トップへ戻る

デビューから35年。三菱、パジェロの魅力を歴史から紐解く!!

デビューから35年。三菱、パジェロの魅力を歴史から紐解く!!

パジェロと聞いてみなさんは何を思いますか?私は『関口宏の東京フレンドパーク』の景品だったことを思い出します…。そんなパジェロもデビューして11年目。長年にわたって愛されるヒミツはいったい何なのでしょうか。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


  • カービュー査定

パジェロは、「三菱の意外なヒット」だった!?

パジェロ誕生の背景として、日本人のライフスタイルが多様化したことがあります。

1970年代に入って、週末に釣りやキャンプをする人口が増え始めました。そして主に公共向けに販売していた三菱『ジープ』の、コンシューマー向けの需要が伸び始めたのです。

そこに着目した三菱は、高い悪路走破性を持ちながらも、ユーザーフレンドリーな本格的クロスカントリー車を作ることを目指し、開発をはじめました。

最初は三菱ジープをベースにコンセプトカーを作りましたが、開発途中からオリジナル設計となり、海外でのピックアップ需要に心を動かされたりもしましたが、紆余曲折を経て、1982年についに誕生となりました。


三菱パジェロ初代、キャンバストップ

【意外なヒット】三菱 パジェロ 初代…洒落のつもりがユーミン | レスポンス(Response.jp)

http://response.jp/article/2017/01/02/287816.html

三菱が送り出した予想外のヒット作と言えば、『パジェロ』でしょう。年末年始の読み物「意外なヒット」シリーズ。名前を聞けば誰もが知っているヒット作ながら、当初はそれほどの成功を誰も予想していなかったモデルを紹介しています。

エクシードグレードの登場で…

デビュー当時は本格的なオフローダーファンから熱狂的な支持を受け、予想を上回る販売台数を記録したパジェロ。

それでもまだ大成功といえるものではありませんでした。しかしパジェロに意外な付加価値が生まれる出来事がありました。それが、「エクシード」グレードの登場です。

1987年に登場したエクシードは、無骨一辺倒のパジェロに本革シート等の豪華装備を付与したもの。

洒落のつもり程度で、月に50台も売れれば良いかな程度の期待であった三菱の予想に反し、月に1000台を販売するヒットとなりました。

時代はバブル期のデートカーブームで、オフローダーにも頼もしさだけではなく洗練が求められていることが浮き彫りとなったのです。スキーブームも相まって、全天候型のデートカー需要が高まっていたことが追い風になりました。

本格的なクロスカントリーとしてデビューしたパジェロですが、需要の変化に対応し、乗用車としての性能を高めていく改良が重ねられました。そしてついにRVブームがやってくるのです。パジェロはこのブームを先行者として見事に捉え、「パジェロに乗って、苗場でユーミン」が最高の週末を表すキーワードとされるほどの人気を集めました。

パジェロ、名前の由来は?

三菱パジェロ初代、キャンバストップ

「パジェロ」の名前の由来となったのは、南米に生息するヤマネコである「パジェロキャット」です。山猫のようにしなやかに悪路を駆けていく事を願ってのネーミングですが、個人的にはあの厳つい顔つきにヤマネコは意外な組み合わせと思います。

パジェロに乗った感想は?

パジェロはファミリー向けワゴンとして使うにはサイズや重量が過大で、けっして一般的なモデルではない。が、クロスカントリータイプのモデルが好きだというカスタマーにとっては、デビュー後11年が経過した今も魅力的に感じられるであろう商品特性を維持していた。ただし、今どき衝突軽減ブレーキもついていないというのはライバルに対してかなりのビハインドになるので、ここは充実させてほしいところ。

競合モデルとしてはクルマの性格、価格帯の面でトヨタ自動車の『ランドクルーザープラド』くらいであろう。登場してからそれほど年月が経っていないプラドと比べると高価格帯のクルマらしい演出や静粛性の点では大きく劣る。そのパジェロを選ぶ最大の動機付けになりそうなのは、三菱らしいクロスカントリーモデルの味付け。パジェロは今後もフルモデルチェンジの予定は当面ないとのことだが、三菱自動車はそういう顧客の期待に応える商品改良を粘り強く続けていくべきだろう。

  • カービュー査定

関連する投稿


【2025年版】「買ってよかった」クルマが見つかる!後悔しない目的別SUVランキング

【2025年版】「買ってよかった」クルマが見つかる!後悔しない目的別SUVランキング

後悔しない車を選びたいのに、「SUVランキングを見ても情報が多すぎて、結局どれが自分に合うのか分からない…」と、かえって迷いが深まっていませんか?でも大丈夫!この記事は、単なる人気順のリストではありません。あなたの「本当の目的」に寄り添い、3つの全く違う視点から、最高のクルマを見つけ出すお手伝いをします。あなたの「幸せな未来」を乗せる一台を見つけましょう。


フェラーリ プロサングエの魅力を徹底紹介

フェラーリ プロサングエの魅力を徹底紹介

フェラーリ史上初の4ドア・4人乗りモデル「プロサングエ」を詳しくご紹介します。このモデルは、一般的なSUVやクロスオーバーとは異なる新しいジャンルの車として誕生しました。モデル名の「プロサングエ」はイタリア語で「サラブレッド」を意味し、その名が表すように、フェラーリらしい力強い走りと高級感ある快適性を両立。V12エンジンや乗り降りしやすい観音開きの後部ドアなど、特徴的な魅力を分かりやすくお伝えします。


【2025年最新】新車で買える!おすすめMT車(マニュアル車)メーカー別全まとめ

【2025年最新】新車で買える!おすすめMT車(マニュアル車)メーカー別全まとめ

最近では年々その数を減らしながらも、スポーティな走りや「車との一体感をより感じやすい」「運転感覚を楽しみやすい」として、一部のユーザーから熱烈な支持を受けるMT車(マニュアル車)。そんな根強い人気もあってか、各メーカーにはわずかながらにMT車(マニュアル車)のラインアップが残っています。この記事では、新車で購入可能な現行車種のMT車(マニュアル車)をメーカー別に紹介します。スポーツカーや、SUV、軽自動車など、意外とバラエティ豊富な車種が生き残っていますので、お気に入りの1台を見つけてみてください。


ホンダ新型「SUV」世界初公開!圧倒的開放感誇るインテリアがスゴイ「ミドルサイズSUV」2026年発売へ

ホンダ新型「SUV」世界初公開!圧倒的開放感誇るインテリアがスゴイ「ミドルサイズSUV」2026年発売へ

ホンダは2025年1月8日、アメリカ・ラスベガスで開催されるCES 2025にて、2026年よりグローバル市場への投入を開始する新たなEV「Honda 0(ゼロ)シリーズ」のプロトタイプモデルである「SUV(エスユーブイ)」を世界初公開しました。


【2025~2026年 新車情報】新型車とモデルチェンジ予定の車を総まとめ

【2025~2026年 新車情報】新型車とモデルチェンジ予定の車を総まとめ

2025年から2026年以降に登場予定の新型車とフルモデルチェンジ・マイナーチェンジの発表があった新車情報をまとめて紹介。新情報は追加・更新していきます。(2025年10月30日更新)


最新の投稿


アクサ損害保険、47都道府県 ドライバー県民性調査2025の結果を公開

アクサ損害保険、47都道府県 ドライバー県民性調査2025の結果を公開

アクサ損害保険株式会社は、自家用車保有者で月に1回以上運転する全国の20歳~69歳の男女を対象に、「47都道府県 ドライバー県民性調査2025」を実施し、結果を公開しました。


キッズバイク「WHITEBANG」で4年使える3WAYモデルの魅力を徹底解説

キッズバイク「WHITEBANG」で4年使える3WAYモデルの魅力を徹底解説

子どもの成長に合わせて長く使える自転車を探している方に人気なのが、キッズバイク「WHITEBANG」です。キックバイクから補助輪付き自転車、そして自転車へと3段階でステップアップできる3WAY仕様が特徴で、2歳から5歳ごろまでの4年間使えると評判です。さらに、価格は12,980円と高いコストパフォーマンスを実現。ブレーキやスタンドも標準装備され、安全性や使いやすさにもこだわっています。ここでは、そんなキッズバイク「WHITEBANG」の魅力を、特徴・仕様・人気の理由・購入情報まで徹底的に解説します。


マツダ新型「MAZDA3」発表!新グレード「XD Drive Edition」登場

マツダ新型「MAZDA3」発表!新グレード「XD Drive Edition」登場

マツダは2025年10月9日、ハッチバック/セダン「MAZDA3」の一部改良モデルを発表。クリーンディーゼルエンジン専用の新モデル「XD Drive Edition」も追加し、同日より受注を開始、実際の販売は10月上旬から行われています。


フェラーリ296GTB ― “電動化時代の跳ね馬”が示す新しい官能

フェラーリ296GTB ― “電動化時代の跳ね馬”が示す新しい官能

フェラーリ296GTBは、V6+PHEVを採用した新時代の跳ね馬。伝統の官能と最先端技術が融合した革新的モデル。その違いと魅力を徹底解説します。


スタッフ東海で働く!未経験OKの高収入・寮付き期間工

スタッフ東海で働く!未経験OKの高収入・寮付き期間工

未経験から「安定収入」と「新しい生活」を手に入れたい。そんな方に注目されているのが、東海エリアを中心に大手自動車メーカーの期間従業員求人を紹介するスタッフ東海です。トヨタ自動車や三菱自動車工業など、誰もが知る企業で働けるチャンスがあり、初年度から年収510万円以上も目指せる高待遇が魅力です。さらに、家具・家電付きの快適な寮を完備し、全国からの応募にも対応しているので、経験・学歴を問わず「短期間でしっかり稼ぎたい」「正社員を目指したい」という方にピッタリの環境が整っています。。ここでは、スタッフ東海の特徴や求人内容を詳しく紹介します。