新デザイン採用のマイナーチェンジ版日産「セレナ」登場
《画像提供:Response》《photo by Nissan》 日産 セレナ
日産「セレナ」は、1991年に登場したMクラスミニバンで、トヨタ「ノア/ヴォクシー」やホンダ「ステップワゴン」がライバル。時代とともに移り変わる家族のカタチに常に寄り添い、家族のためのミニバンとして、ファミリー層を中心に高い支持を獲得してきました。
2022年11月28日には、現行モデルとなる6代目となる現行セレナが登場。初代から受け継がれる“BIG”、“EASY”、“FUN”というコンセプトのもと、クラス随一の広い室内空間や高い利便性を備え、移動時の快適性を徹底的に追求したモデルです。
また、最先端技術の搭載や多彩な機能の充実により、家族との大切な時間を思いきり楽しんでいただけるミニバンに仕上がっています。
そんな現行型セレナのマイナーチェンジモデルが、2025年12月18日に発表されました。
今回のマイナーチェンジでは、「LUXION(ルキシオン)」と「ハイウェイスターV」のエクステリアデザインを刷新したほか、LUXIONにおいては新たな専用インテリアを採用。また、エクステリアカラーには、全グレードに新たに3色を設定しています。
さらに、機能面ではGoogle搭載の最新NissanConnectインフォテインメントシステムや、より安心で安全な運転を支援する最新のカメラ技術を用いた「インテリジェントアラウンドビューモニター」を搭載しています。
エクステリアでは、LUXIONとハイウェイスターVの2機種で、フロントグリルとアルミホイールにそれぞれ新たなデザインを採用しています。
カラーには、全グレードでムーンボウブルー、アクアミント、ディープオーシャンブルーの新色3色を追加設定しています。
インテリアでは、LUXIONで、しっとりとした触感と包まれる心地よさをもたらす次世代素材「テーラーフィット」のシートを採用。ハイウェイスターVは、スポーティーに特化したデザインを採用し、堂々とした存在感を強調しています。
また、セレナとしてはじめて、メーカーオプションのNissanConnectインフォテインメントシステムを採用。同システムはGoogle搭載により、「Googleマップ」「Googleアシスタント」「Google Play」の各機能に新しく対応しました。
さらに、ドアの施錠し忘れや、ハザードランプ消し忘れ、窓の締め忘れをスマホに通知してくれる「し忘れアラート」や、離れた場所からでもクルマを見守る新サービス「リモートフォトショット」にも対応。このほかディーラーオプションとして15.6インチサイズの大型後席専用モニターも新設定しました。
パワートレインなどに変更はありませんが、走行開始時に毎回e-Pedal Stepスイッチを操作する手間を省く、「e-Pedal Step 前回モード記憶」機能を追加しています。
先進安全装備では、駐車や狭い道、交差点などのさまざまなドライブシーンで役立つ運転支援システムを拡充。
車両の周辺状況を3D映像でより直感的に確認可能な「3Dビュー」、交差点等で運転席から死角になる前方の左右が見えるようにサポートする「フロントワイドビュー」、ミラーを閉じた状態でも両サイドビューを表示し、狭い場所での駐車等をサポートする「両サイドミラークローズドビュー」の3つの新しい表示機能を搭載した、「インテリジェントアラウンドビューモニター」を採用しています。
《画像提供:Response》《photo by Nissan》 日産 セレナ AUTECH
今回のマイナーチェンジに合わせて日産モータースポーツ&カスタマイズ株式会社から、新たなカスタムカー「AUTECH LINE」と、荷室スペースに大容量の収納ボックスを備えたモデル「マルチボックス」が新登場。
また、これまでも存在したカスタムカー「AUTECH」、「AUTECH SPORTS SPEC」や車中泊仕様車「マルチベッド」、ならびに、「ステップタイプ」、「ライフケアビークル(LV)」シリーズも同様にマイナーチェンジしています。
今回新登場したAUTECH LINEは、メタル調フィニッシュのドアミラーを採用したほか、ダーク金属調シルバーの専用16インチアルミホイールとダーククロムのフロントグリルフィニッシャーを装備し、質感を高め、引き締まった印象を与えるデザインと下モデル。また、シート素材には、しっとりとした触感と包まれる心地よさをもたらす次世代シート素材「テーラーフィット」を、7人乗りに加えて8人乗りグレードにも採用しています。
マルチボックスは、2列シート・5人乗りのシートレイアウトと、ベンチ・テーブルとしても使用可能な大容量の収納ボックスを備えたモデル。荷室スペースに設置した収納ボックスは上面と側面が開閉でき、荷物の出し入れの利便性を図ったほか、ボックス内部にも開閉可能な仕切りを備えて、荷物を整理して収納することができます。
また、ボックス上にも荷物を乗せることができ、荷室を上下の空間で有効活用ができるほか、ボックス上面の天板の一部を持ち上げてテーブルとして使用ができ、ボックスをベンチにして食事やデスクワークなどにも活用できます。
さらに、耐水性、撥水性に優れたCORDURA製の生地を採用したベッドマットをオプション設定しており、車中泊仕様車としての使用も可能です。
価格は、ガソリン車のベースグレードとなる「X(2WD)」が278万5,200円から、最上級グレードとなる「ハイウェイスターV(4WD)」が349万4,700円まで、e-POWER車のベースグレードとなる「e-POWER X(2WD)」が329万3,400円から、最上級グレードとなる「e-POWER LUXION(2WD)」が499万8,400円から。
また、AUTECH LINEは3,338,500円から、マルチボックスは357万2,800円から、AUTECHは370万3,700円から、AUTECH SPORTS SPECは443万7,400円から、マルチベッドは361万4,600円から、ステップタイプは325万4,900円から、ライフケアビークル(LV)は361万4,600円からです。
通常モデルの実際の販売は、2026年2月中旬より開始される予定。AUTECH LINE、マルチボックス、マルチベッド、ステップタイプ、ライフケアビークル(LV)は2月12日より、「AUTECH」、「AUTECH SPORTS SPEC」は3月中旬より販売されます。
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