ガレージミラー・カーブミラー
そもそもガレージミラー・カーブミラーとは何だ?という人の為に、簡単に説明すると、見通しの悪い交差点などに設置されているあの便利な鏡の事です。車やバイクなどを運転している人なら絶対に見た事があるのではないでしょうか。
主に見通しの悪い交差点やカーブなどに取り付けられていますが、自宅の車庫から車を出す時なども、見通しが悪いと、“ヒヤリハット”する事も多いです。特に車庫から安全確認ができる位置まで車を進めないと安全確認ができず、不便に感じた事はないでしょうか。
そういった時、車の鼻先を道路にちょこっと出して道路を見渡せる位置まで車を前進させてから、安全確認をして出庫する訳です。
この鼻先を出そうとゆっくり車を前進した時に、バイクや自転車が敷地側に寄って走っている場合、接触しそうになりヒヤリハットしてしまいます。そんな時に、ガレージミラー・カーブミラーがあれば手前で道路を確認する事ができるので、接触事故を未然に防ぐ事ができます。
そして、道路側からもこちらが見えるので、双方が危険を未然に察知でき、接触事故を起こす可能性が低くなるという訳です。
しかし、ガレージミラー・カーブミラーのような大きなミラーを自宅に取り付けるのは、少し抵抗があるなという方もいるでしょう。そんな人にぴったりな家庭用のガレージミラー・カーブミラーがあります!
当記事では、家庭用にぴったりなサイズ・デザインの素敵なガレージミラー・カーブミラーをご紹介したいと思います!
ガレージミラー・カーブミラーの選び方
ガレージミラー・カーブミラーを選ぶ際に、何を基準に選べばいいか迷ってしまいますよね。
デザインなどは見れば分かりますが、鏡面素材や曲面率などの性能面でのスペックも安全に関わるものなので、しっかり選定したいものです。
では、ガレージミラー・カーブミラーの商品紹介に書かれているスペックには、どのようなものがあるでしょうか。
■ガレージミラー・カーブミラーのスペックの見方
・寸法(cm,mm)
四角い形などの場合は縦×横といったように、寸法で表記されています。
・Φ(ファイ、パイ)
正式にはファイ、呼び方としては言いにくいので、パイなどとも呼ばれる事もあります。マフラーの直径など、丸い形状のものの大きさを表す際に使われる単位です。丸い形状のガレージミラー・カーブミラーの場合は、こちらの単位が使われている場合が多いです。100Φ=直径100mmです。
・鏡面素材
鏡面素材が変わると材質が異なる事で、特徴も大きく変わります。総合的に見て平均的に優れているのは、ステンレスです。しかし唯一明るさだけは他の材質より劣っています。
安全性や明るさなどで見た場合に、ガレージミラー・カーブミラーとして適切な素材はアクリル樹脂でしょう。この明るさというのは、光を反射する度合いであり、見やすさに直結しています。それゆえに多くのガレージミラー・カーブミラーに使用されている素材であり、公道のガレージミラー・カーブミラーでも広く使用されている材質です。
・曲面率
曲面率の数値は大きくなる程、平面に近づき見える範囲は狭くなりますが、距離感は掴みやすくなります。曲面率が少ない程、曲面がきつくなり見える範囲は広まりますが、距離感が掴みにくくなります。
この曲面で距離感の感覚が変わる事は、日常運転でも実感した事がある人も多いのではないでしょうか。
ミラーで車を確認できたから、停止していたのに、思いのほか距離があって、特に待つ必要も無かったというあの感覚です。
取り付け方法&設置場所について
【取り付け方】
基本的には、付属の取り付けKITで取り付けます。しかし、付属の取り付けKITでは取り付けが出来ない場合や、気に入らない場合は、別売りの取り付けKITを購入して取り付ける事ができます。その際は、購入したミラーの重量を伝えて、対応できるKITであるかどうかを確認しておきましょう。製品と同じメーカーが取り付けKITを販売している場合は、メーカーを揃えておけば対応がスムーズです。
軽量のガレージミラー・カーブミラーであれば、クリップ式や挟み込み式の取り付けもできます。軽量であれば、取り付け場所も選択肢が増えます。
ビス止めで固定する場合は、ビスを打ち込む相手側の材質を見て適切なビスでしっかりと固定しましょう。コンクリートであれば、コンクリートビス、ブロックであればブロック用アンカーなど、材質に応じてビスやアンカーを揃えて好きな場所に取り付けする事もできます。重量がある商品に対しては、しっかりと固定ができるように、業者に頼んだ方がいいでしょう。
【設置場所】
車が道路に少し出てしまうと、ガレージミラー・カーブミラーを取り付ける意味がないので、敷地内から道路へ向かって前進して、道路へはみ出る手前で車を停止させておきます。その位置までは進んでも敷地内ですから、接触事故を起こす事はないので、その位置から安全確認ができる位置にガレージミラー・カーブミラーを仮に固定してから、再度車に戻って、道路がしっかりと確認できるかどうかをチェックします。その位置から見えていれば、その場所でしっかりと取り付けしましょう。
取り付けする側の材質にボルトを取り付けたくない場合は、クリップ式やマグネット式などもあります。また、境界線の仕切りのフェンスやブロックなどに取り付ける事もできる商品も、下記おすすめの10選でご紹介しています。
おすすめのガレージミラー10選
オーソドックスなものから、オシャレな自宅の景観を損なわないスタイリッシュなものまで、おすすめのガレージミラー・カーブミラー10選をご紹介します!
街中でも見かけるスタンダードなモデルを小さくしたタイプです。
街角にあるガレージミラー・カーブミラーの大きさが小さくて600Φなので、こちらの商品は450Φですから約150cmほど小さいタイプとなっています。
こちらも、同じくスタンダードなモデルで先程よりも更に小さくして、大きめのバイザーが付いているタイプです。大きさは街角のカーブミラーが600Φに対して半分程の小ささの300Φです。
オシャレなエクステリアにマッチングするデザインのスタイリッシュなガレージミラー・カーブミラーです。
隣家との仕切りにあるフェンスなどに取り付けれるタイプです。価格もお手頃で取り付けも簡単でオススメです。
取り付け場所が無い場合にも、ガレージミラー・カーブミラーを設置できるスタンドタイプです。
仕切り壁など、ブロックの幅でもしっかりホールドして取り付ける事ができます。
こちらも仕切りのフェンスに挟んで取り付けられるタイプです。
エーモン製のシンプルなボルト取り付けタイプです。他にも曲面率やサイズなど豊富に種類があり、好みのサイズを選択する事ができます。
吊り下げタイプのステーで、突き出した感じで取り付ける事も出来るので、場所の選択肢が増えます。
金属部分で取り付けれそうな場所があれば、どこにでも取り付けできるマグネットタイプのガレージミラー・カーブミラーです。
まとめ
ガレージミラー・カーブミラーをご紹介しましたが、オシャレなものから実用的なものまで、色々とありましたので、迷ってしまうかもしれません。
けれど、ガレージミラー・カーブミラーがある事で、出発時のあの体を前に倒して必死で安全確認する煩わしさが無くなり、かなり快適になりますのでぜひ、検討してみてくださいね。