目次へ戻る

大型特殊免許 取得方法総まとめ|教習所・一発試験の費用~運転できる車も紹介

大型特殊免許 取得方法総まとめ|教習所・一発試験の費用~運転できる車も紹介

こちらの記事では、大型特殊免許(大型特殊自動車免許)の取得方法について、教習所や一発試験、合宿で掛かる費用や期間、また取得するための条件や、大型特殊免許で運転できる車種まで紹介しています。多くの現場で活躍する大型特殊車両を運転し、仕事の幅を広げる為にも、大型特殊免許を是非取得しましょう。


大型特殊免許で運転可能な車って?

まずは「大型特殊免許」で運転が出来る車両にはどのようなものがあるのかを説明します。

大型特殊免許で運転可能な車両は、工事現場でおなじみのブルドーザーやクレーン車、車体の前方にショベルやバケットを備えたショベルローダー、土砂や砕石などをダンプカーに積み込むホイールローダーや、不整地でも走行可能なラフタークレーン等、建設用重機のほか、除雪車、フォークリフト等が該当します。

また、大型の農耕トラクターや田植え機と言った車両も、公道を走行させる場合は大型特殊免許が必要です。

大型特殊免許があればフォークリフトの運転は可能?

会社によってはフォークリフトの運転が可能な従業員に対して、別途手当を支給している所もあります。大型倉庫などでの勤務を希望している方は、フォークリフトの運転資格の取得も合わせて検討することをお勧めします。

フォークリフトを公道で運転する際には車体の大きさによって、小型特殊免許(小型特殊の場合は普通免許があれば運転可能)、または大型特殊運転免許が必要になります。しかし小型特殊免許、または大型特殊免許を取得しただけではフォークリフトを事業所内で運転し作業することはできないので注意が必要です。

業務としてフォークリフトを運転するためには、小型特殊免許、または大型特殊免許を取得する以外に、所定の講習を受け「フォークリフト運転技能講習」という修了証を取得することが義務付けられています。

尚、修了証取得のために受講するべき講習の種類は、フォークリフトの最大積載荷重量によって異なっています。

フォークリフトの免許(資格)取得については下記にて詳細を説明しています。

【大型特殊免許】取得可能な条件

大型特殊免許を取得するためには、いくつかの条件があります。まずは必要な条件を一つずつ確認していきましょう。

・年齢:満18歳以上であること。
・視力:両眼0.7以上・片眼0.3以上であること。 または片眼の視力が0.3に満たない場合は、他眼の視野が150度以上で、視力が0.7以上であること。
・色彩識別:赤・青・黄の識別ができること。
・聴力:10メートルの距離で90デシベルの警音器の音が聞こえるものであること。 (補聴器により補われた聴力を含む)
・運動能力:自動車等の運転に支障を及ぼす恐れのある四肢又は体幹の障害がないこと。 または、補助手段を講ずることにより運転に支障を及ぼす恐れがないと認められること。

上記の様に、基本的には、普通自動車免許の取得条件とほぼ同じです。

これ以外にも、教習所によっては普通自動車免許の所持が前提になっていることも多いようです。

【大型特殊免許】取得するには教習所?一発試験もある?

大型特殊免許にも、その他の運転免許と同じように教習所に通い取得する方法と、運転試験場で一発試験を受け取得する二通りの方法があります。
※合宿免許については後述。

一発試験とは、教習所に通わず、運転試験場で文字通り試験のみを受けることです。教習を受けないので、費用と時間を大幅に節約できます。

基本的には、新規に取得する方を対象としたものではなく再取得をする方の為のシステムですので、教習所に通う方法に比べると、難易度は高いと言えるかもしれません。

教習所に通って技能教習を受け、卒業すると技能試験が免除されますが、一発試験では、学科試験と技能試験の両方に合格しなければなりません。

【大型特殊免許】取得に掛かる費用・日数は?

それでは大型特殊免許を取得するために必要となる費用や日数がどの程度なるのか、教習所に通い取得する場合と、合宿免許、一発試験で取得する場合に分け掲載します。

【大型特殊免許】教習所で取得する場合の費用と日数・期間

大型特殊免許の取得費用は、普通自動車免許を持っているか否かで、受ける教習の時間が異なるので、費用も大きく異なります。

普通自動車免許を所持している場合の費用と期間

教習所により様々ですが普通自動車免許取得済みの方が大型特殊免許を取得する場合、7~13万円が凡その費用の相場となります。

期間については、学科教習は免除され技能教習6時限だけで取得することが可能です。
卒業検定日を含めて最短4日で修了できます。

運転免許を何も所持していない場合の費用と期間

普通免許など、運転免許の所持をしていない場合は13万円~20万円が凡その費用相場です。

取得に掛かる期間は、学科教習22時限、技能教習は12時限となっています。

教習所によって取得にかかる費用は異なりますので、取得予定の方は取得可能な教習所に直接問合せ下さい。

また、大型特殊免許は教習所への入学から卒業までが3ヵ月以内である必要がありますので、期限を過ぎない様注意しましょう。

他にも合宿での免許取得が可能となっています。

【大型特殊免許】合宿免許で取得する場合の費用と日数・期間

合宿免許とは急所所に通う間、指定の宿泊施設に滞在し、運転免許取得のための教習を集中して受けるシステムの事です。合宿免許の料金には、宿泊代、食事代が全て込みとなっています。

「教習所に通うのが面倒」、「出来るだけ短期間で集中して免許を取得したい」という方は、合宿免許がおすすめです。

合宿にて大型特殊免許を取得する場合、普通自動車運転免許所持者に限りますが、最短4日で取得可能です。費用については、約7~10万円程度で取得可能となっています。
※教習所により料金は異なるため、教習所への確認は必要です。

教習所によっては、大型特殊免許の他に、フォークリフトや移動式クレーン車の資格教習をセットで受けられる所もあるため、希望される場合は費用の確認と共に、資格教習を行っているか否かも確認すると良いでしょう。

【大型特殊免許】一発試験で取得する場合の費用

普通自動車運転免許を取得していれば、運転免許センターで一発試験を受けることが可能です。

費用や時間をなるだけ掛けずに免許を取得することができるため、こちらも人気があります。
一発試験で免許を取得する際の費用と、注意点について記載します。

まず、教習はないため教習費用は掛からず、下記の費用のみとなります。

・試験手数料    2,950円
・貸車手数料    1,550円
・免許証交付手数料 2,050円
◎合計金額     6,550円

試験、免許証交付と数回にわけて免許センターへ足を運ぶ必要はありますが、費用・日数共に大幅な削減が可能です。

まとめ

大型特殊免許の取得方法、取得に掛かる教習所、合宿、一発試験に掛かる費用や期間、大型特殊免許で運転可能な車種についてをまとめて掲載させて頂きました。

働いている会社から、仕事の為取得が必要になったり、新しく就く仕事のため大型特殊免許の取得が必要になったりと、通常では中々取得する機会の多くない免許ですが取得のための下準備として参考になれば幸いです。

関連するキーワード


運転免許

関連する投稿


ゴールド免許にする条件は?最短何年?更新期間以外のメリットは?

ゴールド免許にする条件は?最短何年?更新期間以外のメリットは?

多くの人に知られている「ゴールド免許」を取得するにはどういった条件があるのか、また、最短何年で取得出来て、取得後のメリットはどういったものがあるのか、そして、ゴールド免許を取得する際や取得後の注意点などをここでは解説していきます。


【免停】免許停止になる違反点数と停止期間・講習の内容 総まとめ

【免停】免許停止になる違反点数と停止期間・講習の内容 総まとめ

何かしらの交通違反を犯してしまい、点数が加算されると免許停止となってしまいます。免許停止となる点数は?免停期間は?免停講習はどのようなことするのか?など免停に対して良くある疑問を分かりやすくまとめて掲載しています。。免停になってしまった場合どうなるのかをこちらの記事でご紹介したいと思います。


大型免許の合宿・一発試験の費用や条件は?必要書類も紹介

大型免許の合宿・一発試験の費用や条件は?必要書類も紹介

インターネット通販の出荷量増加などにより、人材不足になっている中型・大型免許のドライバー。取得すれば、お給料アップや転職に役立つ大型免許の取得方法や費用、条件などをご紹介します。


高齢者の運転免許 自主返納。98%認知も利用したいは70%止まり。

高齢者の運転免許 自主返納。98%認知も利用したいは70%止まり。

自動車工業協会が4月9日に発表した「2017年乗用車市場動向調査」で自動車を保有する60歳以上の1197人にアンケートを行いました。本記事ではアンケート結果から浮かぶ高齢者が車離れできない状況に関してご紹介します。


関西のフォークリフト免許(最大積載荷重1トン以上)の教習所【一覧】

関西のフォークリフト免許(最大積載荷重1トン以上)の教習所【一覧】

本記事では関西(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県県、和歌山県)の「最大積載荷重1トン以上のフォークリフト」の運転に必要な資格である「フォークリフト運転技能講習」の受講が可能な教習所を一覧形式でご紹介します。


最新の投稿


【最新版】2019年発売が予測される新型車(国産車)&新車情報まとめ

【最新版】2019年発売が予測される新型車(国産車)&新車情報まとめ

毎年多くの車種が発表される自動車業界。2019年はどのような新型車・フルモデルチェンジ車に出会えるでしょうか。トヨタ、ホンダ、レクサス、三菱、スバル、マツダ、日産、スズキ、ダイハツ、光岡。名だたる国産車メーカーの新型車・新車最新情報、予測を網羅!2019年はどんな新型車が出る?そんな時は本記事を!【12月11日更新】


【まさか復活!?それとも】マツダがMX-6を商標登録 MX-6とは

【まさか復活!?それとも】マツダがMX-6を商標登録 MX-6とは

マツダが『MX-6』の名前を商標登録していたことが判明しました。これは、日本の特許庁の公式サイトから明らかになったものです。このMX-6とは、過去にマツダが発売していたクーぺ。これはいったい…?


大雪時のタイヤチェーン装着義務 13区間(高速7・国道6)で実施|場所はどこ?

大雪時のタイヤチェーン装着義務 13区間(高速7・国道6)で実施|場所はどこ?

2018年11月15日に国土交通省より発表された 「タイヤチェーンを取り付けていない車両通行止め」規制。11月15日~11月28日までの間、パブリックコメントの募集を行い、12月10日に同交通規制が実施される道路を発表しました。実施される道路情報と、規制についての概要、違反時の罰則や実施時期について掲載しています。


トヨタのカローラスポーツ新型 価格・試乗記・スペックほか

トヨタのカローラスポーツ新型 価格・試乗記・スペックほか

6月26日より発売されている、12年ぶりにハッチバックスタイルを復活させた、トヨタの新型車『カローラスポーツ』。本記事ではカローラスポーツの詳細情報をまとめています。価格・試乗記・スペックほか


【ロサンゼルスモーターショー2018】最後のビートルが登場!

【ロサンゼルスモーターショー2018】最後のビートルが登場!

ロサンゼルスモーターショー2018にて、最後のビートルとなる、ザ・ビートル ファイナルエディションが公開されました。長年にわたり、多くの人に愛されてきたビートル。最新情報をまとめています。