大幅刷新されたスズキの軽トラ「キャリイ」正式発表
《画像提供:Response》〈写真提供:スズキ〉スズキ・キャリイ 改良新型
スズキ「キャリイ」シリーズは1961年に誕生した軽トラック。現行型は2013年に14年ぶりのフルモデルチェンジを果たし誕生した通算11代目のモデルです。
現在のキャリイには、頑丈ダンプ・浅底ダンプといった、よりその用途に特化した「キャリイ特装車」や、2018年に追加されたラージキャブ(エクステンドキャブ)仕様の「スーパーキャリイ」といった、多くのバリエーションが存在しています。
直近では「スーパーキャリイ X LEDヘッドランプ装着車」をベースに、専用のデカールを追加したほか、メッキ部分のフロントガーニッシュやフォグランプベゼルなどをブラックに変更したほか、さらにホイールやドアハンドル、ドアミラーもブラックにすることにより、タフで精悍な印象とした特別仕様車「Xリミテッド」も登場しました。
そんな現行型キャリイのマイナーチェンジモデルが、2025年12月19日に正式発表されました。
《画像提供:Response》〈写真提供:スズキ〉スズキ・キャリイ 改良新型
今回の改良では、フロントの外観デザインを刷新するとともに、デジタルメーターディスプレイやスマートフォントレー、助手席カップホルダーなどを新たに採用し、機能性と収納性を進化させています。
ボディサイズは、全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,765mm(スーパーキャリイは全高が1,885mm)で、ホイールベースは1,905mm。最小回転半径は3.6mで、荷台フロア長は1,940mm(スーパーキャリイは1,975mm)となっています。
エクステリアは、精悍な表情を生み出すフロントマスクに一新、基本的なデザインはそのままながら、印象を一変させています。
インテリアはヘッドレストからフロントガラスまでゆとりある空間を確保するなど、圧迫感がなく快適な空間はそのままに、デジタルメーターディスプレイ(スピードメーター/アイドリングストップ時間/エコスコア(4AT車のみ)/瞬間燃費/平均燃費/航続可能距離/シフトインジケーター/外気温計/オドメーター/トリップメーターなど)や、助手席アシストグリップ、シート一体型ヘッドレスト、インパネドリンクホルダー(運転席・助手席)、インパネポケット(運転席両側)、インパネワイドホルダー、インパネセンタートレーを新たに採用・改良し、機能性と収納性を進化さています。
《画像提供:Response》〈写真提供:スズキ〉スズキ・キャリイ 改良新型
パワートレインは変更なく、引き続き最高出力50馬力、最大トルク59N・mを発揮する660cc直列3気筒エンジン(R06A型)が搭載されます。組み合わされるトランスミッションも5速MTまたは4速ATのままとなっています。
先進安全装備では、衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」を採用し、パーキングセンサー(フロント・リヤ)やLEDヘッドランプを全車標準装備とするなど、機能の拡充を実施。
また、ぬかるみ脱出アシスト機能をデフロック付車にも追加し、ぬかるみからの脱出性能を高めました。
そのほか、「キャリイ特装車」には、清掃ダンプの4WDに4ATの設定を追加しています。
さらに、特別仕様車Xリミテッドも継続でラインナップ。各種パーツをブラックとした精悍な仕様です。
価格は、通常のキャリイが117万2,600円から158万1,800円まで、スーパーキャリイが129万1,400円から169万700円まで、特別仕様車Xリミテッドが156万9,700円から、キャリイ特装車シリーズが、161万8,100円からです。
実際の販売は、2026年1月23日より開始されます。
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