへの映り込みまで計算し尽くされた、すっきりとしたノイズレスな視界を実現。適所に施した精緻で上質な仕立てとなっています。
《画像提供:Response》《写真提供 ホンダ》 ホンダ CR-V e:HEV RS BLACK EDITION
パワートレインは、SPORTS e:HEVとされており、日本仕様の詳細は語られていませんが、米国仕様では、2リッター直列4気筒エンジン+電動モーターでシステム最大出力204馬力・最大トルク247lb.-ft.を発揮します。
先行情報サイトでは、「電気の力によるスムーズな走り出し、コーナーでのトルク感、澄みわたるエンジン音。日常で、グランドツーリングで。この上質な爽快感は、きっとあなたのイメージを超えてくるはず。高速クルーズに加え、市街地での緩やかな加速や登坂の際もエンジンモードで走行することで、さらなる低燃費を追求しています」としょうかいされています。
駆動方式についても詳しくは語られていませんが、リアルタイムAWDを採用する4WD車があるとされているため、FFも存在するものと思われます。ちなみに、リアルタイム4WDは雪上においても、走る・曲がる・止まるのすべてに、高い安心感をもたらすものだといいます。
先進安全機能についても明らかにされていませんが、FCEVモデル同様「Honda SENSING(ホンダ センシング)」が標準装備されるものと見られます。
カラーは、プラチナホワイト・パール、スレートグレー・パール、クリスタルブラック・パール、ブレイジングレッド・パール、キャニオンリバーブルー・メタリックの計5色が設定される見込み。
価格など、現在の所では販売詳細情報は明かされていません。
ジャパンモビリティショー2025のホンダブースでは、洗練されたスポーティーさと上質さを兼ね備え、内外装に黒の加飾を施した日本専用の「CR-V e:HEV RS BLACK EDITION(イーエイチイーブイ アールエス ブラックエディション)」が展示されました。同モデルも当然販売されるものと見られます。
《画像提供:Response》《写真撮影 高木啓》 ホンダ CR-V e:HEV RS BLACK EDITION(ジャパンモビリティショー2025)
実際の販売は、今冬の予定。続報に注目です。
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