はじめに
高圧洗浄機といえばケルヒャーを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
ケルヒャーはドイツの世界的企業で、クリーニング技術のマーケットリーダー企業です。
自宅でのマイカー洗車にとても重宝されるの高圧洗浄機ですが、今回ケルヒャーから電源も水源もいらないコンパクトで持ち運び可能なバッテリー式家庭用洗浄機「マルチクリーナー OC 3」が発売されました。
今回はこのマルチクリーナーだけでなく、ケルヒャー及びケルヒャーの高圧洗浄機のラインナップについて見ていきたいと思います
ケルヒャーの歴史
ケルヒャーは、発明家のアルフレート・ケルヒャーによって1935年に設立されたドイツのヴィンネンデンに本拠をおく、清掃システム機器を販売製造する会社です。
ケルヒャーはブランド名としても有名ですね。
ケルヒャーといえば高圧洗浄機の製品の黄色い製品カラーを想像するかたも多いのではないでしょうか。
ケルヒャー社の日本法人は「ケルヒャー ジャパン」として1988年に設立されました。
日本では高圧洗浄機やスチームクリーナーが有名です。TVの通販番組などで紹介されているのをご覧になられた方も多いのではないでしょうか。
ちなみに家庭用品の市場シェアは65%と業界トップのリーダー企業です。
ケルヒャーの高圧洗浄機ラインアップ
ケルヒャーの高圧洗浄機はグレードによってベースモデルのK2からK3、K4、最高スペックのK5まででわかれています。
Kの後の数値が大きくなるほど高性能、高価格になっていき主に、最大許容圧力、最大吐出水量に違いがあります。
ちなみにマルチクリーナー「OC3」のスペックは最大吐出圧力 0.5MPa 、吐出水量 (l/min)は最大 2となっています。
K2とK3の違いはパワーより、静音性を重視するかどうかとなります。
近所の目が気になるのという方は、K3サイレントモデルをチョイスすれば静音モデルだけあって音は特に気になりません。
価格的には約1万円刻みとなっていて、K3サイレントは2万円ほどで購入可能となっています。
K3サイレントは水冷式静音タイプの高圧洗浄機で、世界初の水冷式モーターを採用して体感音は従来モデルの約半分ということで住宅街でも近所に気兼ねなく高圧洗浄ができ、メーカー保証も3年の長期保証と安心です。
ケルヒャー以外の高圧洗浄機は日本ではアイリスオーヤマやリョービなどもでてきていますが、売れ筋はケルヒャーに部があります。
実際につかってみての感想
実際のケルヒャーK3サイレントの使い心地ですが、とても満足度が高いです。
マイカーはボディもホイールもコーティング施工してあるのでケルヒャーによる高圧洗浄機の水洗いだけで十分きれいになります。
雪の汚れや花粉、ホコリ・チリ等の汚れが面白いように落ちます。ホイールコーティングしてあるのでホイールの汚れも、こびりつく前であれば余裕で落とせます。
逆に水圧が強いため、塗装面が心配になる程です。
ケルヒャーを購入する前は、毎回コイン洗車場のホース型の高圧洗浄機で500円を投入し洗車をするのが恒例でしたが、ケルヒャーを手に入れてからは自宅前で手軽に洗車ができるので、洗車回数も増えました。
電源や水源がいらない洗浄機家庭用マルチクリーナー「OC 3」
さて本題の電源や水源がいらないケルヒャー初の洗浄機家庭用マルチクリーナー「OC 3」が3月1日発売になりました!
この新製品は、ケルヒャー初の給水タンク一体型のバッテリー式家庭用洗浄機です
バッテリーと給水タンク一体型を採用して電源や水道がない場所でも使用できるというメリットは非常に大きいです。
水道の約2倍の圧力の水流で手軽且つ迅速に汚れを落とすことができます。
K2やK3などの高圧洗浄機と比べると水圧はあまり強くないため、高圧洗浄機というよりマルチクリーナーという名称がぴったりです。
電源のないところでも使用可能なので、キャンプ場やビーチなど電源のない外出先などでもサッと使用ができるのは嬉しいですね。
また給水タンク(4L)に水を入れておけば水道がない場所でも使用できるので水源のない場所でも利用できるのも大きな特徴です。
1回の充電時間は3時間で約15分の連続使用できますが、4Lタンクの水は約2分間で使いきってしまうので2分以上使うなら新たに水を汲む必要があります。
本体は
寸法(長さ×幅×高さ) (mm) 277 x 234 x 201
とコンパクトで重さも2.2kgと軽量なのでクルマのトランクに常備しておいても良いでしょう。
さいごに
今回、洗浄機家庭用マルチクリーナー「OC 3」を紹介しましたが、コンパクトで持ち運び可能な、バッテリータイプの洗浄機ということで、今までのケルヒャーとは違うシーンでも利用が可能な、中々魅力的な製品となっています。
ケルヒャーがおすすめする清掃対象や場所としては、自転車・オートバイ、アウトドア用品、ガーデニング用品、ベビーカー、ペットなどが挙げられています。
例えば、ペットの犬の汚れを落としたり、泥をパット洗い流したり、自転車の汚れをさっと綺麗にしたりなどいろんなシーンで活躍してくれそうですね。
水圧高圧洗浄機K2やK3の替わりにはなりませんが、最初のケルヒャーとしても、追加の1台としてもなかなか有用なアイテムだなという印象ですね。
これが市場に受け入れられるか注目したいですね!
電源・水源いらず!家庭用洗浄機を発売へ…ケルヒャー | CAR CARE PLUS
https://carcareplus.jp/article/2018/02/03/3549.htmlケルヒャー ジャパンは、同社初となる電源・水源いらずの洗浄機家庭用マルチクリーナー『OC 3』を3月1日より発売する。