自動車整備士の方は共感必至な「自動車整備士あるある」!
自動車の不具合箇所の診断や修理をしたり、メンテナンスや、分解、組立などを専門的に行う技術を持つ「自動車整備士」。
日本自動車整備振興会連合会が毎年行っている「自動車分解整備業実態調査(平成29年度)」では、整備士の数は、336,360人で、前年度比0.5%増(1,705人増)となり、平成24年度以降、整備士の数は減少傾向が続いていましたが、6年ぶりに増加となったようです。
整備要員数は39万9717人で、前年度と比較すると996人減った。整備士数は33万6360人で、1705人増となり、整備要員数に対する整備士数の割合(整備士保有率)は84.1%で0.6ポイント増えた。整備士数は2012年度以降、減少傾向が続いていたが6年ぶりに増加に転じた。
そんな自動車整備士ならではのエピソード、自動車整備士の方であれば共感必至な「あるある」をTwitterにて配信し続けるアカウント「自動車整備士あるある言いたい。@aru_aru_iita_i」さんをご存知でしょうか。
本記事では、思わず共感してしまう「自動車整備士あるある」と、同情報を配信するアカウントについての情報をご紹介します。
自動車整備士は絶対経験有…?お客様とのやりとり あるある 6選!
まずは数多くのお客様と接する、自動車整備士の方々ならではの「お客様とのやり取りあるあるエピソード」をご紹介していきます。
■「燃費に影響」は魔法の言葉・・・?
エンジンオイルの交換時期が過ぎ、オイルが汚れているため「エンジンに悪いから」と伝え交換を勧めても応じてくれないが、「燃費に影響」というワードに置き換えるだけで「交換して」に変わってしまうというあるある。
食い気味な回答にクスリと笑ってしまいますが、やはり「エコ」に気を配るドライバーさんは多いのでしょうね。
■整備士=掃除のプロにあらず…。
広域に考えれば自動車整備士も「サービス業」ではあるものの、あくまで自動車整備士という職業は、自動車の整備を行うプロ。
用意に想像できてしまいそうなあるあるですが、自分自身で出来ること(掃除など)は、しなくてはいけないなと思わせるあるあるです。
■説明書は読んでからにして下さい…。
分からないからといって、全てを丸投げするのは自動車だけに関わらずよろしいことでは無いですね。
必要最低限自分自身で確認をして、それでも分からなければプロに聞く。これが鉄則です。
また、ドラレコ等の後付用品を買う際は、考えてる機能や使い方が出来るのか否か、確認してから購入するようにしましょうね。
■パズルが得意なお客様多し…?
助手席前方に設置されているグローブボックス。
車検証はグローブボックスに補完しているというドライバーの方も多いのでは無いでしょうか。
色々な書類やなにやらでグローブボックスがパンパンになってしまっている・・・という方は、一度整理にしてから預けるようにしましょうね。
■心の中では故障を望んでる…?
燃費を気にするエコドライバーが増えたのは環境的にも非常にいいことですが、エゴなドライバーにならないように注意したいものですね。
■いずれにせよ文句を言われてしまう…。
全て整備士の言うとおりにしなくてはいけない!ということではありませんが、予防整備を怠り呼称したのであればそれは自身の責任ですね。
「自己責任」という言葉が重くのしかかります。
会社・管理部からの無茶ぶりあるある 5選!
続いては、お客様とのやり取りのあるあるではなく、会社や管理職から言われる「そりゃ無茶な・・・」というあるあるをご紹介。
■無理だといったのに・・・。
現場の声は大切です。
作業予定が詰まっていて、追加作業が難しい場合は断らないとお客様にも迷惑が掛かりますからね。
■書き入れ時はわかるけど…。
待たされるお客様もかわいそうですが、やはり作業をこなす整備士さんに一番負担がのしかかりますね。
無理な予約スケジュールは避けましょう。また、ドライバーさんも予約に遅れる際等は連絡を入れましょう。
■チームワークとは一体…。
整備士の方々がいかに大変か。
チームワークとは相互扶助の精神です。お互いが支えあわないと…。
■過剰か予防か…。
ドライバー目線で考えると、「ム?」と思いますが、ドライバー自身も必要最低限の知識を備えることは大切です。
過剰整備はNGですが、予防は必要です。
オイル、タイヤ、バッテリーなど自分で確認できるメンテナンスは、どの程度で交換すべきかある程度の知識を有しておくことは必要でしょう。
■整備士はセールスマンじゃない!
もちろんコミュニケーションスキルが高いに越したことはありませんが、整備士の仕事はあくまで「整備」がメインです。
「営業に言ってくれ…。」という声が聞こえそうです・・・。
まとめ
以上、自動車整備士あるあるを掲載させて頂きました。
思わず共感してしまった方々は自動車整備士であっても、整備士じゃなくとも是非、自動車整備士あるある言いたい。@aru_aru_iita_iさんのアカウントをフォローしてみては如何でしょうか。
また、お客様とのあるある、会社とのあるあるに少しドキッと反応してしまった方は、是非自動車整備士の方々の気持ちを理解し、”無茶”な要求はしないよう心がけて頂きたいですね。