トップへ戻る

モデルチェンジを行ったエブリイワゴン!走りは「軽ミニバン」にふさわしい

モデルチェンジを行ったエブリイワゴン!走りは「軽ミニバン」にふさわしい

2015年の2月に、ほぼ10年ぶりとなるモデルチェンジを果たしたスズキのエブリイワゴン。どこが変わったのか、というと前モデルよりも室内超をさらに拡大、動力性能も高めたその走りはまさに“軽ミニバン”と呼ぶに相応しいです。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


エブリィワゴン概要・走行性能

概要・特徴

2015年の2月に、ほぼ10年ぶりとなるモデルチェンジを果たしたスズキのエブリイワゴン。どこが変わったのか、というと前モデルよりも室内超をさらに拡大、動力性能も高めたその走りはまさに“軽ミニバン”と呼ぶに相応しいです。

規格外に感じられる広いスペースは『スペーシア』や『タント』などよりもはるかに広いです。
ここまでスペースを拡大できたのは、前輪とインパネの位置を従来よりも前方へ移動させたことにあります。

エブリイワゴンはエンジンをフロントシート下に置き、後輪を駆動する基本スタイルは従来と同じスタイルを踏襲しました。なので、エンジンがこの位置にあったからこそ、この手法が可能になったというわけです。

グッドデザイン賞を受賞した!エブリイワゴンのデザインとは

スズキは2015年の9月29日、四輪車の『アルト』『アルト ラパン』『エブリイ/エブリイワゴン』『SX4 S-クロス』『ソリオ/ソリオバンディット』、二輪車の『レッツ/レッツG』が「2015年度グッドデザイン賞」を受賞したと発表しました。

エブリイ/エブリイワゴンについては、日本の車の独自性である究極のコンパクトと機能性を明快に体現しているとコメント。

エンジンシステム

進化したDOHC VVTターボエンジン[R06A型]を搭載しています。

ターボエンジンは、吸気側にVVT機構を採用し、高過給圧化したターボチャージャーを搭載で、最高出力は47kW/6,000rpm、最大トルクは95N・m/3,000rpm。パワフルな走りとターボ車で軽キャブワゴンNo.1のというう燃費性能を達成しているそうです。

エブリィワゴン車内空間・収納

ラゲッジスペース

気になるのは、やはり収納部分ですよね。
エブリイワゴンは、4人乗っても、ゆとりあるカーゴスペースを保持しています。

大人数での旅行はもちろんのこと、趣味の道具を積むスペースにも最適となっています。また、多彩なシートアレンジで長尺物も載せることが可能です。

また、フルフラットにすれば、車中泊も可能になるほどの空間が生まれます。自分らしく使いこなすほど、遊びや楽しさが広がります。

シートアレンジ

エブリイワゴンは、シートアレンジも実に多彩です。

リアシートは左右分割してスライドさせることができますし、リクライニングすることも可能です。なんと前後に180mmスライドできるのだとか。
また、折りたためばフォールダウン機構のおかげで、フラットなカーゴスペースが実現しますよ。

運転席と助手席は独立していながら、座面がベンチシート仕様になっているので、助手席からの乗り降りもスムーズです。

エブリイワゴン装備・安全性

快適装備

エブリイワゴンは、狭い路地などでもスムーズな小回り!最小回転半径が4.5メートルとなっています。
これで車庫入れや狭い場所での縦列駐車なども楽チンですね。

また、指先ひとつで開閉できるワンアクションパワースライドドアなので、携帯リモコンからスイッチを押せばスライドドアが自動で開きます。両手がふさがっているときにも役立つ機能ですね。

安全装備

エブリイワゴンの安全性はどうなのでしょうか。
エブリイワゴンは、軽量衝撃吸収ボディー[TECT]を採用することで、高い衝突安全性能を実現しています。

また、衝突被害軽減ブレーキ[レーダーブレーキサポート]も搭載。
この機能があれば、追突事故の危険を察知、衝突の回避や被害削減に貢献します。

また、誤発進抑制機能もついているため、もし仮にペダルやシフトの操作ミスがあったとしても、レーザーレーダーが前方の障害物を検知し、衝突回避に貢献してくれます。

バリエーション・価格

エブリイワゴンには、グレードが あります。
RZターボスペシャル、PZターボ、JPターボの3種類です。

グレードの中でもルーフや、2WD、4WDなどで選ぶことができます。

RZターボスペシャルは、標準ルーフで2WDだと1,641,600円、4WDだと1,771,200円。ハイルーフだと少し値段が高くなり、2WDが1,652,400円、4WDが1,782,000円となっています。
PZターボ、JPターボはRZターボスペシャルに比べてお値段は少しお手頃。140~1,700,000くらいの価格帯となっています。

気になる!エブリイワゴンの試乗感想は?

それでは、気になるエブリイワゴン、乗り心地はどうなのでしょうか。
レスポンスの試乗記を調べてみました。

エブリイワゴンは、乗り味が妙に印象に残るクルマで、このワゴンと商用車の『エブリイ』は、クルマとしてハッキリ作り分けられていて、たとえば、その足は乗ってみてすぐわかるくらいに異なっているそうです。

走りは、というと、確かにがっしりと硬いが、しかし、硬いなりに乗員を“もてなす”という足になっていて、これは「乗用車」として十分なものだと思われるそうです。

車重自体も、ワゴン仕様はエブリイより重いが、その事実も含めて、このワゴンはいい意味で重量感がある、納得できる乗り味になっているそうです。

また、エブリイワゴンは、ヒップポイントが高く、いわゆるハイト系の軽ワゴンよりもさらに高いポジションに収まってのドライビングになるものの、郊外の空いたワインディング路を走っても不安はないそうです。むしろ、路面へのしっかりした足の“食いつき”を愉しみつつのコーナリングができる足で、硬めのサスペンションによるロールの少なさは、逆に安心感を呼ぶという感じだということでした。

新型の『エブリイワゴン』は、その乗り味が妙に印象に残るクルマである。このワゴンと商用車の『エブリイ』は、クルマとしてハッキリ作り分けられていて、たとえば、その足は乗ってみてすぐわかるくらいに異なっている。

カタログによれば、エブリイはその最大積載量が350kg。そして、4人が乗車して、かつ250kgのカーゴが積載可能で、この場合は4人の体重と併せると500kg超という負荷になるはず。

したがって、それに対応する堅牢な足になっており、そういうクルマに乗員一人状態で試乗すると、サスはまったく“動かない”というのに近いことになる。クッションがほとんどない硬いバネの上に載せられて運ばれる、そんな感覚のクルージングだ。

しかし、エブリイワゴンでの走りはそうではない。確かにがっしりと硬いが、しかし、硬いなりに乗員を“もてなす”という足になっていて、これは「乗用車」として十分なものだと思う。車重自体も、ワゴン仕様はエブリイより重いが、その事実も含めて、このワゴンはいい意味で重量感がある、納得できる乗り味になっている。

ヒップポイント(前席座面の地上からの高さ)は809mmと、数字としては高いが、そのシートに乗り込むためのステップが地上から355mmのところに設けられている。Aピラーにはグリップがあり、それを掴んで、そしてそのステップからは約450mmの高さに座面があるという設定の前席に乗り込むのは、ストレスもなくスムーズだ。

そしてエブリイワゴンでは、前席の座面はベンチシート・タイプになっていて、助手席と一体化して分離がない(背もたれは独立しているが)。また、バケット風に左右の縁が盛り上がっているということもない平らな形状で、このことも、前席へのアクセスがしやすい原因になっていると思う。

シフトレバーもインパネに付いているので、足元はフリーであり、いわゆるウォークスルーは容易だ。助手席側から乗り込んだ場合でも、これなら何の問題はないだろう。

エンジンは、商用エブリイよりも車重があること、そして「乗用車」であることを考えてか、エブリイワゴンではターボ仕様だけが用意される。このパワーユニットは、太いトルクをフラットに吐き出すというセッティングで扱いやすく、ターボの装着を意識することなく気楽にアクセルを踏める(実は試乗しながら、ターボ車であることはすっかり忘れていた…)。

インテリアで驚くのは、スペースの徹底活用というか、物入れの類が至るところに設定されていること。運転席周りでは、ホルダー、トレイ、そして何かを掛けられるフックなど、さまざまな物入れやエクィップメントがあり、さらに頭上にも蓋付きの“棚”が準備されている。たとえば、携帯電話はここに、カード類はあそこに…とか、そうやってそれぞれ専用のスペースを決められそうな豊富さだ。

このクルマは、前述のようにヒップポイントが高く、いわゆるハイト系の軽ワゴンよりもさらに高いポジションに収まってのドライビングになるが、郊外の空いたワインディング路を走っても不安はない。むしろ、路面へのしっかりした足の“食いつき”を愉しみつつのコーナリングができる足で、硬めのサスペンションによるロールの少なさは、逆に安心感を呼ぶという感じだ。

この乗り味と、そしてこの走りなら、昨今車種が増えている「ハイト系乗用ワゴン」の全高をさらに高くした「超トール系ワゴン」と較べても、このエブリイワゴンは商品性として十分に競争力があると思う。

【無料】ガリバーにエブリイワゴンの中古車探しを依頼する

車をローンで購入するなら?カーローン申込ランキング

関連する投稿


スズキ新型「エブリイ/エブリイワゴン」発表!ターボやCVT搭載車、お洒落な新色を追加設定

スズキ新型「エブリイ/エブリイワゴン」発表!ターボやCVT搭載車、お洒落な新色を追加設定

スズキは、2024年2月27日、軽商用車「エブリイ」、軽乗用車「エブリイワゴン」、福祉車両ウィズシリーズ「エブリイ 車いす移動車」、「エブリイワゴン 車いす移動車」の一部改良モデルを発表しました。エブリイ、エブリイワゴンは発表同日より、エブリイ 車いす移動車、エブリイワゴン 車いす移動車は3月21日より発売されます。


トヨタ新型「GRヤリス」世界初公開!進化を遂げた本格スポーツハッチバック誕生

トヨタ新型「GRヤリス」世界初公開!進化を遂げた本格スポーツハッチバック誕生

トヨタは、2024年1月12日、東京オートサロン2024の会場にて“進化版”となる新型「GRヤリス」を世界初公開しました。大きくマイナーチェンジを果たした同車は、2024年春の発売を予定しています。


【スライドドアのコンパクトカー】おすすめ車9選!使い勝手良く家族も喜ぶスライドドア車、厳選しました

【スライドドアのコンパクトカー】おすすめ車9選!使い勝手良く家族も喜ぶスライドドア車、厳選しました

軽自動車~コンパクトカーに至るまで、スライドドアが搭載されている車種は幅広く存在していまう。値段も大抵は200万円以下、スライドドアでユーティリティが高くて…。今回はそんなオススメのコンパクトカーのスペック&価格を一挙ご紹介いたします。


2022年度版スズキの軽自動車情報!価格から性能まで全部解説!

2022年度版スズキの軽自動車情報!価格から性能まで全部解説!

室内広々のスーパーハイトワゴン、伝統的な軽自動車の様式を守るセダン、オフロード走行可能な超本格派SUVなど、多彩なラインナップのスズキの軽自動車たち。今回は、コンパクトでよく働く、海外でも知られ始めたスズキの軽自動車の魅力をお伝えします。


【2024年】新車で買える!現行MT車(マニュアル車)メーカー別全まとめ

【2024年】新車で買える!現行MT車(マニュアル車)メーカー別全まとめ

車との一体感をより感じやすい運転感覚が熱烈な支持を受けるMT車ですが、もはやスポーツカーでもラインアップ数がどんどん減っているのが現状。この記事では、こだわりのMT車が選べる現行車種をメーカー別にご紹介していきますので、どんな車種でまだMT車が選べるのかをぜひチェックしてみてください。スポーツカーから軽自動車までバラエティ豊富な車種が登場しますので、お気に入りの一台がきっと見つかるはずです。(2024年3月更新)


最新の投稿


2024-2025年末年始の新幹線 混雑予想・予測!帰省ラッシュ・Uターンラッシュはいつ?

2024-2025年末年始の新幹線 混雑予想・予測!帰省ラッシュ・Uターンラッシュはいつ?

2024年(令和6年)〜2025年(令和7年)の年末年始は最大9連休!大型連休となる今年の年末年始の新幹線の混雑状況はどのぐらいになるのでしょうか。また、帰省ラッシュ・Uターンラッシュはいつ発生するのでしょうか。昨年の年末年始のJR東日本・JR西日本における新幹線が混雑した日から、2024~2025年の新幹線の混雑日予測を紹介します。


【カー用品】Amazonブラックフライデー2024で買うべきおすすめカー用品をピックアップ

【カー用品】Amazonブラックフライデー2024で買うべきおすすめカー用品をピックアップ

Amazonブラックフライデー(BLACK FRIDAY)は、年間を通して最大級のセールイベントの一つ。この期間中、多くの人気商品が大幅値引きされ、普段は手が届きにくいアイテムも手に入れるチャンスです。特にカー用品は、機能的なものからドライブを快適にするグッズまで幅広く揃っており、車好きには見逃せないセールです。この記事では、Amazonブラックフライデー(BLACK FRIDAY)で買うべきおすすめのカー用品を紹介します。


ダイハツ新型「ロッキー」発表!安全性の向上と価格改定を実施

ダイハツ新型「ロッキー」発表!安全性の向上と価格改定を実施

ダイハツは2024年11月5日に、コンパクトSUV「ロッキー」の一部改良モデルを発表しました。安全性を高めたほか、価格を改定したといいます。


車の雪対策に!準備しておきたいグッズや降雪時の運転前・運転中・駐車時に気を付けるべきポイントを徹底解説

車の雪対策に!準備しておきたいグッズや降雪時の運転前・運転中・駐車時に気を付けるべきポイントを徹底解説

突然の積雪に見舞われると、準備不足から大きなトラブルにつながることもあります。雪による交通事故や車の故障を防ぐためには、事前の準備と適切な対策が欠かせません。この記事では、車の雪対策として、事前に揃えておきたいグッズや雪道での運転時の注意点、駐車時の積雪への対策などを詳しく解説します。これから始まる寒い季節に備え、この記事を参考に雪対策の準備を整えておきましょう。


MOTA(モータ)の新車見積は超便利!自宅で簡単比較見積

MOTA(モータ)の新車見積は超便利!自宅で簡単比較見積

MOTA(モータ)が提供する新車見積は、これから新車を購入する人にオススメのサービスです。通常、新車を購入するには、ディーラーや販売店へ足を運んで見積りや商談を直接やり取りしたり、比較検討するために複数のディーラーや販売店へ出向かなければならなかったりと大変です。しかし、MOTA(モータ)の新車見積は自宅に居ながらWEBだけで、気になる新車を簡単に複数のディーラーや販売店から見積りをしてもらうことが可能です。そこで本記事では、MOTA(モータ)の新車見積サービスについて、特徴からメリット・デメリット、そして利用方法についても詳しく解説していきます。新車購入を検討している方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。