年収別、新車購入時の支払い方法
年収別に「理想的な支払い方法」と「実際の支払い方法」の回答割合を比較したところ、「現金一括払い」を理想とする割合は、年収500万円未満で46.3%、年収500万円以上1,000万円未満で50.4%、年収1,000万円以上で60.9%と、年収が上がるほど高くなる傾向が見られました。
一方で、実際の支払い方法を見ると、年収500万円未満では銀行・ディーラーローンの利用率が理想を大きく上回っています。銀行の自動車ローンは理想16.0%に対し実際22.8%(+6.8ポイント)、ディーラーローンは理想16.5%に対し実際23.0%(+6.5ポイント)となり、理想と現実の間に明確なギャップが生じていることがわかりました。
支払い方法の選択理由、年収別で異なる優先順位が明らかに
続いて、実際の支払い方法が「わからない/答えられない」以外を回答した方に、その支払い方法を選択した理由について伺ったところ、年収帯によって明確な違いが見られました。
年収500万円未満では「月々の支払いを抑えたかったから」が39.2%で最多となり、家計への負担軽減を最優先に考える傾向が顕著でした。
一方、年収1,000万円以上では「金利負担を避けたかったから」が36.3%でトップとなり、支払い総額を意識した合理的な選択が目立ちます。
また、「手元資金を残しておきたかったから」と回答した割合は、年収500万円未満で20.4%、年収500万円以上1,000万円未満で24.2%、年収1,000万円以上で32.7%と、年収が上がるほど資産運用や将来への備えを意識する傾向がうかがえます。
さらに、「数年後に乗り換える予定があったから」は年収1,000万円以上で22.1%と、年収500万円未満(8.8%)の約2.5倍となり、高年収層ほど計画的な乗り換えを前提とした支払い方法を選んでいることがわかりました。
月々の支払い上限額、年収1,000万円以上の約3割が「上限を考えていなかった」
さらに、「新車購入時、月々の支払額(ローン返済額またはリース料)として、無理なく支払える上限額はいくらだと考えていましたか。」と質問したところ、年収帯によって大きな差が見られました。
年収500万円未満では「2万円以上3万円未満」が25.3%で最多となり、次いで「1万円以上2万円未満」14.6%、「3万円以上4万円未満」14.2%と、月々の負担を抑えた価格帯に集中しています。
一方、年収1,000万円以上では「特に上限は考えていなかった」が28.7%で最多となり、年収500万円未満(15.2%)より13.5ポイント高い結果となりました。
また、「7万円以上」と回答した割合は、年収500万円未満で1.8%、年収500万円以上1,000万円未満で3.4%、年収1,000万円以上で16.5%と、年収が上がるほど月々の支払い許容額が大きくなる傾向が明確に表れています。
調査概要
調査名称:新車購入とお金の実態調査2026
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2025年12月4日〜同年12月5日
有効回答:直近3年以内(2022年1月以降)に新車を購入し、購入時の意思決定に関与した方 1,076名
出典元:株式会社クルカ
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