結構進化した! スズキ「エブリイ/エブリイワゴン」一部改良モデル登場
《画像提供:Response》〈写真提供:スズキ〉スズキ エブリイワゴン(デニムブルーメタリック:PZターボ 標準ルーフ車)
スズキ「エブリイ/エブリイワゴン」は、1964年登場のキャリイバンを起源とする軽バンです。1993年に軽トラック名であったキャリイから独立しエブリイになり、現在では5ナンバー登録の乗用車を“エブリイワゴン”、4ナンバー登録の商用車を“エブリイ”としています。
現行型は、2015年に約9年ぶりのフルモデルチェンジを遂げ誕生した、エブリイとしては6代目(通算としては12代目)、エブリイワゴンとしては3代目となるモデル。
以後細かい改良を受けながら、進化を続けていますが、2024年2月27日にそんな現行のエブリイ/エブリイワゴンの一部改良モデルが発表されました。
《画像提供:Response》〈写真提供:スズキ〉スズキ エブリイ(シルキーシルバーメタリック:JOIN CVT車/JOINターボ)
今回の一部改良では、トランスミッションにCVTを採用したモデルを新たに設定。同モデルでは燃費性能や静粛性が高まっています。
また、CVT搭載車では、使用状況や路面状況に応じて「2WD」「4WD AUTO」「4WD LOCK」の3つのモードが選択可能な電子制御式4WDや、ぬかるみ脱出アシストを新たに採用し、悪路などへの適応性能を高めました。
車体色には、軽バンらしからぬお洒落な印象の「デニムブルーメタリック」と「モスグレーメタリック」新たに設定。ユーザーの選択肢を拡大しました。
《画像提供:Response》〈写真提供:スズキ〉カラーラインアップ(スズキ エブリイ)
エブリイでは、ターボ搭載グレード「JOINターボ」を新設定し、運転席シートヒーターや助手席シートバックテーブル、キーレスプッシュスタートシステムや後席両側スライドドアクローザーなどを採用し、利便性・商品性の向上を図っています。
《画像提供:Response》〈写真提供:スズキ〉スズキ エブリイ JOINターボ(インパネ)
また、スズキ セーフティ サポートも全車標準装備とするほか、新デザインのLEDヘッドランプを採用することで、安全機能と精悍な印象を高めました。
エブリイワゴンでは、LEDヘッドランプ、LEDサイドターンランプ付ドアミラー(リモート格納機能付)、助手席シートバックテーブル、本革巻ステアリングホイールを全車標準装備に。
福祉車両ウィズシリーズである「エブリイ 車いす移動車」、「エブリイワゴン 車いす移動車」では、後退時ブレーキサポート、リヤパーキングセンサー、後方誤発進抑制機能を追加し、安全機能を充実させています。
また、車椅子簡易固定装置を販売会社装着アクセサリーとして設定しました。
エブリイ、エブリイワゴンは発表同日の2月27日より発売、エブリイ 車いす移動車、エブリイワゴン 車いす移動車は3月21日より発売される予定。
価格は、エブリイが119万7,900円から(PA 2WD 5MT)、エブリイワゴンが183万8,100円から(PZターボ 2WD CVT)、エブリイ 車いす移動車が182万5,000円から、エブリイワゴン 車いす移動車が217万1,000円からです。
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