日産「キャラバン」に新グレード追加や安全性の向上を実施
《画像提供:Response》〈写真提供:日産自動車〉日産 キャラバン
日産「キャラバン」は、1973年に誕生した歴史ある商用バン。商用バンの代名詞とも言えるトヨタ「ハイエース」の競合車種です。
現行モデルは、2012年に11年ぶりのフルモデルチェンジを受け誕生した5代目です。発売当初は「NV350キャラバン」という名称でしたが、2021年〜2022年に行われたマイナーチェンジの際に、キャラバンという名称に戻されています。
そんなキャラバンの一部改良モデルが、2025年7月17日に公開されました。
今回の一部改良では、各種法規に適合したうえで、長距離走行の多いユーザーのために安心・安全・快適性を向上する機能を追加したほか、プレミアムGXをベースとした新たなグレードを設定しています。
安心・安全・快適性の向上では、クラス初となるインテリジェント クルーズコントロールをガソリンモデルに採用。
空荷からフル積載まで様々な車両状況において、ドライバーはもとより乗員の快適性と積載物への影響を抑える安定した加減速制御を実施。これにより、高速道路での長距離移動時などにドライバーの疲労を低減します。
また、ドライバーの運転をサポートする先行車発進お知らせ機能や、車線変更をサポートするコンフォートフラッシャー、ドライバーの安心感を高めるタイヤ空気圧警報システムなども追加で採用しています。
《画像提供:Response》〈写真提供:日産自動車〉日産 キャラバン
さらに、スパイナルサポート機能付きシート(運転席・助手席)についても、より振動吸収性に優れた低反発のクッション材を採用したほか、ナビゲーション画面やアラウンドビューモニターの視認性を向上させる大型画面の9インチナビが装着できるナビフィニッシャーを用意し、より快適な室内空間を実現しています。
この改良とともに追加された新たなグレードは、「プレミアムGX Outdoor Black Edition」。キャンピング架装など、カスタマイズを楽しむユーザーのためのモデルで、同グレードはプレミアムGXをベースに、フロントグリル、バンパー、ドアミラー、フィニッシャー等各パーツをブラック化したことで、引き締まった印象を与えるデザインとしています。
《画像提供:Response》〈写真提供:日産自動車〉日産 キャラバン Outdoor Black Edition
また、今回の一部改良と同時に、日産モータースポーツ&カスタマイズが展開するキャラバンをベースとしたカスタムカー「AUTECH」、車中泊仕様車、「ライフケアビークル(LV)」シリーズ、および「ワークユースビークル」シリーズも同様の改良を実施。
さらに、新たなカスタムカー「AUTECH LINE」を設定しました。このAUTECH LINEは、従来のAUTECHシリーズとは異なるカスタムカーで、スタイリッシュなエクステリアと実用性の高いインテリアを備えた、仕事でもプライベートでも活躍するモデルに仕上げられています。
エクステリアは、専用装備として15インチアルミホイールをはじめ、存在感を高めるルーフスポイラー(オプション)などを採用し、スタイリッシュに。
インテリアには、アクティブな用途にも便利な専用の防水シートを採用しています。
バン上級グレードの「プレミアムGX」をベースとした「AUTECH LINE」と、プライベートユースのお客さまにもより満足いただける仕様を内外装に施した「GRANDプレミアムGX」をベースとした「AUTECH LINE PLUS」をラインアップ。さらに、ブラックカラーのフロントグリル、バンパー、ドアミラー、フィニッシャー等のエクステリアパーツが施される「ブラックパッケージ」も選択可能です。
価格は、通常モデルが270万8,200円から403万1,500円まで、「AUTECH」が390万3,900円から、「AUTECH LINE」が344万9,600円から、「マルチベット/トランスポーター」が385万1,100円から、「ライフケアビークル(LV)」が422万4,000円からです。
実際の発売は、2025年8月25日を予定。本格車中泊モデルとなるマイルームの一部改良モデルの発表については、秋ごろが予定されています。
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