2025〜2026年 お正月休みはいつからいつまで?

年末年始も平常どおりに稼働するサービス業や医療機関、運送業といった業種の方を除き、多くの方は2025年12月27日(土)から2026年1月4日(日)までがお正月休みとなり、今年は最長で9日間の連休になります。
年末年始などの大型連休には、旅行や帰省を計画する人が多くなるため、公共交通機関の利用が集中し混雑が見込まれます。さらに、訪日外国人観光客の増加も影響し、新幹線の利用客が増えて混雑する可能性も高くなるでしょう。
新幹線を利用して年末年始の帰省や旅行を計画している方においては、混雑日やピーク時間帯を把握し、指定席を確実におさえておきましょう。
【混雑予測】2025~2026年 年末年始の新幹線の混雑日を予測!

2025~2026年の年末年始、帰省や旅行の計画を立てる前に新幹線の混雑ピークがどの日になるのか把握しておきましょう。
■下り線(帰省ラッシュ)の混雑ピーク予測
JR東日本の昨年の実績では、在来線を含む下り列車の指定席予約は12月28日から12月30日の3日に集中し、12月30日が最も列車利用が多い日でした。
下りの新幹線の利用状況は前年と比較して110%と増加していることから、12月28日から30日の3日が新幹線の混雑日であったことが見て取れます。
【参考】昨年度の発車日別指定席予約状況
また、JR西日本の下り列車においては、山陽新幹線は12月28日、北陸新幹線は12月29日が最も多く指定席の予約がされました。在来線も含めたJR西日本管内の全体での下りの混雑のピークは12月28日でした。
昨年の傾向では、お正月休みの初日から12月30日にかけて新幹線が混雑する日になっています。
以上の結果と今年のカレンダーから、2025~2026年の年末年始の帰省ラッシュは12月27日からはじまり、12月30日までが混雑のピークとなるでしょう。
■上り線(Uターンラッシュ)の混雑ピーク予測
JR東日本の昨年の実績では、在来線を含む上り列車の指定席予約は1月2日から4日の3日間が多く、連休最終日の1月5日においても比較的多くの指定席予約がありました。
上りの列車利用が最も多かったのは1月4日で、新幹線の利用状況は前年と比較して115%の増加。1月2日から1月4日の3日が混雑日であったことが見て取れます。
指定席予約は1月3日が最多となりましたが、在来線を含めた上り列車全体の利用実績では、1月4日が最も利用が多い日でした。
【参考】昨年度の発車日別指定席予約状況
JR西日本の上り列車では、山陽新幹線・北陸新幹線ともに1月4日が最も多く指定席の予約がされ、在来線も含めて同日の列車利用が最多でした。
以上の結果と今年のカレンダーから、2025~2026年の年末年始のUターンラッシュは1月2日からはじまり、翌日3日が混雑のピークとなるでしょう。
出典:https://www.westjr.co.jp/press/article/items/250106_00_press_goriyoujyoukyou.pdf
ここまでで予測した混雑日に新幹線の利用を計画されている方は、指定席を早めに確保をしておくことをおすすめします。
年末年始は指定席確保を!指定席の予約開始は乗車日1ヶ月前から

2025~2026年 年末年始の新幹線の指定席予約は、インターネット予約・駅窓口を含め、すべての方法で共通して「乗車日の1ヶか月前(前月の同じ日)の午前10時」から始まります。
例えば、12月30日に乗車する指定席を確保したい場合は、11月30日の午前10時から手続きが可能です。年末年始の帰省ラッシュやUターンラッシュのピーク日は予約が集中するため、遅れると希望の座席が取れず、家族や友人と離れて座らざるを得ないこともあります。確実に座席を押さえるには、発売開始時刻にあわせて早めに手続きするのが安心です。
さらに、より確実に指定席を確保したい方には「事前申込サービス」の利用がおすすめ。こちらはパソコン・スマートフォンからの申し込みに限られますが、通常の発売日より1週間前から申し込みが可能です。
ただし、受付期間は利用する路線によって異なるため、事前の確認が必要です。なお、「事前申込」といっても必ず座席が取れるわけではなく、座席の指定ができなかったり、満席時には確保できない場合もあるためご注意ください。
事前受付について|JRきっぷ ご利用ガイド:えきねっと(JR東日本)
https://www.eki-net.com/top/jrticket/guide/jizen/index.htmlえきねっと「JRきっぷ申込」で乗車日の1ヶ月前のさらに1週間前からお申込みができる「事前受付」のご案内
予約・お支払い方法、予約条件│e5489ご利用ガイド:JRおでかけネット
https://www.jr-odekake.net/goyoyaku/e5489/reservation/e5489とは山陽・九州新幹線(新大阪~鹿児島中央)・北陸新幹線(金沢~東京)とJR西日本・JR四国・JR九州エリアの特急列車(一部快速列車含む)を便利におトクに利用できる会員制ネット予約サービスです。(JR東海・JR東日本(一部エリア)のきっぷも予約可能です。)
また、東海道・山陽・九州新幹線では「エクスプレス予約」「スマートEX」を利用することで、一部の座席に限り、乗車日の1年前(前年同日の午前5時30分)から予約を受け付けています。
全座席の予約が可能になるのは通常どおり1ヶか月前からですが、年末年始の移動計画が早めに決まっている場合は、こちらのサービスを活用して事前に座席を確保しておくと安心です。
新幹線の予約・変更・払戻方法について、スマートフォン、パソコン、携帯電話での操作手順を説明します。また、ICカードを使った乗車方法や、きっぷの受取方法についても説明します。
指定席が取れなかったときには!自由席を確保するための豆知識

■始発駅から乗車する
途中駅から乗ると、すでに始発駅で自由席が埋まってしまっているケースが多いため、可能であれば始発駅まで移動して並ぶのがおすすめです。
例えば、東海道新幹線で新大阪へ向かう際に品川駅から乗車する場合、山手線でわずか10分ほど移動すれば始発駅の東京駅に到着します。始発駅なら自由席の行列の長さを確認でき、座れるかどうかを判断しやすくなる点もメリットです。
■混雑の少ない時間帯を狙う
新幹線は土日祝日や連休に特に混雑し、午前7時台から利用が増え始め、9時~11時台や15時~17時台にピークを迎えます。
一方で、始発の6時台は乗車率が比較的低いため、早朝の移動が可能ならこの時間帯を選ぶことで自由席を確保できる可能性が高まります。
■座席数の多い車両を選ぶ
新幹線の車両は、奇数号車にトイレや洗面所が設置されているため、その分座席数が少なくなっています。
例えばN700系では、自由席は1~3号車ですが、座席数は1号車65席・3号車85席に対し、2号車は100席と最も多くなっています。
ホームから遠い1号車の方が空いていると思われがちですが、実は偶数号車に並んだ方が自由席を確保できる可能性が高いのです。
まとめ

2025~2026年 年末年始の新幹線の混雑予測と、指定席予約が開始される日、そして指定席が予約できなかった場合の、自由席を確保するための豆知識を紹介しました。
2024~2026年 年末年始は、最長9連休の大型連休となり、公共交通機関の利用者数が増加する見込みがあります。この記事で紹介した新幹線の混雑予測を参考に、スムーズで快適な移動を計画し、素晴らしい年末年始をお過ごしください。